<< Copacabana -> Kasani -> Yunguyo -> Puno -> Sillustani | Main | Puno -> Cuzco >>

2005年08月25日

Isla Uros (Flotantes) -> Isla Amantani -> Isla Taquile

24日からは,1泊2日のIslaツアー。LPには,ツアーに頼らず単独で行った方が,島民に直接落ちる金額が多くなって島民の助けになるよ,と書いてあるのだけれど,その割には,島々をつなぐ船の連絡についての記述がはっきりしておらず,どういうスケジュールで3つの島をめぐればいいのかはっきりせず,頼りない(一つ一つの島の行き方はしっかり書いてあるけれど)。というわけで,ツアー会社を利用。英語ガイドもつくし。朝7時35分ホテル前pick upの予定だったけれど,実際に来たのは8時。旅行代理店に電話しようかどうか迷い始めたときにやっとバスが来た。

港に着くと,割と小規模のグループ。イギリス・フランス・カナダ・アメリカなどで,14人程度。スペイン語を解するのが2人のカップルしかいなかったので,ガイド―Uros出身――がずっと英語で通していたから,この2人のカップルにはかえってかわいそうだった。

まずは,Isla Urosへ。ここは,Punoからすぐのところにある,トトラと呼ばれるヨシに似た草で作った浮島に住む人々の島。このトトラというのは,比較的浅いところにしか生えないので,Puno近辺の湾部に固まって生息している。それを利用して,浮島を作っている。根を直方体に切り取り,その上にトトラを組んで浮島を作る。この厚みが少ないところでは,地面がふわふわしていて,本当に浮島であることが実感できる。風で移動してしまうので,数年前,ある浮島が夜のうちに動いてIsla Urosへの入り口をふさいでしまい,大騒ぎになったとか。それ以来,錨で固定するようにしているらしい。
uros2.jpg
ちなみに,このトトラ,皮を剥くと食べることができて,ほんのりと甘い。この浮島には,フジモリ大統領が3軒に1台の太陽発電を与えたそうで,僅かながら電気も使えるとのこと。人気取り政策だけれど,それが本当に彼らにとってよいことなのかどうかは,よく分からない(Becker, Accounting for Tastes参照)。
ここからトトラの船で別の浮島(浮島は全体で40以上あり,いくつかのコミュニティに分割されている)に移って,そこから再びボートでIsla Amantaniへ向かう。3時間の道のり。この間に,再びガイドを質問攻めにして暇つぶし。
Amantaniに着くと,まず,今晩泊めてもらう島民の家に各自が案内される。基本的に,グループ毎に一つの家族が割り当てられ,僕はMarianoじいさんにつれられてザックを担いでいった。来る前は,adobe hutに泊まるのかと思っていたら,もうちょっとしっかりとした家で,少なくとも内装は,土壁の上に漆喰が塗ってあった。ちゃんとベッドもある。土のベッドかと予想していたのに。extremeな体験をしてみたかった気持ちもあるけれど,明日の夜は夜行バスで寒くて寝にくいだろうから,今日寝だめできることは,それはそれでうれしい。同じ家には,チェコ人親子3人組と一緒になった。実は,ボートの中で,彼らの会話を聞いていて,いったい何語なのか分からなかったけれど,なるほど。ドイツ語のようにtzの音が入っていたので東欧系かな,という感じはしていた。
aman6.jpg
ここでランチ。島民が普段食べているものを基本に,野菜スープ,揚げパンと数種のポテトのメインディッシュ,コカ茶。野菜スープは,Quinuaという特殊な豆が入っていて,まろやかでなかなかおいしい。揚げパンは,どうやら例のチーズが使われているらしく,ちょっと塩辛い。ポテトは,普通のポテト(ただし黄色の強いやつ)の他,チョロギを大きくしたような形で,水っぽいサツマイモのようなOcaというイモ。
aman7.jpg
チェコ人3人組は,これは残していた。確かにあんまりおいしくないなぁ。コカ茶は,お湯だけ出てきて,自分で葉を入れて飲む。
続いて,このコミュニティ(Amantaniも複数のコミュニティに分かれている)の集会所の前に集合。島の「president」(多分mayorの方が適切な英訳だと思うけれど...)が出てきた。彼,実は,僕の泊まった家に住んでいることが後で判明。そして,夕日を見るためにPachamama登頂。Pachatataという「父」に該当する神殿もあるけれど,母に該当するPachamamaの方が,Titicaca湖の中で最高地点にある,ということでそちらへの登頂でみんなの意見が一致。いいねぇ。Isla del Solもそうだったけれど,このAmantaniも,島の全面(崖以外)が段々畑で覆われている。3年交替で農耕(ジャガイモ・トウモロコシ)と牧畜を繰り返すシステムだけれど,ここまで小石が多いと,耕すのは大変だろうなぁ。

