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研究年報第4号 (平成18(2006)年度)
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平成18(2006)年度のCOEプログラムの全活動を記録し、その研究成果を内外に発信するために、公開シンポジウム、各クラスター主催の研究会における報告などの掲載しており、日本語と外国語の研究年報を発行しております。 |
目次
はじめに | 辻村みよ子 | |||
第1部 | シンポジウム | |||
第1章 | シンポジウム「市民参加,多様性とジェンダー─日本・カナダ・フランスの比較研究」 | |||
(1) | カナダ・セミナー(2006年7月4日:東北大学) | |||
I | カナダ都市のガバナンスにおけるジェンダーと多様性の統合 | キャロリン・アンドリュー (犬塚 典子訳) |
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II | カナダ下院議会における女性の代表制とケベック州議会における女性の代表制 | マノン・トランブレー (室井 麗子訳) |
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III | グローバル化時代におけるカナダの市民性と言語政策 | リンダ・カーディナル/ アンヌ=アンドレ・ドゥノー (廣松 勲訳) |
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(2) | フランス・セミナー(2006年7月14日:東北大学) | |||
I | 労働市場とジェンダー:平等なきパリテ(parité) | マルガレット・マルアニ (柴田洋二郎訳) |
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II | マルアニ報告に対するコメント | 柴田洋二郎 | ||
III | 2005年11月にフランスで起こった都市圏での暴力的行為について | アンリ・レイ (柴田洋二郎訳) |
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第2章 | シンポジウム「理系分野の男女共同参画」 (2006年10 月15 日:AER ビル28階エルソーラ大会議室) 女性研究研究者フォーラム(「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」)共催 |
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I | 杜の都女性科学者ハードリング支援事業 | 小谷 元子 | ||
II | 東北大学病院病後児保育施設について | 石井 恵子 | ||
III | 工学分野における男女共同参画 ─機械・知能系の女性を取り巻く教育研究環境 |
松島 紀佐 | ||
IV | 学術分野のポジティヴ・アクション | 辻村みよ子 | ||
第3章 | シンポジウム「オランプ・ドゥ・グージュ研究の新地平」(2006年11 月13 日:日仏会館) | |||
I | オランプ・ドゥ・グージュ ─フランス革命史から追放された政治作家あるいは風刺作家 |
クリスティーヌ・フォーレ (室井 麗子訳) |
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II | 人権論・フェミニズム論からみたオランプ・ドゥ・グージュ | 辻村みよ子 | ||
III | オランプ・ドゥ・グージュの戯曲の現代性 | 太原 孝英 | ||
IV | 劇作家としてのオランプ・ドゥ・グージュ ─演劇史の視点から見たグージュ |
高瀬 智子 | ||
V | 「女性および女性市民の権利宣言」翻訳上の諸問題 ─「自然」と「国民」の観念をめぐって |
イザベル・ジロドウ | ||
第4章 | 日本学術会議地域振興・東北地区フォーラム「少子高齢化社会と男女共同参画」 (2006年12 月18 日:仙台国際ホテル) |
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I | 初代専任の男女共同参画担当大臣として | 猪口 邦子 | ||
II | 働いて,生きる─均等法の第三ステージ | 浅倉むつ子 | ||
第2部 | COE研究会報告 | |||
I | 工学系学術と教育における男女共同参画 ─工学分野に特化した男女差の認識と現状調査 |
松島 紀佐 | ||
II | 現代ロシアにおける女性組織と民族紛争について | ソブコ・オーリガ | ||
III | フランス語圏旧植民地におけるジェンダー ─カリブ海域文学におけるジェンダー表象 |
廣松 勲 | ||
IV | 1950〜1970年代の日本におけるルソーの女性論・女子教育論の受容状況 ─ルソーの教育思想受容との関わりで |
室井 麗子 | ||
V | 教育における「家庭(home)」概念の可能性 ─ Jデューイの教育実践に対するJRマーティンの批判的論考を手掛りとして |
渡部 芳樹 | ||
VI | 教育における「ジェンダー・センシティブ」概念の分析 ─ Cギリガンの「ケアの倫理」とJRマーチンの3Csを手がかりに |
尾崎 博美 | ||
VII | 韓国における性暴力犯罪被害者に関する法的権利の保護 | 蘇 恩瑩 | ||
VIII | 介護と感情労働─民法上の契約の視点から | 李 新金 | ||
IX | 韓国女性の家族観とコミュニティー ─アジア的な「家族とジェンダー」を考える |
イ・ソンヒ | ||
資料 | 平成18年(2006)度 日報 |