准教授
宇野 瑛人/UNO Akito

宇野 瑛人 顔写真

専門分野

民事訴訟法

主な担当科目

民事訴訟法(学部・研究大学院)
倒産法(LS)
演習(学部・研究大学院)

研究専門テーマ

倒産処理法・法と取引社会

学生へのメッセージ

法学を学ぶ、というと、例えば条文や判例、学説等を暗記する、といった知識の習得作業をイメージする方が多いかもしれない。勿論、それらの作業が重要であることは確かである一方で、それらの知識が脳内に蓄積されているだけでは、さらには、当該知識を適切にアウトプットできたとしてもなお、これまで意識されていなかったような未知の問題を発見し、適切に対処することはできない。学部、あるいは大学院を卒業し、現代において活躍する法律家に求められるのは、まさにそうした未知の問題への応接である。したがって、学生の皆さんには既存の制度・学説等を正確に理解し習得することのみならず、それらを批判的に用いることで(すなわち、単なる突飛な思いつきによるものではなく、)未知の問題に対する能力をも身に着けていただきたいと思う。

学歴および職歴

学歴

2008年-2010年 東京大学前期教養学部文科一類
2010年-2012年 東京大学法学部
2012年-2014年 東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻(法科大学院)

職歴

2014年-2017年 東京大学大学院法学政治学研究科 助教
2017年- 現職

学会及び社会における活動等

所属学会

2014年- 日本民事訴訟法学会

研究業績等に関する事項

◆論文
・「倒産手続における留保所有権の法性決定論についての覚書 」東北ローレビュー9号13頁(2021)
・「支払不能概念の構造とその機能についての一視角(1)~(5)(完)」法協136巻2号375頁、4号1055頁、5号1240頁、6号1480頁、36巻7号1706頁(2019)
・「債務者の財産状態と財産減少行為否認の有害性」法学(東北大学)82巻4号1頁(2018)
・「相殺権における『相互性』と『合理的相殺期待』についての覚書」東北ローレビュー5号21頁(2018)

◆評釈
・「破産者に対する条件付海外渡航許可」別冊ジュリ252号(倒産判例百選第6版)208頁(2021)
・「競売手続における救済手続の懈怠と184条の適用」別冊ジュリ247号(執行・保全判例百選第3版)56頁(2020)
・「『事業譲渡』の無償行為否認・非義務的偏頗行為の否認と支払不能の発生時期(判批 大阪高判平成30年12月20日)」新・判例解説Watch25号213頁(2019)
・「第三債務者の差押債権者への弁済と偏頗行為否認(判批 最判平成29年12月19日)」民商154巻5号1132頁(2018)
・「留保所有権に基づく自動車引揚げと偏頗行為否認(判批 東京高判平成30年1月18日)」新・判例解説Watch23号215頁(2018)
・「不動産売却価額を低下させ得る賃貸借契約の否認(判批 金沢地判平成25年1月29日)」ジュリ1496号99頁(2016)
・「民事再生法上の相殺権と第三者の債権による『相殺』(判批 東京高判平成26年1月29日)」ジュリ1491号111頁(2016)
・「共同相続人のうち自己の相続分の全部を譲渡した者と遺産確認の訴えの当事者適格(判批 最判平成26年2月14日民集68巻2号113頁」法協132巻10号1986頁(2015)

◆その他
・[翻訳]Dominique Hascher(宇野訳)「比例原則と破毀のコントロール」ICCLP Publications No.15, 2020, pp.45.