東北法学会の活動内容

「東北法学会」は、東北地方に勤務または居住する法学研究者・法律実務家(裁判官、検察官、弁護士)のための学会です。研究者と実務家が交流する学会として、昭和24年(1949年)以来、活動を続けています。

東北法学会会報 38号(2020年6月26日発行)

報告 鹿子生 浩輝 氏 (東北大学教授)
「政治思想史における立法者」
講演 秋吉 淳一郎 氏(仙台高等裁判所 長官)
「民事訴訟手続のIT化について」
報告 鈴木 覚 氏(弁護士)
「民事訴訟のIT化に対する弁護士会の対応状況等」

学会記事

 2019年11月9日、東北大学法学部において、本学会の2019年度大会が開催された。
 同日に開かれた総会においては、2019年度の決算報告が承認されたほか、堀内健志氏、松岡勝実氏の理事再任、小泉正樹氏、飯島淳子氏、鹿子生浩輝氏の理事の改選、鈴木法日児氏の監事再任、角山正氏の監事改選が承認された。

編集後記

 本号には,2019年11月9日に開催されました東北法学会におけるご講演一本,ご報告二本の概要が収録されております。いずれも,多くの関心を集める理論的かつ実践的課題に迫るもので,出席者との間で活発な意見交換が行われました。今後とも,本会報を通じて東北地方の法曹実務家と研究者との交流を深めてまいりたく存じますので,会員の皆様におかれましては,ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 なお,2018年5月より2019年11月まで監事をお務めいただくなど,本学会の運営にご尽力くださいました,弁護士・荒 中先生が,2020年4月より日本弁護士連合会・会長に就任なされました。心よりお祝い申し上げますとともに,引き続きまして本学会にお力添えくださいますよう,お願い申し上げます。
(樺島)

