Chicago Diary

« 2004年12月 | �ｿｽ�ｿｽ�ｿｽC�ｿｽ�ｿｽ | 2005年02月 »

2005年01月31日

Gorgonzola Scorn

以前，Trader Joe'sという，激安オーガニックスーパーで買ってきたゴルゴンゾーラで，ゴルゴンゾーラ・スコーンを作成：

「スコーン」とレシピにはありつつ，バターは使わず，普通のスコーンでバターを使う代わりにゴルゴンゾーラを入れる。塩味が利いていてチーズ味のスナック菓子のような感じだけれど，なかなかおいしい。ただし，青カビの風味は，こういう風に混ぜてしまうとかなり失われてしまう。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 11:31 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Evergreen

という名前を聞いて，海をやったことのある人なら，海運会社を思い浮かべるのが自然なはず。ですが，今回のevergreenは，チャイナタウンにある中華料理店です。この前の潮州料理の方が，素材と出汁を素直に生かした料理なのに対し，こちらは甘辛ソースで勝負といった感じのやや内陸系で，前の方がよかった。にしても，Chicagoのチャイナタウンが台湾系であることを考えると（青天旭日旗――であっていた？――がかけてあったりする），同じ台湾系である船会社のEvergreenといい，台湾人はこういう名前が好きなのだろうか。そういえば，長栄航空もEva Airだ。

ちなみに，JD生に同乗させてもらったのだけれど，帰りのルートがすごかった。普通，Hyde Parkとチャイナタウンを行き来する場合には，治安を考えてLake Shoreを使う（若しくはDan Ryan）のだけれど，帰りはLake Shoreを使わず，下道を一気にHyde Parkに突っ切って返ってきました。怖いよー。街灯はたくさんついているけれど，車窓から見ていてちょっと外は出歩きたくない雰囲気の地域です。やはり。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 11:22 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月29日

pq, chi

脱出成功。うしゃー。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 16:35 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

espanol

Amazonで，9ドルと安かった（星も5つだったし）ので買ってしまった。同じラテン系ということで，フランス語に微妙に近いんですね。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:04 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月28日

fraud

一部の人には，11月末〜12月初めに僕がくらったcredit cardの不正使用について話しましたが，ちょっと再燃してどたばたしました。

事件の始まりは，郵送されたクレジットカードが僕のところに届かずに，誰かが途中でゲットして（なんて言う郵便事情だ！），70th付近という「絶対そんなところ足踏み入れないだろう」と思われる地域でばしばしと700ドル近く使いまくって下さったところ（そもそも，何で未使用クレジットカードのactivateができたのか，というのはかなりの謎だ）。
これに関しては，notary public(*1)のところに出かけてaffidavitを作成し，カード会社に送ることでさくっと解決が付いた。

……はずだったのに，突然，75ドルの身に覚えのない請求がまた載っているじゃないか！　と慌てて問い合わせてみたら，「以前の不正使用部分をadjustする際に，75ドルを1回多くadjustしすぎたから，もう一度adjustしているんだ」との説明。そんなことはない。確かに，12月の請求には75ドルの不正利用が3回あって，75ドルのadjustが4回されているけれど，それは，古い未着のカードからのtransferが一括してなされているからで，その一括transferの分の中にもう一つ75ドルが隠れているから，合計4回であっているんだ，と説明したら，やっと間違いを認めてくれて，もう一度adjustしてこの75ドルを取り消してくれることになった（数日かかるとのこと）。
こんな単純な数え間違いをされるなんて，ちょっと信じられない...

