留学先:オウル大学(フィンランド) 期間:2025年8月〜2025年12月

・授業
教育心理学部の授業として、フィンランドの教育制度についての授業、難民受け入れ制度についての授業を受講した。また、他学部履修としてフィンランド語の授業とフィンランドの先住民族(サーミ)についての授業を受講した。授業では授業内でのディスカッション、期末レポートの作成、期末テスト、グループプレゼンテーションを行った。
・ボランティア活動
受講していた難民受け入れ制度についての授業の一環で難民受け入れセンターでのボランティア活動を行った。具体的な活動内容は難民としてセンターで生活する子供達(2歳から18歳まで)との交流活動。週に1 回、2時間の活動を行った。4ヶ月間の活動の中で最も印象的だったのは、折り紙教室の企画・運営である。ティーンネージャー向けの活動の中で子供達が多文化に触れる機会を提供しようと折り紙のアクティビティを行った。地方のため折り紙の手配に予定よりも時間がかかるなど課題もあったが、運営者の協力を得ることができ、実現することができた。また、延期期間の間に他のボランティア参加学生に声をかけ、参加者・協力者を集めることができた。当日は、普段活動に参加しない子供が参加してくれ、自分の作品を大切そうにポケットに入れて持ち帰る様子が見られ、とても嬉しかった。ボランティア活動の最終日にも運営者の方から「折り紙教室、とても良かったよ。ありがとう」という言葉をもらった。

・タンデム活動
タンデムの授業を受講し、フィンランド人とフランス人のメンバーと共に活動した。具体的な活動としては、各国(日本・フランス・フィンランド)の映画鑑賞会、シティセンターでの課外活動、伝統的なクリスマススイーツの製作など文化交流が中心であった。タンデム活動で最も印象的だったのは、フィンランド人のメンバーから「日本人って小さなことに対してもありがとう、やごめんなさい、を伝えるよね」と言われたことである。今まで意識したことはなかったが「とてもいい習慣だと思う」と言われ、日本人(もしかすると私個人かもしれないが)としての特徴を認識することができた。

・国際交流
タンデム活動とは別に、留学生活を通じてかけがえのない友人を得ることができた。特にアジアにルーツを持つ友人が多かったのだが、ヨーロッパという環境の中で食文化や生活習慣など共通点が多いことが、仲を深めるきっかけになったように感じる。シンガポール人の友人とはシンガポールのチキンライスと日本の手巻き寿司を互いに作りあうなど料理をツールにつながることができた。また、寮では初めての共同生活を経験した。掃除のルールや日々の生活のルールなどを共に考えて作り上げ、互いに意見を擦り合わせながら快適な環境を作っていく過程を経験した。
・語学力
留学前は英語でのコミュニケーションにとても不安があった。特にうまく話せるか、ミスをしないかばかりを気にして自分が伝えたいことを表現できないことが多い状況であった。しかし、留学の中で「あなたの気持ちはきちんと伝わっている」と伝えてくれる友人のおかげでミスを恐れず発言できる機会が増えた。最終的には授業で意見を求められても黙りこむことなく、自分の伝えたいことを言い切ることができるようになった。留学先で2 年ぶりに再会した海外の友人からは「英語力が上がっていて驚いた」という言葉をもらい、自信を持って英語を話せるようになったと感じている。
