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ジェンダー法・政策研究叢書第9巻
『雇用・社会保障とジェンダー』(嵩さやか・田中重人編)
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研究成果をまとめた「ジェンダー法・政策研究叢書」(全12巻)を出版する計画を実施し、第9巻『雇用・社会保障とジェンダー』を東北大学出版会より平成19年5月31日に刊行しました。 東北大学出版会(2,200円+税) 全国書店にて好評発売中です。 [問い合わせ先] 東北大学出版会 http://www.tups.jp |
目次
はしがき | 田中重人 | ||
第一部 | 日本の現状と課題 | ||
I | 男女共同参画と社会法 | 岩村正彦 (柴田洋二郎訳) |
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II | 均等法の20年 ──間接性差別禁止の立法化をめぐる論議 | 浅倉むつ子 | |
III | 育児休業政策の意義と課題 | 武石恵美子 | |
IV | セクシャル・ハラスメント規制の企業化と男女平等政策への示唆 | レオン・ウォルフ (柴田洋二郎訳) |
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第二部 | 平等への多様なアプローチ | ||
V | 雇用・社会保障とジェンダー平等 ──憲法理論的考察 | 辻村みよ子 | |
VI | 「ジェンダー」と雇用の法 | 水谷英夫 | |
VII | 男女雇用平等の新たな法理念 | 水町勇一郎 | |
VIII | 雇用における性差別 ──法と経済学からのノート | 飯田 高 | |
IX | 性別格差と平等政策 ──階層論の枠組による体系的批判 | 田中重人 | |
第三部 | 諸外国における雇用政策 | ||
X | 世界の賃金平等戦略の最前線と今後の行方 | 居城舜子 | |
XI | アメリカにおける雇用差別禁止立法の歴史と現状 ──性差別を中心に | 長谷川珠子 | |
XII | EUジェンダー政策の発展と展望 | 関根由紀 | |
XIII | イギリスにおけるパートタイムの労働の平等法理 ──男女差別からからのアプローチ |
阿部未央 | |
XIV | フランスにおける労働市場とジェンダー ──平等なきパリテ(parité) |
マルガレット・マルアニ (柴田洋二郎訳) |
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XV | 韓国における男女共生社会に向けた雇用政策の展開と現状 | 趙 翔均 | |
第四部 | 諸外国における社会保障政策 | ||
XVI | ドイツにおける男女共生社会に向けた社会政策 | 水島郁子 | |
XVII | 家庭生活と職業生活の両立 ──育児に関するフランスの社会法制 | 柴田洋二郎 | |
XVIII | フランスの年金制度と女性 | 嵩 さやか | |
XIX | 韓国における男女共生社会に向けた社会保障法制の展開と現状 | 盧 尚憲 | |
おわりに | 嵩 さやか |