教授
原田 賢一郎/HARADA Kenichiro

原田 賢一郎 顔写真

専門分野

地方自治、公共政策、地域政策、自治体経営

主な担当科目

【公共政策大学院】
公共政策ワークショップⅠ プロジェクトA「東京圏への一極集中の是正に向けて宮城県と仙台市ができることは何か?」(2025年度通年)
実務政策学F 自治体政策論(2025年度前期)
【法学部・研究大学院】
地域政策演習(2025年度後期)

研究専門テーマ

1.過去に実務家教員として在籍した3つの大学では、平成の合併後の基礎自治体における地域自治組織のあり方、災害発生時の応急対策のための制度の仕組みの問題点と改善の方向性、被災自治体における住民の意思反映のために自治体行政組織が果たすべき役割、自治体間の政策波及の中での政策発展と自治体における価値創造などを研究してきました。
2.2024年8月に着任した東北大学では、副市長や副町長を務めた経験などを踏まえ、人口減少時代の自治体経営(=地域経営+行政組織経営)に関する研究に取り組みたいと考えています。

学生へのメッセージ

 総務省(旧自治省)出身の実務家教員です。1993年に自治省に入省後、環境庁、総務省、内閣府、自治医科大学、日本郵便株式会社などで勤務する一方、群馬県、千葉県で勤務したほか、三重県菰野町(こものちょう)で副町長、宮崎市で副市長を務めました。また、北海道大学公共政策大学院、関西学院大学法学部などで実務家教員も務めました。
 本学法学研究科・法学部で実務家教員を務めるのは、実は2008年7月以来16年ぶり2回目になります。
 公共政策大学院や法学部・研究大学院の授業で、上記のような国や地方自治体、公的機関での勤務経験を踏まえた実例を紹介することなどを通じて、「公共政策・地域政策の現場」の雰囲気を学生の皆さんに伝えることに努めたいと思います。
 将来の進路として国家公務員や地方公務員を志望する人に限らず、気軽に声をかけてください。

学会及び社会における活動等

所属学会

日本政治学会
日本行政学会
日本公共政策学会
自治体学会