
法学部の自主ゼミの1つである倶楽部国際法が、2026年2月14日~16日にかけて京都大学にて開催されたジェサップ国際法模擬裁判2026日本国内予選大会(主催:国際法学生交流会議)に出場し、原告書面3位に入賞し、原告弁論者として佐藤志哉さん(法学部1年)が個人弁論者3位の成績を残しました。

ジェサップ国際法模擬裁判大会(Philip C. Jessup International Law Moot Court Competition)は、約100か国の約700の大学が参加する世界最大の国際法模擬裁判の大会です。国際法模擬裁判では、架空の国家間の紛争について、国際司法裁判所を想定した法廷で国際法に基づいた主張を戦わせます。原告と被告のそれぞれの立場でメモリアル(書面)を作成し、口頭弁論を行って得点を競う形で行われ、国際法の規則や判例の知識をもとに、いかに説得力ある法的主張を組み立てることができるかが問われる競技となっています。今年の問題は、国際司法裁判所における訴訟参加や、先住民族の権利などに関する国際法上の論点を扱うものでした。

・倶楽部国際法副代表 中田茜吏さんのコメント
本大会の問題は、レアアースやロボットの遠隔操作などの新領域と従来の国際法秩序の衝突という未解決の難題でした。本大会には、夏のJAPAN CUP準優勝の悔しさから優勝を目指して、会議や練習の回数や質を高めて全力で取り組んできました。結果に対する悔しさは残りますが、最後まで諦めずに準備を重ね、他校とハイレベルな議論を交わせた学びの多い大会となりました。ご指導くださった関係者の皆様、ならびに学術振興基金を通じて倶楽部国際法の活動をご支援くださっている東北大学法学部同窓会の皆様に深く感謝申し上げます。後輩たちは3月上旬に開催される宇宙法模擬裁判大会にも出場予定です。今後の俱楽部国際法のさらなる活躍にもぜひご期待ください。
・原告弁論者3位 佐藤志哉さんのコメント
東北大学を代表する弁論者としてこのような結果をいただけたこと、非常に嬉しく思います。活動を支えてくださったすべての方にこの場を借りて御礼申し上げます。
国家の代理人として国の弁護をすることは容易ではなく、活動を通じて多くの問題に直面しました。しかし同時に、国際社会にはどういった法が存在するのか、それはどのように適用されているのかを学ぶことは非常に楽しく貴重な経験でした。模擬裁判の活動は、競技の枠を超えて国際法の持つ価値について考える良い機会であると考えています。この経験を機に、国際法を学ぶ者として国際法の発展に寄与できるよう邁進していきたいです。

