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公開講座2020

東北大学大学院法学研究科 公開講座 法曹継続教育プログラム

東北大学法学研究科では、東北地方で活躍する若手・中堅弁護士が、最新の法的課題に対応し、法曹として活躍するために必要な法的知識やスキルを修得することを可能とするために、2015年度に「法曹継続教育プログラム」を創設しました。2017年度以降の講座は、東北弁護士会連合会、仙台弁護士会との共催により実施しています。
2020年度は、以下の講座を開講します。目下、新型コロナウイルスの感染拡大に関わる社会状況が不透明なため、例年とは違って参集型の会場を設けず、オンライン講座の方法で実施いたします。

《民事法修得プログラム》重要判例を中心とした近年の民法上の課題の検討

本講座では、弁護士実務において重要な民法にまつわる近年の動向を取り上げます。具体的には、消費者契約、物権、不法行為、家族法の各分野から、最近の判例、社会問題に関わる事例、あるいは立法の動向を取り上げて、問題の所在を解説するとともに、その解決の方向性と残された課題とを検討します。
取り上げる問題に普段から関与されている方はもちろんのこと、広く民法の動向にご関心をお持ちの方は、是非ご参加ください。

  • 日時   2021年2月4日(木)・18日(木)・25日(木)・3月4日(木) 午後6時00分~午後8時00分 全4回
  • 会場   オンライン講座
  • 時間数  8時間(全4回合計)
  • 講習料  10,000円(全4回分)
  • 対象   弁護士
  • その他  受講者には、受講後に修了証が授与されます。

講座内容

日 程 内 容 (予定)
2月4日(木) 午後6時~8時 消費者と契約をめぐる最近の事例紹介と検討 (渡辺教授)
・クレジットカード
・ネット取引と未成年者
・インターネット、Wi-Fiの勧誘・契約トラブル など
2月18日(木) 午後6時~8時 所有者不明土地問題に発する民法の改正 (鳥山教授)
・土地所有権の放棄の許容化
・共有や相隣関係の制度の見直し
・相続登記等の義務化
・遺産分割の期間制限  など
2月25日(木) 午後6時~8時 不法行為法をめぐる最近の判例の紹介と検討 (吉永教授)
・被用者から使用者への逆求償
・定期金賠償
・労働契約法20条(平成30年法律71号による改正前のもの)と不法行為 など
3月4日(木) 午後6時~8時 親族・相続分野における最近の判例の紹介と検討 (久保野教授)
・婚姻又は同性カップルの解消に伴う慰謝料請求
・相続開始後に認知された子からの価額支払請求
・再転相続における熟慮期間の起算点 など
  • 担当教員  渡辺 達徳(東北大学大学院法学研究科教授)
  •       鳥山 泰志(東北大学大学院法学研究科教授)
  •       吉永 一行(東北大学大学院法学研究科教授)
  •       久保野 恵美子(東北大学大学院法学研究科教授)
  • 共  催  東北弁護士会連合会、仙台弁護士会

申込方法

  • 受講希望者は、下記URLにアクセスし、必要事項をご記入ください。
    申込期限:令和3年1月22日(金)
    申込登録ページ:     https://zoom.us/meeting/register/tJUuf-yqqjwpGdIaDfpufLKIbReEMj5ix6Ui
  • 受講申込後、こちらから折り返し、登録されたメールアドレス宛に講習料(10,000円)のお支払いのご案内をいたします。
    支払期限(銀行振込):令和3年1月28日(木)

申込期限

  • 受講申込:令和3年1月22日(金)
  • 講習料の銀行振込:令和3年1月28日(木)
    ※ 原則として、上記期限まででの講習料の銀行振込の完了をもって、受講手続きの完了といたします。
    よって、受講申込の受付後であっても、上記期限までに講習料の銀行振込が完了しなかった場合には、受講申込を取り消しいたしますので、ご注意願います。

問い合わせ先

  • 東北大学法学部・法学研究科 専門職大学院係 (公開講座担当)
    住所:980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1
    TEL:022-217-4945
    MAIL:law-progrp.tohoku.ac.jp

過去の公開講座

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