更新日:2020/6/26

大会内容一覧

1993(平成5年)以来の大会活動記録

日時 2019年11月9日(土) 13時30分より 東北大学
報告 鹿子生 浩輝 氏 (東北大学教授)
「政治思想史における立法者」
講演 秋吉 淳一郎 氏 (仙台高等裁判所長官)
「民事訴訟手続のIT化について」
報告 鈴木 覚 氏 (弁護士)
「民事訴訟のIT化に対する弁護士会の対応状況等」
日時 2018年11月10日(土) 13時30分より 東北大学
報告 石綿 はる美 氏 (東北大学准教授)
「同性婚容認後のフランスの家族法」
講演 大谷 晃大 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「平成の刑事司法を巡る法整備とその運用の実情について」
報告 小向 俊和 氏 (弁護士)
「東日本大震災後の個人債務者の二重ローン問題」(仮題)
日時 2017年10月28日(土) 13時30分より 東北大学
報告 尾野 嘉邦 氏 (東北大学教授)
「Gender Stereotypes and Candidate Evaluation
ジェンダーステレオタイプと有権者の投票行動」
講演 秋吉 淳一郎 氏 (仙台高等裁判所長官)
「裁判員制度の導入と実務への影響」
報告 菅野 修 氏 (弁護士)
「犯罪被害者支援の実務とこれまでの歩みについて」
日時 2016年11月26日(土) 13時30分より 東北大学
報告 阿部 裕介 氏 (東北大学准教授)
「所有権に基づく物権的請求権―現代フランス法学における展開―」
講演 稲田 伸夫 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「刑事訴訟法等の改正について」
報告 大橋 洋介 氏 (弁護士)
「高齢者・障がい者の抱える問題への支援と現状
――弁護士・弁護士会の果たすべき役割と活動状況――」
日時 2015年 11月14日(土) 13時30分より 東北大学
報告 阿南 友亮 氏 (東北大学教授)
「中国人民解放軍の起源を探る」
講演 市村 陽典 氏 (仙台高等裁判所長官)
「民事訴訟における専門部・集中部について」
報告 小野寺 宏一 氏 (弁護士)
「原発ADRの現状」
日時 2014年 10月25日(土) 13時30分より 東北大学
報告 中原 太郎 氏 (東北大学准教授)
「フランス不法行為法の現代的諸相-伝統と革新のはざまで-」
講演 清水 治 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「最近の犯罪情勢と検察における再犯防止の取組」
報告 土井 浩之 氏(弁護士)
「東日本大震災における一般職員特殊公務災害事案の基金支部長が非該当と判断して、後に該当となった事案」
日時 2013年 11月2日(土) 13時30分より 東北大学
論説 井上 和治 氏 (東北大学准教授)
「イングランドにおける刑事免責法の歴史的起源」
講演 倉吉 敬 氏 (仙台高等裁判所長官)
「企業法務と会社法」
報告 阿部 弘樹 氏(弁護士)
「震災ADR―その成功の要因と課題―」
日時 2012年 11月3日(土) 13時30分より 東北大学
報告 桑村 裕美子 氏 (東北大学准教授)
「協約自治と国家介入のあり方―――ドイツ集団的労働法の新展開を契機として」
講演 北村 道夫 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「検察改革の現状について」
報告 前田 誓也 氏(弁護士)
「裁判員裁判制度の3年後見直しについて」
日時 2011年 10月22日(土) 13時30分より 東北大学
報告 米村 滋人 氏 (東北大学准教授)
「人格権の譲渡性・相続性―――ドイツ人格権理論の展開を契機として」
講演 一宮 なほみ 氏 (仙台高等裁判所長官)
「裁判所職員総合研修所について」
報告 山谷 澄雄 氏(弁護士)
「東日本大震災と法令・法制度について―――弁護士会の支援活動を介して」
日時 2010年 11月6日(土) 13時30分より 東北大学
報告 仲野 武志 氏 (東北大学准教授)
「内閣法制局の現状と公法学の責務―――40年ぶりの学界からの出向を終えて」
講演 岩村 修二 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「これまでの裁判員裁判について」(雑感)
報告 斉藤 睦男 氏(弁護士)
「最近のADR事情〜臨床法学への道」
日時 2009年 10月31日(土) 13時30分より 東北大学
報告 菱田 雄郷 氏 (東北大学准教授)
「英米の民事訴訟におけるプリトライアルの規律」
講演 千葉 勝美 氏 仙台高等裁判所長官(現最高裁判所判事)
「裁判員裁判の運用と見えてきた課題」〜これまでの展開についての若干の感想
報告 花島 伸行 氏(弁護士)
「少年逮捕事件の裁判員裁判―――少年法第55条をめぐって―――」
日時 2008年 11月8日(土) 13時30分より 東北大学
報告 飯島 淳子 氏 (東北大学准教授)
「行政・行政法の変容〜フランス法を題材に」
講演 有田 知徳 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「安全安心に暮らせる社会の実現について」
報告 守屋 克彦 氏(弁護士)
「裁判員裁判について」
日時 2007年 11月10日(土) 13時30分より 東北大学
報告 森田 果 氏 (東北大学助教授)
「消費者保護とは何か?」
講演 相良 朋紀 氏 (仙台高等裁判所長官)
「新しい法曹養成制度をめぐって」
報告 小島 妙子 氏(弁護士)
「離婚時年金分割制度の位置づけ」
日時 2006年 10月21日(土) 13時30分より 東北大学
報告 蘆立 順美 氏 (東北大学助教授)
「表示に蓄積された信用の保護 ―欧州における並行輸入をめぐる議論―」
