Chicago Diary

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2004年12月30日

6th

これが第6回。なんか，自分で仮説立てては自分で壊しまくっている気がする。僕のしようもないのーみそでは，これくらいしか考えつかないのです。
ついでに，6回までのhomework assignmentをchalkにアップロード。UofCにアカウント持ってない人のために言うと，こういう感じの全学的なやつです：

東北大のLSなどで使っているTKCとも似ているが，はるかにこっちの方がいい。TKCは，IE標準で作られているから，Gecko系の僕には使いづらいし（ときに表示が狂う），Chalkの方がシステム的にも，はるかに高級だ。

ちなみに，さっき，Kaplanのcourse bookを見ていたら（合計1800頁。ロースクール的には大したことはないけれど，GSB的にはどんなものか？ 少なくとも，ばりばり理論なeconのものより，こういった実証を含んだfinanceのものの方が読みやすいのは確かだけれど...），1/4から1/3程度は，既に読んだことのあるものやコピーして「積ん読」（ただし東北大の僕の机の上^-^）になっているものなので，ちょっと安心。テーマ的にも，タイトル見ればだいたい何のことか分かるし。

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2004年12月29日

A Happy New Year 2005!

何人かの人からGreetings Cardが届いたし，日本でも多分実家と東北大に年賀状が行くと思うのだけれど，返事が面倒なので（笑），ここにまとめて出します。

昔は，Unixのatコマンド使って，1月1日0時0分にsendmailしていたけれど，携帯の普及で1月1日0時付近のネットトラフィックが重くなってからはやめました。それに，画像ファイルやURIをメールで送っても，virusかfishingと思われて削除される憂き目にあうだろうから。

ごめんなさい，英語間違えてました... "have"が抜けていたので，追加 :-)

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Winter Quarter Plan

Winter Quarterは，もう来週から始まる。とる（聴講する）予定なのは，次の授業オンリー：
CourseDetailAllProf
GSBの超名物professorだよ！　でも，これ，MBAコースでなくて，PhDコースなので，エントリーが現時点で16人しかいない（http://timeschedules.uchicago.edu/view.cfm?dept=GSBC&term=9）。普通のMBAコースでcorporate financeなんかをこの人がやると，とてつもない競争率になるのだけれど，PhDコースは至って平穏。
ところが，さっき，University BookstoreにCourse Packを買いに行ってびっくり。厚さ9cm・お値段370ドル（税込み400ドル）。「文章で攻める」Law Schoolでないのに，この厚さとは何事よ，という印象です。でもまぁ，やるっきゃない。値段もすさまじい。

ちなみに，winter quarter，他のLaw Schoolの授業はとりません。自分の授業負担が想像付かないから，リスクは回避する。といっても，毎週木曜のWIPセミナーと隔週火曜日のLE WSは出るけれど。
げ，よくよく考えたら，スケジュールがきつい。Kaplanが，火・木にあって，自分の授業が水にあって，WIPが木，LE WSが火，だから，週の半ばに全てが集中している！

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 10:25 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (2) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Sake-Brewing Industry in Miyagi Prefecture

「宮城のお酒」の抜き刷りを，インタビューに行った蔵元の方たちに送ったのですが（といっても，日本を出るときに，東北の秘書の人にお願いしておいた），本日，そのうち，ある蔵元の方からお礼のメールが来ていました。なかなかきちんと読んでくださっていて，感激！
法律家でなくても読んで分かるように書いてあるので，法律家以外の人が読んだ方が面白いのかもしれない。あるWSで報告したときには，経済学者のXさんから「法律学者が書いたものとは思えない」，元bankerのK君から「銀行の業界レポート読んでいるみたいです」と，誉められているのかけなされているのかよく分からない感想をもらった代物です。

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2004年12月28日

Vietnamese

昨日，Argyleというところにあるベトナム人街に行ってきて，そこにあったgrocery marketで，Hyde Parkでは入手しにくいような（orできても高価な）ものを色々ゲットしてきました。

