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ジェンダー法・政策研究叢書第8巻
『政治参画とジェンダー』(川人貞史・山元一編)
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研究成果をまとめた「ジェンダー法・政策研究叢書」(全12巻)を出版する計画を実施し、第8巻『政治参画とジェンダー』を東北大学出版会より平成19年5月31日に刊行しました。 東北大学出版会(2,200円+税) 全国書店にて好評発売中です。 [問い合わせ先] 東北大学出版会 http://www.tups.jp |
目次
はしがき | 川人貞史・山元 一 | ||
第一部 | 政治参画の法と制度 | ||
第1章 | 政治参画ジェンダー ──クォータ制の合憲性を中心に | 辻村みよ子 | |
第2章 | 国家像・人間像・平等化政策 ──フランスにおける「積極的差別」について |
山元 一 | |
第3章 | 1999年7月8日憲法改正:抽象的普遍主義から具体的普遍主義へ | ドミニク・ルソー (阿部智洋訳) |
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第4章 | フランス憲法院と年金改革:訴訟における両性平等の発展の逸機 (憲法院2003年8月14日判決(2003-483 DC)をめぐって) |
グウェナエル・カルヴェス (阿部智洋訳) |
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第5章 | フランスにおける司法官職への女性の進出 ──「自発的なパリテ」の限界 |
イザベル・ジロドウ | |
第6章 | 行政法学からみたジェンダー | 小幡純子 | |
第二部 | 政治参画の実態 | ||
第7章 | アメリカにおける女性の政治参加に関する研究動向 ──「女性と政治」研究の発展過程とこれからの課題 |
相内眞子 | |
第8章 | クォータが論じられない日本政治の不思議 ──女性の政治的代表は世界でどのように論じられているか |
岩本美砂子 | |
第9章 | 女性議員の有効性に関する一考察 ──女性議員研究の現状と展望から見えたもの |
大海篤子 | |
第三部 | 政治参画の調査分析:全国ジェンダー・サーベイ | ||
第10章 | 日本における女性の政治進出 | 川人貞史 | |
第11章 | 日本人の政治参画におけるジェンダー・ギャップ | 山田真裕 | |
第12章 | 男女共同参画に関する政策選好の規定要因 ──価値観および不平等認識の効果を中心に |
平野 浩 | |
第13章 | 誰がどのような政策を支持しているのか ──「選択的夫婦別姓制度」を中心に |
岩本美砂子 | |
第14章 | 女性の政界進出:国際比較と意識調査 | 増山幹高 | |
第15章 | 女性政治家に対する有権者の態度 ──誰が女性政治家を支持するのか |
相内眞子 | |
附録 | 「政治と社会における男女の役割に関する意識調査」 概要,質問表,および単純集計結果 |