講演 高橋 春男 氏 (弁護士)
「日本司法支援センターの業務の概要と展望」
講演 鈴木 芳夫 氏(広島高等検察庁検事長)
「刑事司法における制度改革と検察の取組について」
日時 2005年 10月22日(土) 13時30分より 東北大学
報告 久保野 恵美子 氏 (東北大学助教授)
「被虐待児保護と家族支援の法的側面」
講演 原田 和德 氏 (仙台高等裁判所長官)
「民事訴訟雑感――民事訴訟事件の適正迅速な解決を目指して――」
報告 亀田 紳一郎 氏(弁護士)
「法教育の必要性とその普及に向けた取り組みについて」
日時 2004年 10月16日(土) 13時30分より 東北大学
報告 西谷 祐子 氏 (東北大学助教授)
「わが国とハーグ国際私法会議のこれから」
講演 町田 幸雄 氏 (仙台高等検察庁検事長、現最高検察庁次長検事)
「検察実務の中で考えたこと思うこと」
報告 浅野 孝雄 氏(弁護士)
「裁判員制度実施に向けた日弁連・弁護士会の取り組みについて」
日時 2003年 10月25日(土) 13時30分より 東北大学
報告 三好 信俊 氏 (東北大学教授)
「地球の温暖化の現状と対策」
講演 田中 康久 氏 (仙台高等裁判所長官)
「債権に対する担保権実行の課題――民事執行法制定の経緯と解釈の争いの発生を中心として――」
報告 小野寺 友宏 氏(弁護士)
「ヤミ金融対策法とヤミ金融被害に対する実務的対応」
日時 2002年 10月19日(土) 13時30分より 東北大学
報告 渋谷 雅弘 氏 (東北大学助教授)
「相続税・贈与税の現状と展望」
講演 倉田 靖司 氏 (仙台地方検察庁検事正)
「イギリスの刑事司法制度に見られる幾つかの特徴について」
報告 氏家 和男 氏(弁護士)
「司法制度改革をめぐる動きと今後の課題について」
日時 2001年 10月27日(土) 13時より 東北大学
報告 官澤 里実 氏 (弁護士)
「法科大学院について」
講演 石井 彦壽 (仙台地方裁判所長)
「正義の神の目隠し」
ミニシンポジウム 「諸外国における法曹養成の現状報告」
ドイツ 東北大学教授 河上 正二氏
東北大学教授 Hans Dieter Pluhm氏
イタリア 東北大学助教授 西谷 祐子氏
イギリス 東北大学教授 芹澤 英明氏
アメリカ 東北大学教授 中西 正氏
日時 2000年11月11日(土) 13時〜 東北大学
講演 河内 悠紀 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「犯罪白書について」
太田 知行 氏(東北大学名誉教授・東海大学教授)
「川島武宜博士と建設業の近代化」
報告 佐々木 洋一 氏(弁護士)
「『宮城地域司法計画』の作成について」
平林 英勝 氏(東北大学教授)
「入札談合に対する独占禁止法上の規制の当面する課題」
日時 1999年10月30日(土)13時〜 東北大学
講演 佐藤 文哉 氏(仙台高裁長官)
「裁判における事実認定について」
小田中聰樹 氏(東北大学名誉教授)
「司法制度改革論議への一視点――何をどう問題とすべきか――」
報告 斎藤 拓生 氏(弁護士)
「保釈その他身柄拘束の現状と問題点」
芹澤 英明 氏(東北大学教授)
「アメリカ法におけるインターネット上のアクセスコントロールの意義」
日時 1998年10月31日(土)13時〜 東北大学
講演 松浦 恂 氏(仙台高検検事長)
「東北地方の犯罪の概況について」
鈴木 禄弥 氏(東北大学名誉教授)
「いわゆる『正当事由』条項――定期借家権案の中心問題をめぐって―」
報告 石井 彦壽 氏(仙台地裁判事)
「仙台地裁における倒産、不動産執行事件の概要について」
水町勇一郎 氏(東北大学助教授)
「労働法はどこへ行くのか――フランス労働法制の歴史的・理論的考察とそこから得られるもの――」
日時 1997年11月1日(土)13時〜 東北大学
講演 小林 充 氏(仙台高裁長官)
「判例について」
宮田 光雄 氏(東北大学名誉教授)
政治神話と教会闘争――アルフレート・ローゼンベルク『20世紀の神話』論争をめぐって――」
報告 馬場 亨 氏(弁護士)
「法曹養成制度改革の行方――法曹像の変容――」
河上 正二 氏(東北大学教授)
「ドイツ成年後見法の経験と課題」
日時 1996年11月7日(土)13時〜 東北学院大学
講演 日野 正晴 氏(仙台高検検事長)
「刑事司法の分野における国際連合の政策」
阿部 純二 氏(東北学院大学教授)
「刑事責任論の動向」
報告 深見 敏正 氏(仙台地裁判事)
「民事裁判の新しい動向 集中審理を中心として」
白石 忠志 氏(東北大学助教授)
「競争政策における独占禁止法中心主義のありかた――大阪バス協会事件を例として――」
日時 1995年11月11日(土)13時30分〜 東北大学
講演 藤田 耕三 氏(仙台高裁長官)
「立法における妥協」
荘子 邦雄 氏(東北大学名誉教授)
「和辻哲郎と治安維持法適用第一号事件など」
報告 山田 忠行 氏(弁護士)
「裁判を受ける権利と『司法改革』」
ジェレミー・シモンズ 氏(東北大学助教授)
「1990年代の英国の法曹界」
日時 1994年11月12日(土)13時30分〜 東北大学
講演 増井 清彦 氏(仙台高検検事長)
「事件処理の概況等について」
藤田 宙靖 氏(東北大学教授)
「国家賠償法一条にいう行政活動の『違法性』について」
報告 山本 和彦 氏(東北大学助教授)
「日仏法曹比較雑感」
橋本 和夫 氏(仙台地裁判事)
「破産免責の実務について」
日時 1993年11月6日(土) 13時30分〜 福島大学
講演 藤田 耕三 氏 (仙台高裁長官)
「裁判実務における改革の動向」
林屋 礼二 氏 (東北大学教授)
「統計からみた民事訴訟」
報告 大山 弘 氏 (福島大学助教授)
「電子計算機使用詐欺罪の検討」
安藤 ヨイ子 氏 (弁護士)
「婚姻及び離婚制度の見直しと課題」