(*1) 要するに公証人だけれど，日本の公証人とはだいぶイメージが違う。Hyde Parkでは，Post Linkという郵便関係サービス請負事務所みたいなところのスタッフ（普通のおばちゃん）の一人がこの資格を持っていて，affidavitに記入して持っていくと，3ドルくらいでちゃちゃっとサインしてはんこを押して返してくれる。「株主間契約」のどこかの注で，「日本の会社法の発展を公証人制度が阻害した」という趣旨のことを書いた記憶があるけれど（←面白いことは注に書くのです），こういう純粋に「事実を証明するだけ」というのが，ありうべき公証人制度のあり方だと思う。18-19世紀フランス小説なんかによく出てくるような，地域の名士による公証人制度も面白いけれど，いずれにせよ，現在の日本の公証人制度は変だ。マスコミも官僚の天下りはたたくのに，公証人制度はたたかない。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 17:33 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月25日

K Mart

今日，JD/MBA Joint Panel Discussionと称して，K Martのch. 11からの復活の話を，Baird＋investment banker＋すかでんあーぷすでやっていたのだけれど，話自体はそんなに目新しいところはなかったです。一番気の利いた質問が，Bairdの，「UAとK Martはどうしてこんなに違うんだ？」だったような気がする（笑）。UAは，僕のFFPのメインなので，結構気にしています（日本の地方都市に住んでいると，ANAのマイルをつぎ込めるスターアライアンスであることがかなり重要――UAがぽしゃったらLufthansaに乗り換えるだろう）。UAは，Chicagoを本拠地にしていることもあって，TVのニュースではもめ具合がしょっちゅう報道される。労働組合主体なところが致命的な欠陥であるのは誰の目にも明らかなのだけれど。
法学の研究者の視点としては，「倒産法のもとでどうやってうまくビジネスを回すか」という視点よりも，「倒産法がどういう風に使われる・使われないのか」という視点の方が興味深いので，prepackageですっと通ってch. 11が「きれいなアセット」を作りだすために使われる場合と，ch. 11のもとでねちねちと交渉する場合（最悪ケースはもちろんcramdown）とで，どういう風に現実が分かれていくんだろうか，という風に思っていたのだけれど，その点については質問が出なかった。Bairdが「prepackageだったらどうなっていたんだ？」と質問したのがかすった程度（彼は，RasmussenかJacksonのどちらかとの共著で，The End of Bankruptcyというまさにそのものなpaperも書いている）。
MBAの人は，やっぱMBAチックな質問をする。経営戦略の組み立て方とか。それも面白いのだけれど。

それでは，今度はLawEcon WSに出かけてきます。今週のLE WSはつまらない。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 15:50 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月24日

cool

（F澤さんからのコメントに関連して，F澤さんに以前書いたメールのだいたいの内容をこっちに転載）

「清算義務は合理的か？」の中で，書いた本人も2-4が気に入っているのですが，一番はfootnote 33。「担保のパラドックス」と似た話ではあるのだけれど。
藤田先生がしばしばするコメントで，いつもかっこいいなぁと思いながら聞いていたのですが，それをまねしてみました。神田先生や岩原先生もこういったタイプのコメントをするので（以前，増井先生が，「私の助手論報告会のときに，岩原教授が『増井君の助手論文は，会社はなぜあるのか，というだね』と言われて感動しました」という趣旨のことを言っていた←民事紛争処理基金の講演会で言っていたので，多分どこかに記録が残っているはず），一生に一度くらい，こういうセリフを口にしてみたいとは思っていたのです。答えを持ってないので無責任なんですが。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 17:35 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月22日

Mayday

別に労働法に乗り換えるとかそういう意味のMaydayではなくって，SOSのMaydayの方。

今，LSにいるんですが，窓の外が真っ白！　視界数メートルといったところ？　朝出てくるときに，weather forecastがfurryと言っていたけれど，まじですよ。Chciagoに来て一番ひどい。小降りになったときを見計らって帰らねば。来るとき（15cm位の積雪あり）は，road bikeで来たけれど，帰りはさすがにLSに放棄していこうかなぁ。それとも，極限チャレンジということで，乗って帰るか。

