2003年度の記録 >> 研究会報告

Dクラスター(身体・セクシュアリティー)主催 研究会

◇学内研究会 (担当:齊藤豊治教授)

2004年1月27日(火) 17:00〜19:00 法学研究科2階大会議室

「ハイテク社会におけるポルノグラフィーの刑事規制」
東北大学法学研究科研究生 永井善之氏

「『表現の自由』とポルノグラフィー」
東北大学法学研究科博士後期課程院生(COE RA) 田代亜紀氏

* 身体・セクシュアリティークラスターの第1回研究会が1月27日午後5時から開かれ、40名近い参加者があった。
 永井報告では、一国のみでのサイバー・ポルノの法的規制は困難であり、青少年保護のための受信者側の技術的規制の有効性が強調された。田代報告では、ポルノ規制をめぐる規制派とリベラル派との論争が分析された。その後、性差別と支配、批評の自由の侵害、ジェンダー視点による規制根拠の再検討等につき、活発な討論が行われた。