教授
平田 武/HIRATA Takeshi

平田 武 顔写真

専門分野

西洋政治史

主な担当科目

学部:ヨーロッパ政治史I・II、ヨーロッパ政治史基礎演習、ヨーロッパ政治史演習I・II
研究大学院:ヨーロッパ政治史演習I・II、ヨーロッパ政治史発展演習

学生へのメッセージ

学生の皆さんにとっては、受験勉強に追われる日々も終わり、社会に出る前の学生時代は、自分の時間を一番多く持てる時期でしょう。いろいろな経験をして、充実した学生生活を送ってください。大学では大教室での講義だけでなく、是非演習に参加してください。学問に触れ、自分の意見を述べ、人の意見を聞く、貴重な機会になるはずです。演習室でお会いしましょう。

学会及び社会における活動等

所属学会

・東欧史研究会
・日本政治学会
・日本比較政治学会

研究業績等に関する事項

[著書]
・ケヴェール・ジェルジ著、平田武訳『身分社会と市民社会──19世紀ハンガリー社会史』刀水書房、2013年
・羽場久美子編『ハンガリーを知るための47章』明石出版、2002年(第9章「安定と変動」、第10章「二つの世界大戦の敗北とデモクラシーの可能性」担当)
・馬場康雄・平島健司編『ヨーロッパ政治ハンドブック』東京大学出版会、2000年、(第2版)2010年(第10章「ハンガリー」担当)

[論文]
・平田武「ハンガリーにおけるデモクラシーのバックスライディング」『体制転換/非転換の比較政治(日本比較政治学会年報第16号)』
ミネルヴァ書房、2014年、101-127頁
・平田武「1956年ハンガリー革命におけるビボーの政治体制構想――予備的考察――」『法学(東北大学法学会)』76巻6号、2013年、138-177頁
・宇山智彦・大串敦・杉浦史和・平田武・渡邊日日「<パネルディスカッション>ソ連崩壊20年とその後の世界」『ロシア・東欧研究』40号、2012年、1-33頁
・平田武「『歴史の遺産』とその影響──旧東欧諸国における政治発展と制度選択・デモクラシー──」仙石学・林忠行編『ポスト社会主義期の政治と経済──旧ソ連・中東欧の比較』北海道大学出版会、2011年、19-48頁
・平田武「東中欧諸国における政党システムの『安定化』をめぐって」『体制転換の先端的議論(スラブ・ユーラシア研究報告集2)』北海道大学スラブ研究センター、2010年、21-62頁
・平田武「政治発展と政治体制」『東欧史研究』32号、2010年、48-61頁
・平田武「ビボー・イシュトヴァーンのヨーロッパ政治発展像──『恐怖なき生』・『支配なき社会』──」『法学(東北大学法学会)』72巻6号、2009年、151-188頁
・平田武「1956年革命とハンガリー現代史研究」『東欧史研究』30号、2008年、55-73頁
・平田武「オーストリア=ハンガリー二重君主国における政治発展の隘路(一)」『法学(東北大学法学会)』71巻2号、2007年、1-44頁
・Hirata, Takeshi, “The emergence of the party system and the electoral volatility in Central Europe”
Central European Political Science Review, 1(2), 2000, pp. 72-91.
・平田武「東中欧民主化と市民社会論の射程──近代ハンガリー史への視座を交えて──」『法学(東北大学法学会)』63巻3号、1999年、1-34頁
・平田武「ハンガリーにおける政府党体制と利益媒介システム(二)」『社会科学研究(東京大学社会科学研究所)』49巻5号、1998年、77-180頁
・平田武「ハンガリーにおける政府党体制と利益媒介システム(一)」『社会科学研究(東京大学社会科学研究所)』48巻2号、1996年、1-86頁
・平田武「1994年5月ハンガリー総選挙」『東京大学社会科学研究所ディスカッション・ペーパー』J-42、1994年
・Hirata Takesi, „A bethleni konszolidáció jellege a nemzetközi szakirodalom tükrében” Valóság, 36(11), 1993, 54-66. old.
・平田武「戦間期ハンガリー政府党体制の成立過程(1919-1922年)」『社会科学研究(東京大学社会科学研究所)』44巻3号、1992年、1-63頁

[総説・解説記事]
・平田武「書評 Dylan Riley, The Civic Foundations of Fascism in Europe: Italy, Spain, and Romania, 1870-1945
(Baltimore, Md.: Johns Hopkins University Press, 2010, xiii + 258 pp.)」『国家学会雑誌』126巻7・8号、2013年、150-153頁
・平田武「書評 中田瑞穂著『農民と労働者の民主主義──戦間期チョコスロヴァキア政治史──』」『史学雑誌』122巻7号、2013年、114-122頁
・平田武「現代ハンガリー史における共産党独裁と1956年革命」『三色旗(慶應義塾大学通信教育部)708号、2007年、28-34頁
・「独裁政治」黒田日出男他編『歴史学事典第12巻 王と国家』弘文堂、2005年
・「権威主義体制」黒田日出男他編『歴史学事典第12巻 王と国家』弘文堂、2005年
・学界展望─2003年─「比較政治(ロシア・東欧)」『年報政治学2004』岩波書店、2005年、191-193頁
・平田武「書評 ロムシチ・イグナーツ著『ベトレン・イシュトヴァーン:政治的伝記』」『東欧史研究』18号、1995年、78-81頁