ちなみに，Hyde Parkって，除雪が中途半端で，自転車にはやりにくいのです。自転車乗りの立場からすると，
1. 新雪ふかふか
2. がちがち凍結
の2つの路面は何とかなる。新雪ふかふかは，タイヤに絡まないから，多少重くなるけれどタイヤは回る。がちがち凍結は，一見怖そうに見えるけれど，トルクをかけず，ロックさせないようにブレーキし，車体を斜めにせずにいれば，転ぶことはない（←この辺は，仙台の凍結路面（大橋から川内にかけて）でままちゃりで修行したたまもの。東京人とかには無理か。）。
ところが，Hyde Park（というかChicago）は，雪が降ると，速攻で融雪剤を撒いてくれる。これが迷惑きわまりない。
- 雪が中途半端に溶けて重たくなり，タイヤに絡んで進めない
- タイヤに融雪剤（多分塩）の結晶がまとわりついて，ゴムにも金属部分にも悪そう
こんなことするなら，がちがち凍結路面にするか，完全除雪（＝道路から雪を掃き出す）にするかして欲しい。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 16:35 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (3) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

bean

うずら豆（pint beans)を買ってきて，一気に煮てしまい，色々作ってみました。一晩浸けておいたあと，PCや論文に向かっている間の1時間で煮えてしまうので，大したことはない。

まず，砂糖で味付けしてから乾かして見た，甘納豆もどき：

煮すぎて形が崩れてしまっている（餡の一歩手前...）なのはご愛敬。元の豆が小さいので，迫力もない。普通の甘納豆は花豆で作るから，こっちだと，大きさで似ているLima Beansで作るんだろうか...

それから，チリパウダーとブラックペッパーと塩で味付けしてから，煮汁ごと甘くないクイックブレッドに仕立て上げてみる：

南部料理（岩手でなく，アメリカ南部）のコーンブレッドには，甘くないバージョンがあるらしいけれど，それをイメージして，お菓子ではないパンを目指してみました。できたての熱々を食べてみると（←手でちぎりながら食べたので，写真の形が悪い），なかなかどうしてメキシカンな味。クリームチーズかサワークリームを添えるとなおよろしい。

まだ残っているので，残りは冷凍。そのうちチリコンカルネにでもしよう。

そういえば，写真を撮る前に全部食べてしまったのでアップしてなかったですが，New Year's Partyには，京都名物五色豆（ただし1色），サツマイモシフォンロールケーキ，クランベリーマフィンを作ってます。マフィンは，手が滑ってbaking sodaを入れすぎて苦くなってしまった（みんな，ごめんよ！）のですが，五色豆は「止まらない」味で好評でした。それが一番手は掛かってないんだけれどなぁ...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:55 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月19日

truth

先週末，International House of Chicagoに住んでいるUofCのMathematicsの人が日本に帰国するというので，dinnerに連れて行ってもらったのだけれど（それがChicago Kalbi），この人，たまたま，僕の中学高校の同級生のことをよく知っていました。世間は狭い。その僕の同級生は，数学者で，数学オリンピックにチャレンジしていた（残念ながら後一歩で日本国内予選を勝ち抜けず），スーパーな「天才系」のやつである。こういうのが周囲にいると，自分の頭の悪さ加減にあきらめがつくのが，いいところなのかもしれない。
ちなみに，この日に一緒に食べに行った人は，整数論が専門だそうで，「ってことは，フェルマーの大予想にあこがれて数学を選んだタイプですか？　でも，僕らが学部の頃に証明されちゃいましたよね。」と言ってみたら，やはりがくっと来たとのこと。あれは世界中の多くの青少年の夢を奪った大事件だったんだなぁ...　でも，まだ夢を見続けているだけ，立派です。僕も，中学・高校時代は，「高校への数学」「大学への数学」なんかを好んで読んでいた向きではあるけれど（それがなぜ文I→法学部→法律学者という道を歩んだか，というところに根本的な間違いがあるのかもしれない），数学よりは工学の方がおもしろそうだったなぁ。ダメです，ドリーマーにはなり切れません。

