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ジェンダー法・政策研究叢書第4巻
『ジェンダーと教育─理念・歴史の検討から政策の実現に向けて』(生田久美子編)
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研究成果をまとめた「ジェンダー法・政策研究叢書」(全12巻)を出版する計画を実施し、第4巻『ジェンダーと教育─理念・歴史の検討から政策の実現に向けて』を東北大学出版会より平成17年12月1日に刊行しました。 東北大学出版会(2,200円+税) 全国書店にて好評発売中です。 [問い合わせ先] 東北大学出版会 http://www.tups.jp |
目次
はしがき | 生田久美子 | ||
第一部 | 「教育」の再構築における「ジェンダー」 | ||
第1章 | 「知」の一様式としての「ケア」─ジェンダーの視座に立つ教育哲学からの提言 | 生田久美子 | |
第2章 | 教育による変身(Educational Metamorphoses) | ジェイン・ローランド・マーティン (尾崎博美訳) |
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第3章 | ジェンダー・センシティブな教育とは何か─教育思想史からの示唆 | 坂本辰朗 | |
第4章 | J.S. ミル『女性の解放』における人間本性論 | 奥井現理 | |
第二部 | 歴史・文化の中の「ジェンダー」 | ||
第5章 | 男女共学の歴史的経緯と今日的課題 | 水原克敏 | |
第6章 | 教育における「個性」の枠組みとジェンダー─大正自由教育期の小原国芳「全人教育論」に着目して | 佐藤高樹 | |
第7章 | 教育史における「銃後の担い手」形成の一局面─総力戦体制下の「婦人常会」 | 須田将司 | |
第8章 | 在日コリアンの家庭教育とジェンダー─二世・三世のお見合いを事例に | 李 仁子 | |
第三部 | ジェンダー・センシティブな教育実践と政策の実現に向けて | ||
第9章 | ジェンダー法学教育の意義と課題 | 辻村みよ子 | |
第10章 | アメリカ合衆国における女性大学教員のキャリア形成に関する教育序論 | 坂本辰朗 | |
第11章 | 「国家フェミニズム」と大学─カナダにおける「女性の地位」という政策概念 | 犬塚典子 | |
第12章 | 台湾における教師像─父性的職業から母性的職業への転換 | 小川佳万 | |
第13章 | アメリカ中等教育におけるジェンダー観の展開─ナショナル・スタンダードおよび州スタンダードから | 谷口和也 | |
第14章 | 異文化社会におけるジェンダー教育の現状─ユニバーシティ・エレメンタリースクールのケース | 末松和子 | |
第15章 | ジェンダーと成人教育─男女共同参画施策をめぐるNPO市民活動の学び | 槇石多希子 |