学生へのメッセージ
特許等の知的財産は、近年、より身近なものとして意識されるようになってきており、報道等でも目にする機会が増えています。しかし、知的財産の特質や、いかにして保護と利用のバランスを図るのかといった制度の枠組みについての認識が必ずしも十分でないことから、トラブルの元となったり、うまく活用できなかったりする事例も数多く見受けられます。知的財産は多種多様で、日常生活から企業活動まで広く関わるものですので、様々な場面において知的財産とどのように向き合い、接していけばよいのかを一緒に考えていければと思います。
学歴および職歴
職歴
経済産業省特許庁において、特許出願(電気情報分野)の審査・審判に従事するとともに、審査基準の運用、法改正、弁理士制度の検討、中小企業における知的財産の利活用の支援などに携わる。学会及び社会における活動等
所属学会
日本工業所有権法学会研究業績等に関する事項
[著書]・特許庁工業所有権制度改正審議室編『平成23年 特許法等の一部改正 産業財産権法の解説』
共著 平成23年12月 (社)発明協会