 

東北法学会会報 37号(2019年6月1日発行)

報告 石綿 はる美 氏 (東北大学准教授)
「同性婚容認後のフランスの家族法」
講演 大谷 晃大 氏(仙台高等検察庁検事長)
「平成の刑事司法を巡る法整備とその運用の実情について」
報告 小向 俊和 氏(弁護士)
「個人の二重ローン問題について」

学会記事

 2018年11月10日、東北大学法学部において、本学会の2018年度大会が開催された。
同日に開かれた総会においては、2017年度の決算報告が承認されたほか、小泉健氏、堀内健志氏、松岡勝実氏の理事再任、樺島博志氏、西岡晋氏の理事の改選、鈴木法日児氏の監事再任、荒中氏の監事改選が承認された。

編集後記

 本号には、2018年11月10日に開催されました東北法学会大会におけるご講演1本と、ご報告2本の概要が収録されております。いずれも、多くの関心を集める内外の現代的問題に迫るもので、出席者との間で活発な意見交換が行われました。今後とも、本会報を通じて東北地方の法曹実務家と研究者との交流を深めて参りたく存じますので、会員の皆様におかれましては、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 なお、長年にわたり東北法学会会員として本学会を支えてくださった東北学院大学名誉教授・菅野國夫先生が、2018年10月22日に逝去されました。これまでのお力添えに心から感謝申し上げるとともに、謹んで哀悼の意を表します。(横田)

更新日:2019/6/1

東北法学会会報 36号(2018年6月1日発行)

報告 尾野 嘉邦 氏 (東北大学教授)
「ジェンダーステレオタイプと有権者の投票行動」
報告 菅野 修 氏(弁護士)
「犯罪被害者支援の実務とこれまでの歩みについて」
講演 秋吉 淳一郎 氏(仙台高等裁判所長官)
「裁判員制度の導入と実務への影響」

学会記事

2017年10月28日、東北大学法学部において、本学会の2017年度大会が開催された。
同日に開かれた総会においては、2016年度の決算報告が承認されたほか、小泉健氏、堀内健志氏、松岡勝実氏の理事再任、森田果氏、糠塚康江氏の理事の改選、鈴木法日児氏の監事再任が承認された。

編集後記

本号には、2017年10月28日に開催されました東北法学会におけるご講演1本、ご報告2本の概要が収録されております。いずれも、多くの関心を集める現代的課題に迫るもので、出席者との間で活発な意見交換が行われました。今後とも、本会報を通じて東北地方の法曹実務家と研究者との交流を深めてまいりたく存じますので、会員の皆様におかれましては、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

なお、2007年11月に東北法学会幹事にご就任以来、本学会の運営にご尽力くださいました、弁護士・佐藤正明先生が2017年7月25日に逝去されました。これまでのお力添えに心から感謝申し上げるとともに、謹んで哀悼の意を表します。(糠塚)

更新日:2018/6/1

東北法学会会報 35号(2017年6月1日発行)

報告 阿部 裕介 氏 (東北大学准教授)
「所有権に基づく物権的請求権――現代フランス法学における展開――」
報告 大橋 洋介 氏(弁護士)
「高齢者・障がい者の抱える問題への支援と現状
――弁護士・弁護士会の果たすべき役割と活動状況――」
講演 稲田 伸夫 氏(仙台高等検察庁検事長)
「刑事訴訟法等の改正について」

学会記事

2016年11月26日、東北大学法学部において、本学会の2016年度大会が開催された。
同日に開かれた総会においては、2015年度の決算報告が承認されたほか、齋藤哲理事の再任が承認された。