それはさておき，その人と話していて再確認させられたのは，自然科学と社会科学の間に横たわる溝。「どういう研究しているんですか？」という時候の挨拶（笑）に始まって，自分の研究内容を説明していて，自分は異端な法律学者だと前置きした上で「現実のさまざまな法ルールのあり方をよりうまく説明できる正しいモデルを発見しようしている」と不用意に言ってしまったら，「モデルが『正しい』って法律ではどういう風に証明するの？」と聞かれてしまった。
そうなんだよ，数学と違って「ただしい」なんてのはあり得ないんだよね。よりplausibleかどうかであって，よりplausibleなモデルだけが後世に生き残っていく。その意味では，むなしいのかもしれない。でも，そんなこと言ったら，物理学だって，ニュートン力学は相対性理論の世界では修正されざるを得ないし（less plausible），数学だって，普通の公理系で生じてしまうパラドックス（ゲーデルのことね）をぶっ飛ばすために，直感論理のような別のシステムが導入されたりする（最後の例はちょっと性質が違うんで我田引水）。
もうこなったら，証明の作法の違いなんかにとらわれず，研究者生活なんて，楽しければそれでいいのさ，という気になる。どの分野を研究していようと，新しいアイデアを思いついて，視界がぱっと開け，世界でno. 1になった状態（そのうち大部分は後で別に新しくも何でもないことに気づいてへこむけれど）のハイな気分が，研究者の生き甲斐でしょう（薬物中毒に似ている？），作法にこだわらずに楽しければいいのだ！

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 20:22 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (6) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

legal rules may not matter

な感覚を持っている（少なくともCGに関しては）僕だけれど，こんな実証があって，そうだよなぁという感じにさせられる：Can foreign firms bond themselves effectively by renting U.S. securities laws?

ついでに，もう一つ，冗談みたいな（でも，そこそこ直感に沿った結論ではある）論文を発見：
Land inheritance rules: theory and cross-cultural analysis
新井誠先生なんか見たら喜ぶかな。「濫用」されそうな気もするので，知られない方がシアワセかもしれない。

ちょっと後ろの論文について補足。
「冗談みたいな」と書いたけれど，よくよく考えてみると結構視点的には面白くて，普通，家族法というと文化的側面からしか眺めなくなってしまいがちだけれど，実は，家族法が社会経済のあり方に影響を与えているんだな（とはいえ，鶏と卵とどちらが先かの問題はある），ということを再発見させてくれる論文ではある。その意味では有意義かもしれない。こういう切り口ならば，この分野で論文を書いてみようという気が起きるかもしれない。

「かもしれない」ですよ？　書こうという気はまだ起きてません。安心（何を？）してください。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 18:53 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

one-third

やっと1/3が終わり。新宿〜青梅43kmかち歩き大会で言うならば，ちょうど，第1チェックポイントのあたり。歩いた人ならご存じの通り，この辺はまだみんな余裕綽々で，真の闘いは箱根ヶ崎の陸橋（35km付近）から始まるのだ。気温が低くくて水分が体から抜けてなければ，ここでスピードを落とさず最後まで余裕をもって行ける（ただし，ももの筋肉が微妙にけいれんし出す）のだけれど。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 18:35 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月18日

to muppy

When you come to my classroom, I will call you. DEFINITELY!!!

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:08 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月16日

staple food

ところで，最近のご飯によく登場するのが，小麦粉自作系。

日本にいたときは，実家から次々に送られてくる，自家製野菜＆お米の費消のために，三食自炊＆ときに同僚・院生を自宅に呼んでパーティ三昧な生活を送っていました。そんな状況下では，主食はとにかくお米。パンとかパスタとかはあまり食べられない（＝食べているとお米が減らない）のです。