(これはペルーの国花)
Pachamamaへの道は,途中まで石畳の舗装があって快適。一部はこの7月にできたばかりで,ガイドによると観光客用。数日前からこの3800-4000mでのトレッキングを繰り返していることもあって,比較的楽に登り切る。ただ,夕日は,雲がかかっていてあまりきれいには見られなかった。

日没を見て下に戻ると,もはや真っ暗。何人かの人が懐中電灯を持っていて,それを頼りに歩かないと,石に躓いたり糞を踏んづけたりする危険がある。このツアーに参加する場合,懐中電灯は必携。Plaza de Armazに着いてから,再び各戸にばらけて夕食。今度は,昼とは違った野菜スープ,オムレツ+ライス,コカ茶。
aman3.jpg
今度も野菜スープは,いろいろな野菜の出汁が出ていておいしい。オムレツは普通。お米は塩味がした。高地で沸点が低いから沸点を高めるために塩を加えているのか,それとも,味付けのために塩を入れているのかは,不明。presidentが給仕してくれて,チェコ人親子と"Wow! We are served by the president!"とはしゃぐ(笑)。
aman8.jpg
夕食の後は,各自が民族衣装――男はポンチョ,女性はブラウス+キュロット+ケープ――を着せられて,コミュニティの集会所でダンス。左右の手を交互に引いて腰を振るだけの比較的単純なダンスだけど,結構楽しかった。
aman4.jpg
aman5.jpg
ダンスが終わって帰ったら,すぐに爆睡。寒さを懸念していたけれど,全く問題なし。チェコ人親子は,「Punoで泊まったホテルより暖かかった」とのたまっていた。ただ,夜は本当に真っ暗。電気がない(部屋に白熱電球がついているが,つかない)ので,「ランプの宿」ならぬ「ろうそくの宿」。ちなみに,トイレもかなり原始的ですごい。
翌日は,7時に朝食。一部の人は,朝日を見るためにPachamamaに再登頂したらしいけれど,懐中電灯なしの僕にはほぼ不可能。代わりに散歩。キウイ状の実がなっていて,何かと聞いたらフルーツで,ライチのような味。朝ご飯は,パン+パンケーキ+コカ茶。この辺の普通の人の朝ご飯が,パン+ドリンクであることに比べると,観光客向けにちょっと豪華になっている。

この後,8時に桟橋に集合して,Isla Taquileへ1時間の船旅。服装や慣習が島ごとに大きく違っていて面白い。未婚・既婚の区別が服装でしっかりと付けられている点や,3年間の待婚期間があること,その間に女性側が男性側に将来の家族計画を織り込んだ帯を贈ること,など,文化人類学的にすごく興味深い話をガイドがいろいろしてくれた。
taq2.jpg
taq3.jpg
この後,Plazaでちょっと時間を過ごしてから(ここで,コカ・バッグをお土産に購入。これにコカの葉を入れておき,挨拶のとき,握手の代わりにコカを交換してかむらしい。握手・お酒の注ぎあいなど,類似の慣習はいろいろな文化で見られる。ちなみに,島民は既婚男性のみが着用を許されているとのこと),ちょっと下って,湖を見下ろす見晴らしのすばらしいレストランでランチ。野菜スープ+ペヘレイ+コカ茶。
taq5.jpg
taq6.jpg
ここも野菜スープはおいしい。アンデス地域のスープ(sopa)は結構いけるのでは,という感触。ペヘレイはまあまあ。ちなみに,飲み物にインカコーラを注文。味は,一番近いもので言えばメロンソーダ。カフェイン入りのメロンソーダ,ということか? カラメルが入っている普通のコーラの方が,僕にはいい。この後は,Punoへ戻る。
taq4.jpg
Punoで,午後9時まで時間つぶし。まずは,Mercad Centralと民芸品市場で物色。ぴんと来るものがなかった(純粋なアルパカはあまり見かけない)ので,パス。カテドラルを見物した後,カフェで読書して(←まじめ!)7時くらいまで時間をつぶす。それからレストラン探し。いくつかの店が,tourist menuと名乗ってs/.12-18くらいでセットメニューを提供している。その中で,pejereyのcevicheを提供しているHuanchagoというお店に行ってみる。最後だから,全部魚だ!と,pejereyのceviche,trucha,フルーツサラダでまとめ。結構おいしかった。
puno3.jpg
puno4.jpg
この後,tricicletaでバスターミナルに向かう。乗った時点でs/.3と交渉していたのに,着いてからs/.5だとふっかけてきたので,なめんな!とs/.3で手打ち。

ソスソスソスeソスソス hatsuru : 2005年08月25日 08:24

ソスgソスソスソスbソスNソスoソスbソスN

ソスソスソスフエソスソスソスgソスソスソス[ソスフトソスソスソスbソスNソスoソスbソスNURL:
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/cgi-local/mt/mt-tb.cgi/419