アメリカ法の調べ方概念図



アメリカ法のどこかの分野を調査するとき、 テーマから始めて、適当な著作、論文を漁り、自分なりの法理論を構成して問 題の分析を行うというのが、一般的な研究の進め方だと思う。

そこで出会うさまざまな判例はすべて、自分の理論を支持したり、あるいは理 論に合致しない例外事象として説明されることになる。

しかし、本来、調査の出発点も終点も具体的な判例であるべきである。ここで、 法理論は、このそれぞれユニークな多くの判例をもっとも合理的説明で きるものとして想定されるが、それはあくまで架空の存在でしかない。第一次 的な存在は、あくまで、「事件(events)」としての個々の判例である。

本文へ戻る