ところが，こちらでは，そんな圧力がない。そこで，積極的に小麦粉系に手を出すことにしています。
よく作るのが，トルティーヤ，ナン，チャパティ，ピタあたり。発酵系は手間がかかるので，基本は無発酵（たとレシピがイースト使っていても抜いて作る）。どれもお手軽なので（レシピもほとんど同じ），ささっとまとめて作って残りは冷凍。
そのうち，信州名物おやきにも手を出す予定。蒸す道具はないから，手抜きでオーブンに放り込むバージョンで。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 15:40 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

access permission

このブログに対するspamコメント攻撃がどどっとあったので，spamコメントのあったIPアドレスの周り，256*256*4，すなわち合計262144個のIPアドレスをコメント禁止にしました(Movable Typeがregular expressionに対応していることが前提...)。どのアドレスも，日本ではない（より正確に言うと，JPNICの管轄下にない）ようですが，万が一，書き込めなくなってしまった場合，連絡してください。個別に禁止を解除します。もちろん，国外のproxy使っていてそこが引っかかった，なんてのは論外。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 15:32 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Chicago Kalbi

というのは，「Chicagoで一番おいしい焼き肉屋」と言われるお店で，Korean Townにある。店に入ると，松井秀喜・かづお・石井・野茂・高津などの来店写真がずらずらっと並んでいる。
味の方は，「Chicagoで一番」といわれるだけあっておいしい。もちろん，日本の韓国系焼肉店（赤坂見附〜赤坂間とか湯島〜御徒町間とか）で同等かそれ以上の肉を出すところはあるけれど，確かに「アメリカでは」他で食べられそうにない（しかも日本ははるかに高価）。とくに，porkが柔らかくて絶品だった。

帰りに，朝ごはんを食べながら焼いておいた蛋撻（エッグタルト）をみんなに配る：

中華のレシピで作ったのだけれど，内容的には，「パート・シュクレ＋焼きプリン」。もうちょっとフィリングのプリンが多くて良かったかも（卵を1個か2個足す）。元は，タルトレット型のレシピだったので...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:38 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (1) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Jazz

Sonny Fortune Quartet @ Jazz Showcase

かなり寒い日（帰るときの気温は-14C）で，暖房があんまりきいていない寒い店内だった。
2回演奏したのだけれど，1回目の1曲目は，みんな寒さで指動いてないよー，どうすんだーと思いながら聞いていたら，2曲目から良くなった。2回目の演奏は，さらに良い。これで20ドルは安い（というより，日本のコンサートはなんでも高すぎ）。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:34 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月14日

Is Duty to Account Efficient?

載りました:
NBL no. 801
田中さんと並んで，「商法学者」による，民法・倒産法への殴り込みだー！

明示的には書いてないけれど，「四宮説（というか評釈）だめじゃん」と言っている部分がある。まぁ，死人に口なし（笑）。

あり？

よく見たら，タイトルが「清算義務は合法的か」になっている（アメリカ中部標準時14日13時30分現在）。合法ですよ。というか，合法に「的」はつかない。中国語じゃないんだから。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 13:29 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (2) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月13日

K&R

このquarterが終わったら，ご褒美として春休みに南米に行こうかと，早くも現実逃避を開始。南米なんて，アメリカにいる今でないと行きにくい（日本からだとアメリカ経由になって大変）から，ここにいる間は一度行きたいと考えてました。

最初，ガラパゴスを見たけれど，やたらに高い（＝観光客から搾り取って動植物保護に充てている）のと時間がかかるのとで，断念。そこで，本体のEcuadorかPeruかな，と。Peruの方が見物はたくさんありそうだけれど，治安はよろしくない。表題のK&Rも，危ないところに行けば簡単に起こる。どうしようかな...

ちなみに，K&Rというのは，以前，このブログにも書いた，あんまり面白くないProof of Lifeの冒頭付近で出てきます。そこで，"What's K&R?"と主人公が質問されて，主人公が答える前に，"Kernighan & Ritchie !"と反射的に口走っていた自分ってどうよ，という気がしないでもない。確かに「バイブル」ではありますが。もちろん正解は，"Kidnap & Ransom"。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:09 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月12日

2nd

2回目終了。後7回（と書くとちょっと沈む）。

今日は，生徒に結構しゃべらせることができたので，あんまり消耗してません（ブログも書いていられる位だし，これから帰って夕ご飯を作れる）。希望の光が多少見えてきました。うまく誘導してあげると，勝手にだだーっとしゃべってくれる（笑）。