編集後記

本号には、2016年11年26日に開催されました東北法学会におけるご講演1本、ご報告2本の概要が収録されております。いずれも、現代の諸問題とも密接に関係している重要な研究成果です。今後とも、本会報を通じて東北地方の法曹実務家と研究者との交流を深めてまいりたいと考えておりますので、会員の皆様のいっそうのご協力をお願い申し上げます。

なお、長い間、東北大学法学部および東北法学会のためにご尽力下さり、前会報にも「東北法学会の昔と今」と題する貴重なご寄稿を下さった、東北大学名誉教授・阿部純二先生が本年1月26日に残念ながらご他界されました。ここに、謹んで哀悼の意を表します。(坂本)

更新日:2017/6/1

東北法学会会報 34号(2016年6月1日発行)

論説 阿南 友亮 氏 (東北大学教授)
「中国人民解放軍の起源を探る」
講演 市村 陽典 氏(仙台高等裁判所長官)
「民事訴訟における専門部・集中部について」
報告 小野寺 宏一 氏(弁護士)
「原発ADRの現状」
寄稿 阿部 純二 氏(東北大学名誉教授)
「東北法学会の昔と今」

学会記事

2015年11月14日、東北大学法学部において、本学会の2015年度大会が開催された。
同日に開かれた総会においては、2014年度の決算報告が承認されたほか、小泉健・堀内健志・松岡勝実・久保野恵美子の四理事の再任と、佐藤正明・鈴木法日児両監事の再任が承認された。

編集後記

本号には、2015年11月14日に開催されました東北法学会におけるご講演1本およびご報告2本の概要が収録されております。さらに、前々号から試みられております会員からのご寄稿につき、東北大学名誉教授・阿部純二先生にご協力を賜りました。随想「東北法学会の昔と今」に記された東北法学会の原点を再認しつつ、今後も、本会報を通じて、東北地方の法曹実務家と研究者との交流を深めていきたいと考えております。会員皆様の引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます。(久保野)

更新日:2016/5/19

東北法学会会報 33号(2015年6月1日発行)

論説 中原 太郎 氏(東北大学准教授)
「フランス不法行為法の現代的諸相 -伝統と革新のはざまで-」
講演 清水 治 氏(仙台高等検察庁検事長)
「最近の犯罪情勢と検察における再犯防止の取組」
報告 土井 浩之 氏(弁護士)
「東日本大震災における一般職員特殊公務災害事案の基金支部長が非該当と判断して、後に該当となった事案」

学会記事

2014年10月25日、東北大学法学部において、本学会の2014年度大会が開催された。
同日開かれた総会においては、2013年度の決算報告が承認されたほか、稲庭恒一・北野通世両理事の退任、齋藤哲・佐々木弘通両理事の再任、大内孝理事の退任に伴う坂本忠久氏の理事就任、横田正顕氏の理事就任が承認された。

編集後記

本号は、例年通り、2014年10月25日に開催されました東北法学会におけるご報告2本およびご講演1本の概要を収録しております。前号(学会報第32号)における初めての試みである会員からのご寄稿の掲載につきましては、東北地方の法学研究者・法曹実務家の交流をいっそう促進するという観点から、今後に引き継いでいきたいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。なお、先の大会では、長年理事を務めてくださった稲庭恒一先生、北野通世先生が理事から退任なさいました。この場をお借りして両先生に感謝の意を表したいと存じます。(横田)

更新日:2015/5/14

東北法学会会報 32号(2014年6月1日発行)

論説 井上 和治 氏 (東北大学准教授)
「イングランドにおける刑事免責法の歴史的起源」
講演 倉吉 敬 氏 (仙台高等裁判所長官)
「企業法務と会社法」
報告 阿部 弘樹 氏(弁護士)
「震災ADR―その成功の要因と課題―」
寄稿 仙台地方裁判所長 小林 昭彦 氏
「仙台の坂道をゆく」

学会記事

2013年11月2日、東北大学法学部において、本学会の2013年度大会が開催された。
同日開かれた総会においては、2012年度の決算報告が承認されたほか、小泉健・堀内健志・松岡勝実3理事および佐藤正明・鈴木法日児両監事の再任、牧原出・吉原和志両理事の退任に伴う横田正顕・久保野恵美子両氏の理事就任が承認された。

