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東北大学チームが国際法模擬裁判の大会Asia Cup 2023に参加し、原告書面2位に入賞しました

法学部研究成果・社会貢献

前期開講の授業「国際法演習」履修者有志が、国際法模擬裁判の大会Asia Cup 2023(国際法学会及び外務省の共催)に参加しました。東北大学チームは日本代表の2校のうちの1校として8月22日・23日に開催された口頭弁論ラウンド(Oral Round)に進出し、原告書面で2位(タイ)に入賞しました。総合成績としては、参加15校中12位でした。

 

Asia Cupは架空の国家間の紛争について、国際司法裁判所を想定した法廷で国際法に基づいた主張を戦わせる大会です。原告と被告のそれぞれの立場で書面を作成し、口頭弁論を行って得点を競う形で行われます。国際法の規則や国際判例の知識をもとに、いかに説得力ある法的主張を組み立てることができるかが問われる競技となっています。口頭弁論は英語で行われ、裁判官の質問に対して的確に英語で答えながら弁論を行うことが求められます。

 

大会の口頭弁論ラウンドでは、書面の成績に基づいて選抜されたアジア各国の代表校1校と主催国である日本の代表校2校の15校が参加し、弁論を行いました。大会の結果については、大会のウェブサイトをご覧ください。今年度の大会は、外務省主催の東京国際法セミナーに合わせて開催され、参加学生には著名な国際法の専門家の講義を受ける機会もありました。

 

東京で開催された大会への参加にあたり、法学教育研究支援基金 の「学生活動支援金」からの旅費の支援が行われました。

 

東北大学チームからのコメント

・この度東北大学の代表として、また、日本の代表としてAsia Cupに出場させていただきました。初めての英語での弁論でしたので、慣れないところもありましたが、大変貴重な経験をさせて頂きました。2月に行われるJessupという弁論大会にも出場する予定なので応援よろしくお願いします。(飯島佑介・法学部2年)
・この度、Asia CupのOral Roundに出場することができ、誠に嬉しく思います。西本教授の国際法演習を通し、受講生で協力しながら書面作成や弁論練習を行い、大会に臨めたことが私自身の大きな成長につながりました。また、大会においてアジア各国の法学部生と交流ができたことや国際法の講義を拝聴できたことも、非常に貴重な経験となりました。(上野智子・法学部2年)
・この度Asia CupのOral Roundに出場できたことを、大変嬉しく思っております。支えてくださった皆様に感謝申し上げます。 Asia Cupの取り組みでは、国際法の知識を得、今後につながる貴重な経験を積むことができました。今後の学生生活に活かしていきたい所存です。(鈴木麻央・法学部2年)
・まず、Asia Cupという貴重な舞台に立つことができたのは、多くの方のご協力があってこそです。感謝申し上げます。また、この大会は我々の現在の立ち位置を知る良い機会となりました。次の大会であるJessupに向けてこの反省を活かし、精一杯努めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。(籾山月乃・法学部2年)

 

(国際法学会代表理事・植木俊哉教授(本学理事・副学長、法学研究科教授)とチームメンバー)

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