ただ，property rules/liability rulesの議論を，ほとんどの学生が知っていなかったのはびっくりした。propertyかcontractの授業でならうでしょう，そのくらい。ちょっと信じられない。お陰様で，どういう場合にそれぞれがefficientになるかどうかについて，その場で突然しゃべることになってしまった。まあ，一番簡単なバージョンしかしゃべらないけれど（応用バージョンは結論が出にくくて面倒なので，教室での議論向きではない）。事前の予定が狂った...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 18:12 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月11日

NBL 800

結局，800号は，こうなったようです：
nbl010301
この前の落合還暦に続いて，「こいつの文章どこに組み込もうか...」と悩んでいる編集者の顔が目に浮かぶようなところに放り込まれています。というか，タイトルの「浮き」具合だけで隣の「まだまだ改正すべきこと、あります！　三上　徹」と並べられている気がする。タイトルから「♪」が抜けているのは，やはり検閲なのか，ただ単に機種依存文字（だったっけ？）だからWeb上では出していないのか。

ぱらぱらと目次を見ていて感じるのは，taxの比重が低いな，という点。taxなしには企業法務もへったくれもないでしょう，と思うのですが。

この絡みで話が飛ぶけれど，日本の法学ってtaxの重要性があまり認識されていないような気がする。僕は，「taxの分かってない会社法研究者なんてまずいでしょう」と思うのだけれど，taxを知らずに会社法を語る研究者がごまんといる。いっそうひどいのは，taxを語らずして非営利法人を語るのがやたら多いこと。数年前の私法学会の民法シンポも，taxの視点を欠如させたまま非営利法人論をやっていて，「あり得ん！」という感じ。非営利は，会社法以上にtaxがcriticalな世界なのに...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 14:26 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (3) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月09日

Theft and Taxes

今度のLE WSでGSBのZingalesが報告するpaper。
昨日の夜，パラパラと眺めていて，結構面白いと発見。一言で言えば「法人税の存在は，double monitoring modelで説明できるよ」ということなのだけれど（要約しすぎ？），モデルのシンプルさ（あんまり上手でない経済研究者の「力業」に頼ったモデルではない）もあいまって，ふーんという気にさせてくれる。日本の会社法でも，有名な「見なし配当課税論争」があったけれど（過去形なのは組織再編税制でほとんど消えたから），あそこでの議論に通じるところがあるようにも見える。法人税といえば吉村君の助手論があるけれど，あの中にこの視点は書かれていたっけ？　思い出せない（ちゃんと読んだはずなのに）ので，コメント付けて彼に情報提供しておこう。
ただ，気になるところもいくつかあって，
1) outcomeとしてのcorporate governanceと，独立変数としてのcorporate govenance systemとがときに混同して使われている。会社法研究者としては，corporate governance system自体をendogenousに捉えるモデルを作って解いてくれるとさらにありがたいけれど，それは高望みしすぎ？
2) IRSによるモニタリングのコストがゼロという前提がおかれていること（明示されてないけれど多分そう）。直感的には，IRSのモニタリングとアウトサイダーのモニタリングの釣り合いも影響しそうなので，無視していいのかはやや疑問。ただ，IRSの方がモニタリングの実効性がはるかに高い（この点は言及あり）から，現実的な前提と捉えていいのかも。
3) 実証については，LLSVみたいな形で独立変数を設定している。法学の側からは多分"notorious"なLLSVなのだけれど，ファイナンスの側からはLLSVはまともなんだろうか？
4) S corporationなんかだと，governance systemはまともでないので（γが小さい），逆の議論になるような気がする...
5) このタイトル，あの有名な"Debt and Taxes"をもじっているけれど，ちょっと無理がある気がする。「Harrisがこのタイトルを提案してくれた」とあり，確かにDebtとTheftで韻が共通していて語呂はいい。けれども，Theftはややremoteにすぎる。このタイトルだけ見ていると，「Beckerか中里先生か？」なんて思ってしまう。
といった点。

