2025年7月31日(木)、ASEAN日本政府代表部の紀谷昌彦大使が仙台にいらっしゃったのにあわせて、東北大学法学部の学生との懇談会が開催されました。
紀谷大使は、宮城県インドネシア協会のセミナーにおいて、「発展を続けるインドネシア・ASEANの可能性」と題して、講演されました。後半には、法学研究科の伏見岳人教授をゲストに交えて、日本とインドネシア・ASEANの交流について、対談形式でのトークが展開されました。
紀谷大使の講演資料は、以下のURLから、ご覧いただけます。
https://www.asean.emb-japan.go.jp/files/100880105.pdf
講演会の終了後、別会場に移動して、法学部の学生7名や肖陽助教と、紀谷大使との懇談会が開催されました。大使の一日は朝4時半に始まること、経営学と歴史学の知識が将来のキャリアにおいて重要であるという話に加え、官僚として現場に近い立場だからこそ国際情勢の実像に迫ることができること、そして外交官として自らの意見を持ち、政策に反映させることの意義についても、丁寧にお話しいただきました。
普段はあまり詳しく伺う機会のない外交官の暮らしや、日本とASEANの交流について、2時間にわたって語っていただいた濃密な懇談会は、学生たちにとって非常に貴重な学びの機会となりました。
今回の懇談会は、東洋ワーク株式会社の岡﨑克彦専務取締役のご尽力によって実現したものです。東洋ワークグループ株式会社の須佐尚康会長も、懇談会にご参加いただき、人生の先輩としての貴重なアドバイスを、学生たちにたくさん授けてくださいました。ここに記して御礼申し上げます。