<< why are we doing this? | Main | Christmas Carol >>

2004年12月04日

summary of the 1st quarter

昨日で,fall quarterの授業が終わりました(GSBのfinalが1個とWIPが1個残っているけれど)。というわけで,感想を。

a) law school
1. secured transaction
ロースクールで唯一まともに出ていた授業。Rasmussen面白いし,日本であんまりやってなかった(corporationなんかは結構知ってるし)ので,よく知ってない分野を突き進む,というのもよかった。この授業をもとに,論文も1本書けたし(実は,もう1本執筆中だったりする)。けれど,この分野,基本的にUCCで話が進み,普通のコモンローでなく,授業もソクラテス・メソッドではない。ソクラテスを一度も体験せずに日本に帰っていいのか(笑)。
2. workshop on legal scholarship
「学者になりたい人用WS」。GSBのregressionと重なっていたので,半分しか出てないけれど,アメリカでの論文の書き方・着想の得方について,色々参考になった。
3. workshop on law and economics
前にもどっかで書いたけれど,outsiderに対してagressiveですよ。半ばいじめに近い。けれども,だんだん作法に慣れてくると,感覚が麻痺してくるところが恐ろしい。
4. WIP
faculty専用のセミナー。いろんな分野の話が飛び交い,頭の体操になる。いろんなインスピレーションを得られるし,周りの人がいかによく勉強しているのか=自分の未熟さを,痛感させられる。ここで発表できるようになりたいなぁ...

b) GSB (MBA)
1. applied regression analysis
こちらに来る前に,F先生から,「Chicagoのビジネススクールのいいところは,まじめな授業もやっているところ」と言われ,来る前は「???」だったのだけれど,来てみて分かった。ビジネススクールのMBAコースって,ぬるいんです。MBAってmaster(修士号)のはずなのに,「これのどこが修士だよ!」と言いたくなることしばしば(それを言ったら,law schoolのJDだって,「どこが博士だよ!」と言いたくなる)。N先生も「ビジネススクールはお金儲けを教えるところ」のようなこと(←記憶不正確)を言っていたけれど,大学院というよりは職業訓練専門学校?(law schoolも同じ)
この授業も,statの中では「ちょびっとadvanced」コースのはずなのに,かなりぬるい。「サルでも分かる(*1)regression」という感じ。途中で出るのをやめて,econometricsのテキストの独学に変えようかとも思ったけれど,先生に親近感を覚えたのと,「計量は習うより慣れろ」らしいので,テキストには必ずしも書いてない「こつ」みたいなものが得られるかと思って,最後まで出ました(えらい!)。いずれにしろ,計量は,日本ではほとんどやってなかった(大学入試のときの確率統計止まり)ので,自分の成長には大きく貢献。でも,学生の要望にあわせて授業スピードを遅らせたため,logitとprobitまでたどり着かなかったから,そこはこれから独学でマスターせねば。

c) GSB(PhD)
1. economics of information
このPhDコースこそが,Chicagoにしかない「まじめ」なコース。日本のecon大学院並(といっても,東大のM先生と東北のIさんのゼミしか出たことないけれど)の難しさになります。
ひたすら数式で進む授業。かえってその方が楽という説もある(笑)。このゼミは,かなりクラシカルなペーパー(70-80年代中心)ばかり読まされました。全て完全に理解することはできなかったけれど,今までeconの教科書読んでいて分からなかったことが,説明されて分かるようになったのはうれしい。特に,今まで,どの教科書を読んでも,revelation principleの意味が理解できなかったのだけれど,今回,初めて分かりました。Harris自身,「revelation principleは,いったん分かれば,ちょーかんたんで便利だよ」と言っていたけれど,その通り,分かってしまえば,当たり前じゃん,という感じ。何で,普通のテキストはこういう風に解説してくれないかな。

(*1)サルでも... 僕の口癖の一つ。誇大表現(=「簡単」という意味しかない)なので,あまり深刻に受け取らないように。他の口癖として「掃いて捨てる」(=「多い」という意味しかない)というのある。使用例: - サルでも分かるcorporate finance(→Brealy/Myersのこと) - サルでも受かる司法試験(→特定の文脈に依存。ゼミの飲み会で言ったら,すぐに学生たちの間に「もりはつがこう言っていた」と広まったらしい。前後の文脈抜きで。) - 使えない論文が掃いて捨てるほどある - 掃いて捨てるほどいるえがやん弟子(→真っ先に掃き捨てられるのは僕です)

ソスソスソスeソスソス hatsuru : 2004年12月04日 08:59

ソスgソスソスソスbソスNソスoソスbソスN

ソスソスソスフエソスソスソスgソスソスソス[ソスフトソスソスソスbソスNソスoソスbソスNURL:
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/cgi-local/mt/mt-tb.cgi/116