東北大学法学研究科法学研究科
テニュアトラック准教授の公募(日本政治、国際関係論または国際法) 募集要項
職名: | 准教授 |
公募人員 | 2 |
雇用形態: | テニュアトラック |
就業場所: | 東北大学大学院法学研究科 宮城県仙台市青葉区川内27-1 |
応募資格 |
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提出先 | 応募フォームから提出 |
応募締切 | 2025年7月31日 日本時間17:00 |
雇用開始日 | 2026年4月1日以降のできるだけ早い時期 |
【概要】
東北大学大学院法学研究科は准教授の候補者を募集しています。法学研究科では、日本の国家・社会を支える従来からの法学・政治学の基盤的研究を補強しつつ、応用分野へ展開すると共に、国際化を進展させることを目標としています。そのため、日本政治の分野では、日本の政治制度、政治過程または政治史等の研究において優れた能力を有し、特に、日本を対象とする政治学研究を国際的な議論に位置付ける視点を持って、研究成果を国際的に発信する意欲のある方を求めています。また、国際関係論および国際法の分野では、複雑化・多様化する現代国際社会における法または政治のあり方について、理論的かつ実証的に探求し、その研究成果を国際的に発信する意欲のある研究者を求めています。特に、国際社会の先端的または重要な課題に関心を持ち、先進的な研究を行う意欲を有する研究者を歓迎します。
この採用は、国際研究卓越大学として研究活動を強化するための大学全体の取り組みの一環です。そのため、選ばれた方には年間500,000円の研究費、また電子ジャーナルを購読等するための費用として年間2,500,000円の研究基盤整備費が提供されます。さらに、上記の在外研究のための費用として3,000,000円のスタートアップ経費が提供されます。
【仕事内容・職務内容】
選ばれた方は、日本政治、国際関係論または国際法の分野の研究および教育活動に従事します。 研究活動にあたっては、その成果の国際発信を積極的に行い、研究分野において高い影響力を持つ複数の国際的な学術書または学術論文を執筆することが期待されています。また、教育活動の一環として、選ばれた方は、修士論文・博士論文の指導、および学部生・大学院生への授業を担当します。
テニュアトラック期間中は、担当しなければならない授業を研究内容に関連する学部または大学院の授業(年間4単位相当)に限定するとともに、研究科の運営にかかる業務を軽減します。着任後に一定の研究業績を挙げていることを条件として在外研究を認める場合があり、この場合には教育業務は免除されます。
【採用人数】 2名
【待遇】
○給与
年俸額は東北大学職員就業規則に基づき、経験及び業績に応じて支給します。
○手当等
通勤手当・単身赴任手当
○社会保険
文部科学省共済組合、雇用保険、労災保険
○年次有給休暇
職員は、毎年20日の年次有給休暇を取得する権利があります。付与される日数は1月1日を基準に計算されます。毎年、前年度の未使用の有給休暇(最大20日まで)が繰り越され、 20日が追加されます。初年度の年次有給休暇は、開始日を基に計算されます(例えば、開始日が4月1日の場合、残りの9か月分として15日が付与されます)。
【勤務時間・休日】
○勤務時間
8:30-17:15(休憩時間 : 12:00-13:00)※裁量労働制(1日のみなし労働時間:7時間45分)
○休日
土曜日、日曜日、祝日、年末年始
【勤務地】
〒980-8576 宮城県 仙台市青葉区川内27-1 東北大学法学研究科
【雇用形態】
正職員・正社員
【雇用開始日】
2026年4月1日以降の最も早い日。
【契約期間】
任期5年(テニュアトラック)
着任から4年目に業績評価が行われます。評価の結果に基づいて、テニュア付与の可否が決定されます。
【応募資格】
- 就任時に博士号の学位を有する
- 日本政治、国際関係論または国際法の専門分野において、顕著な業績を有する者
- 業務遂行上の支障がないレベルの日本語能力
このポジションの候補者は、就任時に博士号を有し、かつ、業務遂行上の支障がないレベルまたはそれに近いレベルの日本語能力を有することが求められます。
【応募方法】
以下の応募書類を別々のPDFファイルとして、応募フォームより2025年7月31日 日本時間17時までに提出してください。提出書類は、日本語・英語のいずれで作成しても構いませんが、「8.法学研究科の目標に関連する今後の研究計画」は日本語で作成してください。
○応募書類
1.カバーレター
3.研究者IDに関する情報(応募フォーム上で入力してください)
(研究者IDを持っていない場合は、全学術論文のリストを提出してください。)
4.主要な研究業績3点以内
5.各種研究費採択状況
6.国際会議講演一覧
7.過去の研究活動の要約(2ページ程度)
8.法学研究科の目標に関連する今後の研究計画(2ページ程度)
9.推薦状2通
【選考】
選考委員会は、特に国際学術誌における研究業績を重視して、研究分野における研究業績を評価します。高補者の中から選ばれた者に対して、選考の過程でプレゼンテーション等をお願いする場合があります。これには、候補者と直接対面するための訪問が含まれることがあります。
【参考】
- 配偶者帯同雇用支援(配偶者の方を本学教職員として雇用)の仕組みもありますので、適宜ご相談ください。
- 東北大学は多様性、公正性、包摂性(Diversity, Equity & Inclusion : DEI)を向上させる活動を推進しており、多様な人材の積極的な応募を歓迎します。
東北大学DEI推進宣言WEBページ https://dei.tohoku.ac.jp/vision/about/
- 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律第8 条に基づき女性教員の在籍率を改善するための措置として、公正な評価に基づき職務に必要とされている能力が同等と認められる場合は、女性を優先的に採用します。
- 学生および教職員が学業・研究・職務の遂行において、多様な性を尊重する環境を実現することを目的として、その方針と具体的な対応の内容を示した「東北大学-みんなが主役-多様な性に関するガイドライン」を制定しています。
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進センターWEBページ
https://dei.tohoku.ac.jp/vision/consulting/for_minority/
- 東北大学には全学教職員が利用できる川内けやき保育園(定員22 名)及び青葉山みどり保育園 (定員116名)の他、大学病院所属の職員等が利用できる星の子保育園(定員120 名)があり、全国の国立大学の事業所内保育施設として最大規模の保育環境が整っています。また、大学病院内に軽症病児・病後児保育室もあり、全学教職員が利用できます。
- その他、男性教職員の育児休業等促進策を含めた本学の両立支援、研究支援等の詳細及び共同参画の取組については、下記URLをご覧ください。
ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進センターWEBページ https://dei.tohoku.ac.jp/vision/consulting/for_family/
人事企画部WEBページ https://c.bureau.tohoku.ac.jp/jinji-top/external/a-4-kosodate/
【問い合わせ先】
kobo_law(at)grp.tohoku.ac.jp 東北大学法学研究科 ※送付の際、(at)を@に変えてください。