ところで，このZingales，spring quarterにとろうと思っているGSBのTheory of Financial Decision IIIの担当の一人。もう一人はDiamondで，おそらく，Diamondがbanking，Zingalesがinternal capital marketをやるんだと思う（二人の研究分野からして多分）。このTheory of Financial Decisionシリーズ，最初がEugene Famaの証券価格（←これはあんまり興味がなかったのでパス），次がKaplanのコーポレートファイナンス，そして最後にDiamond/Zingalesと，ため息が出るようなスーパー講師陣。UofCにいることの幸せを実感させられる。今出ているKaplanも，すごくいい（ただしMBAの人には勧めない）。assignされるpaperの選択も上手で，予習中にそれを読んでいるだけでとても勉強になる。昔読んだpaperであっても，また新たな発見があって，新鮮。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 08:10 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月07日

theory of financial decision II

の授業に出ていたら，bairdも出ていたのでびっくり。このコース，ロースクールの人が2人も出ているよ（まさかJDやLLMの学生はとってないだろうな）。
帰り道に雑談しながら雪のMidwayをロースクールまで歩いて帰り，ああいう授業からどうやってインスピレーションを得て論文にするのかを教えてもらった。なるほど，と思いました。9月頃にWIPで彼とRasmussenが報告したのもそういう風に書いたんですか？　と聞いたらそうだと。
ついでに，アメリカの法学では，結構実証研究があるけれど（日本はほとんどゼロ），それをどう評価するか，ということを聞いたら，やっぱりね，という感じの回答が。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:09 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (1) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

re: premiere

昨日，Liorと話していて，
「初回は，shoppingだから，学生はあんまり予習してこないし，2時間のseminarを早めに終わらせてもいいんだよ。言い忘れてたけど。」
と言われ，がびーん。昨日の授業はどうだった？と聞かれて，
「学生があんまり予習してこなかったんだよね。それで，1時間50分くらい話し続ける羽目になって，I was so exhausted that after finishing the seminar I went straight home and go to bed right away...」
と答えたら，笑いながら上の返事です。早く教えておいてくれー！！　一応，次回からのアドバイスとして，
「真ん中に5分か10分の休みを入れたり，早めに終わらせることが期待されている。それと，seminarは，学生にがんがんしゃべらせる方がいい。」
と。そういう情報，もっと早く欲しかったよ...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 06:55 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (1) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月06日

premiere

第1回が終わり。きつー。家に帰ってばたんきゅーでした。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 08:03 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2005年01月04日

I'll talk about it

waiting listな人たちは仕方がないとして，それ以外からも，course materialsをうまく入手できなかった，とか，course conflictがあるからまだcourse materialsを買ってないとかいうクレームが（こっちのせいじゃない！）相次いだので，
Course(Morita)
と日和ってしまった...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 14:25 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Mexican Town 6

その6。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:29 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Mexican Town 5

その5。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:27 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Mexican Town 4

その4。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:25 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Mexican Town 3

その3。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:24 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Mexican Town 2

その２

まんなかのわっか，画像が流れていることから分かるように，くるくる回っているんですよ。このほかにも，この家，天使が回っていたりお星様が回っていたり，ツリーが回っていたり，ととにかくgorgeous!

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:23 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Mexican Town 1

新年明けましておめでとうございます。
日本時間で12月31日から，東北大法学部サーバのルータがぶっ飛んでいたため，アクセス不能な状態（ついでに東北経由のメールも全部ストップ）が続いてました。日本ではお正月休みだというのに，復旧してもらえたようで，何とか復活です。malicious attackによるものでなければいいのにねぇ...
というわけで，年末にアップし損ねていた，Logan Square近くの電飾職人さんの家の飾り付け。何でも，毎年TVで放映されるらしいけれど，それもなるほどと思わせるだけのすごい光の洪水。まるでテーマパーク並である。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:18 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN