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元東北大学大学院法学研究科長・法学部長である小山貞夫・東北大学名誉教授が、令和4年度文化功労者に選出され、顕彰式が11月4日、東京都内で開かれました。

法学部研究大学院研究成果・社会貢献

元東北大学大学院法学研究科長・法学部長である小山貞夫・東北大学名誉教授が、令和4年度文化功労者に選出され、顕彰式が11月4日、東京都内で開かれました。
文化功労者は、「文化の向上発展に顕著な功績を残した者」として、文化審議会の議を経て文部科学大臣が決定するもので、令和4年度は小山先生を含め20人が選出されています。
小山先生は、ヨーロッパ大陸法とは異なる法発展を遂げた中世から初期近代にかけてのイングランド法史についてご研究を重ねてこられましたが、イングランド法制史学を日本に根付かせ、法制史学と経済史学を有機的に結びつけ、西洋史学に新しい分野を切り開くなど、日本の法学の発展に多大な貢献をしたことがこのたび主な功績として認められたものです。
2000年に本学を定年退官後もご研究を重ね、『英米法律語辞典』をお一人で編集・執筆されたほか、ごく最近にも東北大学法学会の刊行する「法学」誌に論文「絶対王政期イングランドにおける治安書記:治安判事制を支えた専門補佐役」( http://hdl.handle.net/10097/00129237 )を寄稿されています。

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