2004年度の記録 >> 研究会報告
Fクラスター(ジェンダーと教育)主催 研究会
◇学内研究会 (担当:生田久美子教授)
2005年1月20日(木) 16:00〜 文系総合研究棟11階中会議室
「多文化社会におけるジェンダー教育:米国ユニバーシティエレメンタリースクールの取り組み」
東北大学経済学研究科 末松和子講師
「J.S.ミル『女性の解放』における人間形成論」
東北大学教育学研究科博士課程院生(COE RA) 奥井現理氏
「大正期自由教育論における<個性>と<母性> ─小原国芳の「全人教育論に着目して─」
東北大学教育学研究科博士課程院生(COE RA) 佐藤高樹氏
奥井現理氏および佐藤高樹氏の発表は、ともに人間の〈本性〉がいかなるものか、さらに女性の〈本性〉がいかなるものかという点に焦点を当てた内容であり、ジェンダー教育を考える際の基本的な原理を問う試みであった。また、末松和子氏の発表では、米国での実地調査に基づく報告を通して、〈多様性〉と〈ジェンダー〉という要素が米国の初等教育の中にどのように影響しているかについての最新の動向が示された。
当日は、会場の文系総合棟会議室は満杯状態となり、熱く活発な議論が交わされた。
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