編集後記

本会報はこれまで、前年秋の大会における報告2本と講演1本の概要を、主たる内容としてきました。それらに加えて本号では、新たな試みとして、小林昭彦会員による仙台七坂に関する随想のご寄稿を頂戴いたしました。本学会は、東北地方に勤務または居住する法学研究者・法律実務家(裁判官、検察官、弁護士)の交流を目的としています。それに対応して本会報にも、「研究」と「実務」に関わる固い文章だけでなく、「東北地方」と「交流」に関わる柔らかい文章を、ここに掲載することができました。今後もこうした試みを続けていけるよう、会員諸氏にはご寄稿依頼のご推薦を頂ければ幸いです。(佐々木)

更新日:2013/5/14

東北法学会会報 31号(2013年6月1日発行)

報告 桑村 裕美子 氏 (東北大学准教授)
「協約自治と国家介入のあり方―――ドイツ集団的労働法の新展開を契機として」
講演 北村 道夫 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「検察改革の現状について」
報告 前田 誓也 氏(弁護士)
「裁判員裁判制度の3年後見直しについて」

2012年11月3日、東北大学法学部において、本学会の2012年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、二〇一一年度の決算報告が承認されたほか、稲葉恒一・北野通世・齋藤哲・三理事の再任と、成瀬幸典理事の退任に伴う佐々木弘通氏の理事就任が承認された。

東北大学大学院法学研究科ネットワーク運用委員会
webmasterlaw.tohoku.ac.jp
更新日:2013/6/1

東北法学会会報 30号(2012年6月1日発行)

報告 米村 滋人 氏 (東北大学准教授)
「人格権の譲渡性・相続性―――ドイツ人格権理論の展開を契機として」
講演 一宮 なほみ 氏 (仙台高等裁判所長官)
「裁判所職員総合研修所について」
報告 山谷 澄雄 氏(弁護士)
「東日本大震災と法令・法制度について―――弁護士会の支援活動を介して」

2011年10月22日、東北大学法学部において、本学会の2011年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、二〇一〇年度の決算報告が承認されたほか、小泉健・堀内健志・松岡勝美・吉原和志四理事の再任が承認された。

東北大学大学院法学研究科ネットワーク運用委員会
webmasterlaw.tohoku.ac.jp
更新日:2012/6/1

東北法学会会報 29号(2011年6月1日発行)

報告 仲野 武志 氏 (東北大学准教授)
「内閣法制局の現状と公法学の責務―――40年ぶりの学界からの出向を終えて」
講演 岩村 修二 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「これまでの裁判員裁判について」(雑感)
報告 斉藤 睦男 氏(弁護士)
「最近のADR事情〜臨床法学への道」

2010年11月6日、東北大学法学部において、本学会の2010年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、二〇〇九年度の決算報告が承認されたほか、稲葉恒一・北野通世・齋藤哲三理事の再任と、樺島博志・平田武両理事の退任に伴う大内孝・牧原出両氏の理事就任が承認された。

東北大学大学院法学研究科ネットワーク運用委員会
webmasterlaw.tohoku.ac.jp
更新日:2011/6/1

東北法学会会報 28号(2010年6月1日発行)

報告 菱田 雄郷 氏 (東北大学准教授)
「英米の民事訴訟におけるプリトライアルの規律」
講演 千葉 勝美 氏 仙台高等裁判所長官(現最高裁判所判事)
「裁判員裁判の運用と見えてきた課題」〜これまでの展開についての若干の感想
報告 花島 伸行 氏(弁護士)
「少年逮捕事件の裁判員裁判―――少年法第55条をめぐって―――」

2009年10月31日、東北大学法学部において、本学会の2009年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、二〇〇八年度の決算報告が承認されたほか、小泉健・堀内健志・松岡勝美・三理事及び佐藤正明・鈴木法日児両監事の再任と、水野紀子理事の退任に伴う吉原和志氏の理事就任が承認された。

東北大学大学院法学研究科ネットワーク運用委員会
webmasterlaw.tohoku.ac.jp
更新日:2010/6/1

東北法学会会報 27号(2009年5月1日発行)

報告 飯島 淳子 氏 (東北大学准教授)
「行政・行政法の変容〜フランス法を題材に」 1頁
講演 有田 知徳 氏 (仙台高等検察庁検事長)
「安全安心に暮らせる社会の実現について」 4頁
報告 守屋 克彦 氏(弁護士)
「裁判員裁判について」 3頁

