東北大学大学院法学研究科 公開講座 法曹継続教育プログラム
東北大学法学研究科では、東北地方で活躍する若手・中堅弁護士が、最新の法的課題に対応し、法曹として活躍するために必要な法的知識やスキルを修得することを可能とするために、「法曹継続教育プログラム」を創設しました。
2018年度は、東北弁護士会連合会、仙台弁護士会と共催し、以下の講座を開講します。本講座は、東北各県の弁護士会のテレビ会議システムを利用することにより、仙台以外の会場でも受講することが可能です。
《民法修得プログラム》民法改正の諸問題
本講座では、弁護士実務において重要な民法改正に関わる諸問題について検討を加えることを目的とします。具体的には、平成29年に成立した債権法改正について、新たな解釈論上の争点がすでに形成されつつあるいくつかの事項を取り上げて問題の所在を解説するとともに、平成30年に成立した相続法改正について、その方向性と残された課題とを解説することで、民法改正に対する理解を深めることを目的としています。
近年の民法改正の諸問題について、ご関心をお持ちの方は、是非ご参加ください。
- 日時 2018年10月24日(水)・31日(水)・11月7日(水)・14日(水) 午後6時~8時 全4回
- 会場 仙台弁護士会4階会議室、および、東北各県の弁護士会が指定した会場
- 時間数 8時間(全4回合計)
- 講習料 10,000円(全4回分)
- 対象 弁護士
- その他 受講者には、受講後に修了証が授与されます。
講座内容
日 程 | 内 容 (予定) |
---|---|
10月24日(水) 午後6時~8時 | 改正債権法の争点Ⅰ(阿部准教授) ・債務の履行に代わる損害賠償請求の要件 ・契約不適合責任と危険移転制度 |
10月31日(水) 午後6時~8時 | 改正債権法の争点Ⅱ(阿部准教授) ・債権者代位訴訟 ・詐害行為取消訴訟 |
11月 7日(水) 午後6時~8時 | 改正債権法の争点Ⅲ(阿部准教授) ・保証人保護の強化 ・不真正連帯債務の行方 |
11月14日(水) 午後6時~8時 | 相続法改正の方向性と残された課題(水野教授) ・改正の契機となった配偶者保護とその限界 ・その他の改正点と相続法の構造的問題 |
- 担当教員 水野 紀子(法学研究科教授)
阿部 裕介(法学研究科准教授) - 共 催 東北弁護士会連合会、仙台弁護士会
申込方法
- 公開講座の受講申込書を下記の「手続案内・申込書」からダウンロードし、必要事項をすべて入力の上、下記の申込先あてメール(添付ファイル)にて送信願います。
なお、「手続案内・申込書」がダウンロードできない場合には、下記の申込先まで連絡願います。 - 手続案内・申込書(Wordファイル)
- 受講申込を受付後、折り返し、メールにて受講申込受付結果の通知及び講習料お支払いのご案内を返信いたしますので、下記の申込期限までに、指定口座へ講習料をお振込み願います。
なお、公開講座を受講の際には、確認のため、講習料をお振込みいただいた際の控え(ネットバンク等でお振込みいただいた場合には、お振込みいただいた際の画面をプリントアウトしたもの)をご持参願います。
申込期限
- 受講申込:2018年10月12日(金)
- 講習料の銀行振込:2018年10月19日(金)
※ 原則として、上記期限まででの講習料の銀行振込の完了をもって、受講手続きの完了といたします。
よって、受講申込の受付後であっても、上記期限までに講習料の銀行振込が完了しなかった場合には、受講申込を取り消しいたしますので、ご注意願います。
申込先
- 東北大学法学部・法学研究科 教務係 (公開講座担当)
住所:980-8576 宮城県仙台市青葉区川内27-1
TEL:022-795-6175
MAIL:law-kyomgrp.tohoku.ac.jp