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パリ拠点便り
3月の下旬よりCOEプログラム・パリ拠点で研究させていただいております柴田洋二郎です。
今回はパリでの研究環境をみなさんにお知らせします。拠点の環境をお知らせしますと、辻村先生をはじめとする諸先生方のご尽力で発足したパリ拠点は絶好のロケーションにあります。場所は閑静なパリ15区。しかしひとたび外に出ればパリのシンボルエッフェル塔が間近にそびえ、それを眺めながら散歩するだけでも良い気分転換になります。また、私はパリ第10大学に研究員として受け入れていただき勉強しております。パリ郊外に位置する大きな大学で、どことなく雰囲気が東北大学と似ているように思います。指導教官である労働法の重鎮・リヨンカーン先生、新進気鋭の若手・ロキエク先生をはじめとする研究者、さらには同じ大学のさまざまな国の学生と交流を深め研究を行なっております。ここフランスでもジェンダー研究は注目を浴びており、私の専攻する社会法という領域に限らず、憲法・民法を含めたより広い視点からシンポジウムが行われたりしております。こうした機会を積極的に利用し、自分の研究への示唆を得ようと思っております。このような恵まれた環境のなか、6月の下旬までここで研究させていただきます。
La communication de Paris
東北大学法学研究科博士課程後期院生
(現在、ジェンダー法・政策研究センター COE研究員)
柴田洋二郎