2008年11月8日、東北大学法学部において、本学会の2008年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、2007年度の決算報告が承認されたほか、稲庭恒一・樺島博志・齋藤哲・平田武四理事の再任と、高木紘一理事の退任に伴う北野通世氏の理事就任が承認された。

東北大学大学院法学研究科ネットワーク運用委員会
webmasterlaw.tohoku.ac.jp
更新日:2009/6/8

東北法学会会報 26号(2008年5月1日発行)

報告 森田 果 氏 (東北大学助教授)
「消費者保護とは何か?」 1頁
講演 相良 朋紀 氏 (仙台高等裁判所長官)
「新しい法曹養成制度をめぐって」 4頁
報告 小島 妙子 氏(弁護士)
「離婚時年金分割制度の位置づけ」 2頁

2007年11月10日、東北大学法学部において、本学会の2007年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、2006年度の決算報告が承認されたほか、小野坂弘・松岡勝実・堀内健志・水野紀子四理事と鈴木法日児幹事の再任、清水洋雄理事の退任に伴う小泉健氏の理事就任及び川原悟監事の退任に伴う佐藤正明氏の監事就任が承認された。

東北大学大学院法学研究科ネットワーク運用委員会
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更新日:2008/5/1

東北法学会会報 25号(2007年5月1日発行)

報告 蘆立 順美 氏 (東北大学助教授)
「表示に蓄積された信用の保護 ―欧州における並行輸入をめぐる議論―」 1頁
講演 高橋 春男 氏 (弁護士)
「日本司法支援センターの業務の概要と展望」 3頁
講演 鈴木 芳夫 氏(広島高等検察庁検事長)
「刑事司法における制度改革と検察の取組について」 6頁

2006年10月21日、東北大学法学部において、本学会の2006年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、2005年度の決算報告が承認されたほか、稲庭恒一・高木紘一・樺島博志三理事の再任と、陶久利彦・古田重明・稲葉馨・川人貞史四理事の退任に伴う齋藤哲・清水洋雄・山元一・平田武氏の理事就任が承認された。

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更新日:2007/5/18

東北法学会会報 24号(2006年5月1日発行)

報告 久保野 恵美子 氏 (東北大学助教授)
「被虐待児保護と家族支援の法的側面」 1頁
講演 原田 和德 氏 (仙台高等裁判所長官)
「民事訴訟雑感――民事訴訟事件の適正迅速な解決を目指して――」 3頁
報告 亀田 紳一郎 氏(弁護士)
「法教育の必要性とその普及に向けた取り組みについて」 7頁

2005年10月22日、東北大学法学部において、本学会の2005年度大会が以下のプログラムで開催された。

同日に開かれた総会においては、2004年度の決算報告が承認されたほか、小野坂弘・古田重明・堀内健志三理事の再任と、砂山克彦・早川眞一郎両理事の退任に伴う松岡勝実・水野紀子両氏氏の理事就任が承認された。

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更新日:2006/5/8

東北法学会会報 23号(2005年5月1日発行)

報告 西谷 祐子 氏 (東北大学助教授)
「わが国とハーグ国際私法会議のこれから」 1頁
報告 浅野 孝雄 氏(弁護士)
「裁判員制度実施に向けた日弁連・弁護士会の取り組みについて」 3頁
学会記事 5頁

2004年10月16日、東北大学法学部において、本学会の2004年度大会が開催された。

本会報に掲載されているのは、当日行われた研究報告の要旨である。

同日に開かれた総会においては、2003年度の決算報告が承認されたほか、稲垣恒一・陶久利彦・高木紘一・稲葉馨・川人貞史五理事の再任と、清水元理事の退任、及び芹澤英明理事の退任に伴う樺島博志氏の理事就任が承認された。

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更新日:2005/6/3

東北法学会会報 22号(2004年5月1日発行)

報告 三好 信俊 氏 (東北大学教授)
「地球の温暖化の現状と対策」 1頁
講演 田中 康久 氏 (仙台高等裁判所長官)
「債権に対する担保権実行の課題――民事執行法制定の経緯と解釈の争いの発生を中心として――」 7頁
報告 小野寺 友宏 氏(弁護士)
「ヤミ金融対策法とヤミ金融被害に対する実務的対応」 6頁
学会記事 10頁

