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同窓会

成瀬幸典 写真
同窓会長
成瀬 幸典

 4月1日より樺島博志前研究科長・学部長の後を受けまして、法学研究科長・学部長に就任し、同窓会長の職に就くことになりました。同窓会のさらなる発展に微力を尽くしていきたいと考えておりますので、同窓生の皆様には、これまでと同様ご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 さて、本同窓会は、戦後東北帝国大学が東北大学となり法学部・経済学部・文学部に分かれた昭和24年から10年を経た昭和34年12月に設立され、今年で60年目を迎えました。平成21年10月に発刊された「東北大学法学部同窓会50周年記念誌」によれば、設立当初は「約5千名の卒業生」とされていましたが、いまや約1万9千名の会員を抱えるに至っております。その間、法曹界、経済界、官界各方面において、数多くの先輩たちがご活躍され、同窓会活動を通じてそれら先輩と後輩、そして現役学生、法学部との絆が強化されて今日の同窓会の発展につながっております。

 一方、令和という新しい時代を迎え、私たちを取り巻く環境は急激な変化を遂げつつありまして、法学部も「法曹コース」と「国際コース」を設置することといたしました。特に、前者は、法学部3年+法科大学院2年で法曹への途を開くことを中心とした法科大学院改革と関連したもので、全国の有力な法学部でも同様の改革が進められているところです。本格的な実施は来年度からですが、他大学に負けない、充実した法学教育に努める所存でございます。もちろん、これまでどおり、民間企業、地方自治体等様々な業種で活躍できる人材の養成にも力を注いで参ります。最近、法学部の人気に陰りが見えていますが、諸改革を積極的に推進し、魅力ある学部にしていきたいと考えております。

 近年、学生の気質にも変化が見られまして、以前に比べますと、ゼミ(演習)をとらない学生が増えているように見受けられます。これまでも、ゼミの受講は必須ではありませんでしたが、多くの学生は、いずれかのゼミに参加して、教員や仲間と議論し合うとともに、コンパやその他の行事を通じて、師弟間の情愛や友情を育んでいたと思います。最近の学生は、濃密な人間関係の構築を好まないのか、人と人とのぶつかり合い・交流という点で、やや淡白に過ぎるのではないかと感じることがあります。学生気質に応じた、適切な大学教育とは何かということを絶えず意識しながら、個々の学生の優れた点を伸ばし、社会の発展に寄与しうる人材の養成に努めたいと考えております。諸先輩におかれましては、このような後輩に対してできるだけお声がけをいただくなど、従来以上のご指導、ご支援を賜れば幸いでございます。

 末筆ながら、同窓生の皆様のご健勝と益々のご発展をお祈りいたしまして、ご挨拶といたします。

(2019年4月)

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