<< cite | Main | finall assignment (yamaguchi) >>

2005年11月19日

empirical econ

Levittが"polarizedすると"と前置きした上でやってみた仕分け:

- reduced form

Cambridge/Princeton/PF/Labor/Chicago GSB

- structured

Stanford/Minn/Penn/IO/Yale

納得。Chicago Econはmixedとのことで,Heckmanのように,"ultimate structuralist"もいれば,Levitt自身のようにreduced form系もいる(ちなみに,ultimate reduced formは,Angrist。これまた激しく納得)。

僕自身がどっち系かというと(別にEconでもないのだけれど),structuredをやれるほどeconの修行を積んでいないので,必然的にreduced formになりそう。実際,法律系でempirical paperを書いているものを思い出しても,ほとんどがreduced form系なような気がする。

にしても,日本の経済学研究者からこういう区分を聞いたことが今までなかった。どちらかというと,日本の経済学者(micro)は,実証をあまりやらず――一部に例外はあるけれど――,モデル構築に精を出してきた感がある。てか,日本で知り合った経済学者で,実証をやる人の割合が少ないのですよ。彼らの中で,Pennから帰ってきた人とCambridgeから帰ってきた人とでこういう違いがあるか,と言われると,あまり違いが見あたらない(あー,でも,確かにPennから帰ってきた人はStructuredのにおいがするかも)。ここChicagoでは,ほとんどの人が実証までやるのに対して。おそらく,その方が政策論に直結するから。

PS. 昨晩は,DOCで,Charlie and the chocolate factory。初めから最後までほぼ笑い転げていました。英語が分かる人は,歌詞もちゃんと聴き取りましょう。Johnny Deppは,Lasse Hallstroem/Juliet BinocheのChocolatに続いてチョコかよ,と思ったけれど,こちらは,Chocolatと違って,見終わった後に「チョコ食いたい〜」という気にはならない。にしても,Tim Burtonは,Edwards: Scissorhandsに続いて,こういうのが好きなんだなぁ... この二人の組み合わせは,Ed Wood/Sleepy Hollow(←アメリカには本当にこの地名があちこちにある)から,全部見たことになる。あなたたちはオスカーとれなくてもいいですよ。

ソスソスソスeソスソス hatsuru : 2005年11月19日 07:48

ソスgソスソスソスbソスNソスoソスbソスN

ソスソスソスフエソスソスソスgソスソスソス[ソスフトソスソスソスbソスNソスoソスbソスNURL:
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/cgi-local/mt/mt-tb.cgi/497

ソスRソスソスソスソスソスg

僕はIVに対する信頼が現在あまりないので(IVが作れないとこの間分かったので)、個人的には”ultimate structuralist”のアプローチの方が説得的な気がします。MCMCはこのアプローチを取る時には強力なツールですよー(Bayesianのアピール)。ハーバードの何人かの研究者はIVに占拠されてる計量経済学に反発して、実験に傾いている模様。ほらKremerさんとかお金あるし(Gates Professor?)。。。

制限情報法と完全情報法の議論は結構マクロ計量ではあるみたいです。日本は800本位の怪しい構造方程式で経済予測してるらしいし。でも実際の推定は一本づつOLSでやるらしい。どっかにその理由が書いてあったけど。。「経験的に・・・」って言葉がひっかかったなー。

Charlie and the chocolate factoryはちょっとダークな内容になっていたらしい。原作ではJohnny Deppのあのダークな子供の蹴落とし方はなかったそうです(恵談)。

ソスソスソスeソスソス まっぴー : 2005年11月20日 18:07

800本... 激しくoveridentificationのような気が。だから実は「一本ずつOLS」だったりして。個人的には,econの強みは,複雑な現実の一部を切り取ってシンプルで単純なモデルを提示してくれる点にあると思っているので,800本のsimultaneous equationは,自殺のように見える。

IVは,信じるか信じないかの世界で,うまく他人を信じ込ませることができるかが,評価の分かれ目だからねぇ... でも,IVを信じない人のために,first stageとreduced formを両方提示してみせる,というのはいい方法らしい(本質的にはもちろん同じこと)。

ソスソスソスeソスソス hatsuru : 2005年11月20日 18:18

日本でもstructural estimationする研究者はいますよ。アメリカより少数派です
が。structuralの利点はheckmanの講義で勉強してみてください。基礎が身について
いれば面白く聞けるはずです。

大規模計量マクロモデルについてコメントしておきます。その基礎となるテクノロ
ジーが古いため(=ケインジアン)、ルーカス批判を筆頭とした理論的な欠点はいく
つか挙げられますが、短期に限ったGDP予測や政策効果のシュミレーション等の実
務には今でも有用です。というか、(例えば社会保障給付金額レベルで)全部の項目
が整合的(=4市場が均衡)な数字を出すには、それ以外に実行可能な代案がないと
いうこと。目的が手段を正当化しているわけで、econの強みを殺すものではないと思
いますよ。ちなみに、厳密な意味での「構造」式ではありませんし、全てがOLSなわ
けでもありません。大体100本でそれも細かい項目を出すために必要なもの。もち
ろん、トンデモ系のモデルはありますが(surpriseをたくらんだシンクタンクの予測
とか)。

ソスソスソスeソスソス み : 2005年11月20日 22:38

一応,structured/reduced formのpros/consは,両方説明ありました。一番の違いは,前者が難しい(のに,あれだけペーパー量産しているHeckmanは化け物だ),後者がEcon知らなくても書ける,という点。

なるほど。構造式でなければ,olsでもokですね。

ソスソスソスeソスソス hatsuru : 2005年11月20日 22:44

ちょび追加。法制度の分析(特に私法系)だと,マクロは基本的にお世話にならないのです。それに,僕自身の関心が,人間行動と法規整なので,さらにマクロはほど遠い。というバイアスがあるやもしれませぬ。

ソスソスソスeソスソス hatsuru : 2005年11月21日 18:31

>のに,あれだけペーパー量産しているHeckmanは化け物だ
分業体制の成せる業。すごいことに変わりないけど。

先に述べたのは実務orientedな「どマクロ」で、研究対象としてのマクロにのトピックではないです。為念。もともとシカゴはmacroeconomicsは存在しないという立場で、first year, core courseのtitleがそれを物語っています。

ソスソスソスeソスソス mi : 2005年11月21日 23:12