緑豆・タピオカ・ココナツミルク・Pho用米麺・大豆。ライスペーパーを買ってきて，ゴイクン（生春巻き）も作ろうかと思ったのですが，かさばるのでやめました。欲しくなったらまた来ればいいや。どれも激安です。仙台のYamayaで買うよりも安い（笑）。
前三者は，「チェー」というベトナムなデザートを作るためのもの：
チェー/ベトナム料理メニュー　overlandclub
要は，ベトナム風お汁粉で，温かいのも，冷たいのもある。そのうち作ります。
フォーについては，ライムともやしはHyde Parkでも入手できるけれど，実のドライではなく（カレーなんかに使うもの），生の葉っぱのコリアンダー（香菜・シャンツァイ）が入手できるかはかなりアヤシイ。やっぱり，シャンツァイのあの香りがないとなぁ...
大豆は，アメリカでは普通のスーパーでは売ってないので（soy milkとかtofuとか，製品にした状態でしか打ってない），ゲット。京都風に五色豆でも作ろうかと検討中。

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NBL has changed column setting

NBLの校正刷り来ました。新年号（800号）のときに気づかなかったんですが，NBLもいつのまにか，縦組みから横組みですね。僕は横書き大好き人間なので別にこれで構わないのですが，以前，Aさんが，「日本に帰ってきたら金融商事判例が横組みになってて，あれにはショック受けたね」とおっしゃっていたのを思い出しました。

そういえば，僕みたいにPDFでゲラの行き来をする，というのは，他の業界では既に一般的らしい。
http://pcweb.mycom.co.jp/special/2004/pdf/006.html
実際にやると，こんな風になる。

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2004年12月27日

4th

第4回用のスライド（第2回と第3回は既に作った）。
会社法って，日米の違いがあんまりない（というか，日本がアメリカまねしまくっている）ので，こういう手形法で日米比較をやるのも，なかなか楽しい。
これは，枚数26枚で，数量的にはちょうどよさそう。もうちょっとアメリカ法（UCC）のところを詳しくして，学生さんをcallした方がいい（例えば事例を入れるとか）？

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puncture

絶対すると思っていたら，やっぱりしました。室内と室外の温度差で，roadの空気が抜けてきてたから，MTBと違ってパンクに弱いroadのこともあり，「これはそのうちsnake biteしそうだなぁ...」と思っていたら，昨日いっちゃいました。そうなる前に空気入れておけよ，という説もある。

そこで，近くのbike shopに行って，パンク修理を依頼。日本では，パンクは自分で直していたので，他人様にパンク修理を依頼するのは，すごく久しぶり。サイクリンググローヴ・サイクルコンピュータなどの自転車グッズは持ってきたけれど，ポンプ・パッチセット・タイヤレバーなどは日本に置いてきた，という手際の悪さのため，自分でやるための道具がそろってなかったのです。
で，修理されて出てきたのを見たら，高い！ 15ドルもとられる（日本はいくらくらいなのだろう？）。論外だーというので，すぐさまパンク修理に必要な一式を買いました。ただ，ツーリング中のパンクに対応できるよう，携帯ポンプを買ったので，空気圧の高いroadに空気詰めるのは，結構大変。フロアポンプも買うかな...

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2004年12月24日

so what?

クリスマスということで，UofCもHoliday Scheduleとなり，イヴの今日と明日と建物は閉まっているけれど（鍵を持っているｆacultyは入れる），Law Schoolに来てみると，結構facultyが出てきている。今日は，ここ数日で一番寒く，最低気温-2F(-19C)，最低体感気温-25F(-32C)，最高気温8F(-13C)なのにもかかわらず，である。
クリスマスは当然，キリスト教の祝日なので，クリスチャンではない人は祝うべきものではない（ダウンタウンではユダヤ教の人がanti-クリスマスなコンサートをやっていたりする）のだけれど，でも連休なんだからどっかで遊んでいたっていいでしょう，ということにはなりそう。そこを押して，わざわざLaw Schoolに出てくるところが，Law Schoolらしいところなのかも。さっき，faculty loungeでSunsteinに鉢合わせしたら，ニヤリと笑ってhelloを言われたし。信教の自由というのか反骨精神というのか。僕は，クリスチャンではないけれど，アパートよりもLaw Schoolの方が設備が整っているので，出てきただけ。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 12:44 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (1) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Holiday Cooking

というわけで，その知人のパーティに持っていったもの：

その1。ハチミツチーズケーキ：

初めて作ったチーズケーキで，ひび割れてしまいやや見た目が悪い（が，その部分は写していない（笑））けれど，味はまあまあ。砂糖の代わりにハチミツで甘みを付けた（材料費もかかる！）割りには，あんまりハチミツの香りがしなかった。残念。冷やしすぎか（ダウンタウンでの写真撮影で1時間近く，-10Cの屋外で，バックパックの中に放置）？

その2。リンゴのサワークリームタルト：

チーズケーキを作ったときに余ったサワークリーム，タルトタタンを作ったときに余ったパート・プリゼを使った，ミニタルト。チーズケーキと比較すると，さわやか・軽快で，やっぱりフルーツ系さわやかケーキ大好き人間としては，こっちの方が好みだな...