2003年10月25日、東北大学法学部において、本学会の2003年度大会が開催された。

本会報に掲載されているのは、当日行われた研究報告と講演の要旨である。

同日に開かれた総会において、2002年度の決算報告が承認されたほか、堀内健志・小野坂弘・古田重明・砂山克彦・早川眞一郎五理事及び川原悟・鈴木法日児両監事の再任が承認された。

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更新日:2003/6/18

東北法学会会報 21号(2003年5月1日発行)

日時 2002年 10月19日(土) 13時30分より 東北大学
報告 渋谷 雅弘 氏 (東北大学助教授)
「相続税・贈与税の現状と展望」 1頁
講演 倉田 靖司 氏 (仙台地方検察庁検事正)
「イギリスの刑事司法制度に見られる幾つかの特徴について」 2頁
報告 氏家 和男 氏(弁護士)
「司法制度改革をめぐる動きと今後の課題について」「司法制度改革の内容」 5頁
学会記事 8頁

2002年10月19日、東北大学法学部において、本学会の2002年度大会が開催された。

本会報に掲載されているのは、当日行われた講演と研究報告の要旨である。

同日に開かれた総会において、2001年度の決算報告が承認されたほか、清 水元・陶久利彦・高木紘一・稲庭恒一・芹澤英明五理事の再任と 岡本勝・柳父圀近両理事の退任に伴う稲葉馨・川人貞史両氏の理事就任が承認された。

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更新日:2003/6/18

東北法学会会報 20号(2002年5月1日発行)

報告 官澤 里実 氏 (弁護士)
「法科大学院について」 1頁
講演 石井 彦壽(仙台地方裁判所長 )
「正義の神の目隠し」 2頁
学会記事

2001年10月27日、東北大学法学部において、本学会の2001一年度大会が以下のプログラムで開催された。

プログラム
13:00
報告 弁護士 官澤 里美 氏「法科大学院について」
14:10
講演 仙台地方裁判所所長 石井 彦壽 氏「正義の女神の目隠し」
15:15
総会
15:30
ミニシンポジウム「諸外国における法曹養成の現状報告」
ドイツ 河上 正二 氏、Hans Dieter Pluhm 氏
イタリア 西谷 祐子 氏
イギリス 芹澤 英明 氏
アメリカ 中西 正 氏
18:00
懇親会

その内容は、本会報に掲載されている報告と講演の他に、ミニシンポジウム「諸外国における法曹養成の現状報告」であり、後者は東北大学法学会発行の「法学」66巻1号(平成14年4月発行)に掲載されているので、関心のある方はご覧頂きたい。

同日に開かれた総会においては、2000年度の決算報告が承認されたほか、堀内健志・小野坂弘・古田重明三理事及び川原悟・鈴木法日児両監事の再任と、伊藤博義理事の退任及び河上正二理事の理事長就任に伴う砂山克彦・早川眞一郎両氏の理事就任が承認された。

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更新日:2002/5/18

東北法学会会報 19号(2001年5月1日発行)

論説 平林 英勝 (東北大学法学部教授)
「入札談合に対する独占禁止法上の規制の当面する課題」 1頁
論説 佐々木 洋一(弁護士)
「『宮城地域司法計画』の作成について」 2頁
講演 河内 悠紀(仙台高等検察庁検事長)
「『宮城地域司法計画』の作成について」 4頁
講演 太田 知行(東北大学名誉教授・東海大学教授)
「川島武宜博士と建設業の近代化」 5頁
学会記事

2000年11月11日、東北大学法学部において、本学会の2000年度大会が開催された。

報告、講演はそれぞれ二本で、本会報にのせた述作はその要旨である。

同日に開かれた総会においては、1999年度の決算報告が承認されたほか、高木紘一・清水元・稲庭恒一・芹澤英明・岡本勝・柳父圀近六理事の再任、田中輝和理事の退任に伴う陶久利彦氏の理事就任が承認された。

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更新日:2001/4/19

東北法学会会報 18号(2000年5月1日発行)

論説 芹澤 英明 (東北大学法学部教授)
「「アメリカ法におけるインターネット上のアクセスコントロールの意義」」 1頁
論説 齋藤 拓生(弁護士)
「保釈その他身柄拘束の現状と問題点」 2頁
講演 佐藤 文哉(仙台高等裁判所長官)
「裁判における事実認定について」 4頁
講演 小田中 聰樹(東北大学名誉教授)
「司法制度改革論議への一視点—何をどう問題とすべきか—-」5頁

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更新日:2000/11/11