2003年度の記録 >> 学外連携拠点(仙台市・アエルビル)開設
学外連携拠点を仙台駅前の高層ビル・アエルビルに開設
本COEプログラムの研究・教育は、地方公共団体や弁護士会、国内外の研究機関等との連携によって大きな成果が得られるため、学外連携拠点を、仙台市の男女共同参画推進施設「エル・ソーラ仙台」(〒980-6128仙台市青葉区中央1丁目3-1アエル28階・29階TEL.022-268-8041 FAX.022-212-1628 http://www.sendai-l.jp/)と同じアエルビルに開設し、我が国の代表的なジェンダー法・政治学文献・資料センターとして機能させることにしました。そこで、この学外連携拠点を充実させ、本拠点を文献・資料センターとして有効に活用し、活発な連携活動を行うことにより、一層大きな研究・教育の成果が期待されます。
時間(平日9:30―16:30)
TEL.022-723-1965
FAX.022-723-1966
*センターにご用の際は、上記の時間内にお電話で予約のうえ、お越し下さい。
*お問い合わせ等は、東北大学法学研究科COE支援室までお願いいたします。
室長 | 今村 勝 | 庶務・会計 |
室員 | 小山 幸恵 | 庶務・会計 |
横山 志香 | 図書・アエルビル拠点受付 |
アドレス E-mail:gelapoc@law.tohoku.ac.jp
TEL 022-795-3740
「ジェンダー法・政策研究センター」開所式
21世紀COEプログラム「男女共同参画社会の法と政策」では、学外連携拠点である「ジェンダー法・政策研究センター」(アエルビル19階)のオープンに際し、平成15年12月1日(月)、アエルビル28階「エルソーラ仙台」大研修室において開所式を開催しました。
本研究拠点は、21世紀の日本と国際社会がめざす「男女共同参画」実現のための理論的課題を法学・政治学を中心に解明し、「ジェンダー法・政策」研究・教育の成果を世界に発信するとともに、日本の地方自治体や法曹界等とも連携して、具体的な政策実践に資することを目的としています。センターは、仙台市の男女共同参画推進施設である、せんだい男女共同参画財団「エルソーラ仙台」と同じビルにあり、今後、共同研究会・公開シンポジウム等を主催し、多くの機関と連携して研究を行う予定です。同時に、COE研究員等の研究室、ネットワークの発信基地、ジェンダー法・政策関連文献等の図書室の機能をも果たすことで、今後、いっそう研究・教育の成果が期待されます。
開所式は、吉本高志総長をはじめ学内外70名余の研究者・弁護士・政策担当者・女性団体等の方々にお集まり頂き、拠点リーダー辻村みよ子からの開式の言葉、吉本総長からのご挨拶に続いて、内閣府男女共同参画局久保真季推進課長、せんだい男女共同参画財団遠藤恵子理事長、宮城県男女共同参画推進課青山桂子課長、仙台弁護士会副会長門間久美子先生から本プログラムに期待を寄せる温かいお言葉を頂きました。引き続き、国際婦人の地位委員会・日本代表の目黒依子上智大学教授に「国連からみたジェンダー平等政策の課題」と題する記念講演に移り、日本のジェンダー平等政策の課題について有益なお話を伺うことができました。
その後、19階の「ジェンダー法・政策研究センター」の視察と記念レセプションが行われ、中塚勝人副総長をはじめ、男女共同参画委員会委員長の鈴木厚人理学研究科長、仙台市市民局奥山恵美子次長からご挨拶して頂きました。事業推進担当者・学内外の研究協力者と出席者との間の活発な意見交換の機会ともなり、今後COEプログラムの研究・教育をスムーズに進めるために、極めて有意義な開所式・記念講演会となりました。
![]() 挨拶中の吉本高志東北大学総長 |
![]() 記念講演中の目黒依子上智大学教授 |