その3。マーマレード入りサワークリームクッキー：

サワークリーム消費のために，もう一品。ちょっと焼きすぎ。レシピに「180C(375F)」と温度が書いてあって，明らかにどちらかが間違いなのだけれど，レシピ作成者が「カナダ在住」と書いてあったので，それならFが正しいだろう，と読んで焼いてみたら焼きすぎになりました。正解はCの方だった。

それと，これは別に自分でCookingしたわけではないけれど，アメリカでは，クリスマス時期に，こういう，一種の卵酒が出回ります。

卵・ミルク・ラム酒を混ぜたものだそうで，飲んでみると，かなりどろりとしていてラムの香りが強い。

レシピの追記。

チーズケーキ：
http://cookpad.com/recipe.cfm?RID=128151

リンゴタルト：
http://cookpad.com/recipe.cfm?RID=163287

クッキー（温度間違い）：
http://cookpad.com/recipe.cfm?RID=159958

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:46 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (3) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays9

くりすますぱーてぃーをした知人の家の室内。気合い入ってるなぁ...
ちなみに，この光があると，他の室内灯不要の明るさ。もとは，ツリーを飾るための電球セットなんだけれど。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:41 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (1) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays8

同じひとんちの庭の雪だるま。気合い入ってるなぁ...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:39 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays7

ひとんちの鹿・その2。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:37 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays6

ひとんちの庭の鹿さん・その1。Howardの近く。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:35 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays5

Millenium Parkのスケートリンク。この時点で，多分，-10C以下の気温。僕はやせ我慢で，仙台にいるときとほぼ同じ格好をしていたら，かなり死にそうだった。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:31 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays4

そのツリーのさらに後ろに歩みを進めると。これ，よくよく見ると，鉄道模型が走ってます。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:29 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays3

ダウンタウンの巨大ツリー。このちょうど後ろ側には，「Santa's House」があって，子供連れの行列が...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:24 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays2

Marshal Fields。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:22 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

HappyHolidays1

Marshal Fields。白雪姫死んじゃった（趣味悪い？）。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:20 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月22日

journal of socio-econ

面白そうな論文発見。
ScienceDirect - Journal of Socio-Economics : Size matters: the standard error of regressions in the American Economic Review
タイトルがちょっと気の利いたしゃれ（掛詞）になっているところも楽しい。アメリカの論文って，こういう遊び心のあるタイトルを付けることが多いけれど，日本ではなかなかやっている人を見かけない。まじめすぎる。
abstract読んだだけだけれど，確かに，statistical siginificanceだけ（つまり*/**/***が付くか付かないか）ではなく，幅も大事なのに，みんな*だけ気にしてるなぁ，とは以前から感じてました。が，喧嘩売る相手がAER（←仙台人よ，アエルではない）だからか，どどどっとコメントが付いていて，この号は特集号になっている。

PS. ちなみに，本日の朝は，気温-13C，体感気温-20C。頬が凍る感じで，ちょうど，冬の山形蔵王山頂（山形蔵王スキー場のロープウエーの一番上から，徒歩で上っていったところ。short skiを担いで登り，滑り降りてきました。一応，進入禁止の柵があるけれど...）によく似ている。あそこほど寒くはない。なんと言っても，1500mを超える山頂は，風がすごいから。
ただ，ついに，23〜25日は，最低気温が，Fでマイナスになる予定。おお。

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2004年12月21日

banner graphics

昨日，突貫工事で変えてみた，MH Websiteですが，タイトル文字，昔のまんまのLove Letterフォント（←Alanisのjagged little pillを意識していたのだけれど，突っ込んでくれたの一人だけ（笑））をそのまま使い回しているので，気分一新，フォントも変えてみようかと，PCの中に入っているフォントでいくつか試しに。どれがあうだろうか？
Castellar:

Uncial:

Castle:

Love Letter:

Rage:

Pristina:

French:

Felix Title:

Blue Heaven:

Dotline:

Mariandra:

影が濃いから，もうちょっと薄目の方がいいかも，というのはさておき，castleはゴシックすぎてあわないし，多分読める人は多くはない。script系の中ではpristinaかな。Dotlineの軽快さも捨てがたい。uncialは，celticな世界にコミットする気があるなら，か。

ちなみに，資料の方は，とりあえず，4週目までのHomework assignmentsを，Chalkに怒濤の勢いでアップロード。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 11:07 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (3) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月20日

Strict HTML/CSS

前に書いたように，「もうMicrosoft Publisherいやだー」という状況になっていたので，UofCのサイトを，普通のHTML/CSSで書換。
これを，TABLEタグなしで書き換えたので，「このまま一気に本家も」ということで，本体サイトの方も，TABLEタグなしに書換。
デザインからTABLEタグを排除したので（全部CSSでコントロール），「正しく」軽くなっているはず。HTMLファイルも，構造的に読みやすくなりました。見やすさはどう？

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 08:32 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月18日

1st

できたー！！　（←ビストロSMAP風（水町さんに教わった）に）

とりあえず，第1回のためのpower pointです。「こんなんでいいのか」と自分で思っているのは：
- 長さ
- 内容

長さについては，56枚と，枚数だけ数えると結構あります。普段，僕が東北大の1時間30分の講義で使うスライド枚数が20枚前後（2コマ連続でやると40-50枚）なので，2時間のseminarには多すぎるようにみえるかもしれません。が，スライドの作り方が違う。日本でスライド使うときは（授業でも学会報告でも），スライドには要点だけ個条書きのように書いておいて，残りはアドリブで適当にしゃべるのだけれど（講義でも学会報告でも，いわゆる講義ノートは見ないでスライドだけ見ながらしゃべる），さすがに英語でそういうことはできそうにもないので，相当部分説明的にスライドを作っているため，この長さになります。
しかし，質疑応答のことを考えると，やっぱり長すぎるかもしれない。結局，経験ゼロなので，感覚が全くつかめない...

内容については，「いい加減」の一言（笑）。何せこの分野，ほとんど先行研究なし。だから，「reading assignmentとあんまりかみ合ってないじゃないか」という批判も多分来るだろうなぁ。そしたら「seminarの時間が限られているから，assignmentでいろんな文献を読んでおくことは，日本法の理解を深めるのに役立つ」という「正論」を吐いてかわすつもり（笑）。
前に何度かこのブログでも書いた政治学的・行政学的分析（まっきーからアドバイスを受けたもの）のアイデアをそのまま出しているので（ぱくらないでください...けれど，「そのアイデア面白い。共同で論文書こう」という人がいたら大歓迎。というか，こんなテーマで論文書きたいと考えるの，僕くらいか），基盤は相当もろい。突っ込まれたら，「でも，work in progressだから，許してくれい。君も考えろ。」で逃げようかと（笑）。ただ，本当に建設的な批判が出てきてくれたら，それはそれでとても嬉しい。
他の改善点としては，questionが少ないことだけれど，これは，先行研究ない分野だから，まずはこちらからプレゼンせねば，というところがあるので，仕方がないかもしれない。

にしても，最近，口から出まかせモードに頼りすぎな気が：
木曜日に，Law Schoolのfaculty & staffのためのholiday partyがあったのだけれど，そのときに同席したadrian（公法系専門）から，「日本で最近，学校での国旗掲揚を義務づける法律ができたそうだけど，どういうこったい」と聞かれて，アメリカと日本での国旗に対する考え方の違いを説明したら，「でも，何で数の上では少数派のright wingの意図に従った立法ができるんだ？」と聞かれたので，とっさに「right wingとjapanese mafiaとLDPとがcoalition組んでるから，数の上では少数でも通るんだよ」と言ってしまった。納得してくれたみたいだけれど，そんな説明でいいのか，おい。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:53 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (4) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

re: banana chocochip cookie

以前作ったバナナチョコチップクッキーを，おやつ用に再度作る：

手際が良くなって，朝ご飯を食べながら並行してちゃちゃっと30分で作れる。ちょっと焼きすぎて（もう5分短くて良かった），「しっとり感」が少ないけれど，このクッキーは，簡単でおいしいので，完熟バナナが手元にあればなかなか便利。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:19 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (6) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月17日

SEO

聞いたことのある人はあまり多くないかもしれないキーワードですが，"Search Engine Optimization"。Googleなどで検索したときに，できるだけ上位にサイトが上がってくるように仕組みましょう，というやつです。

で，今まで，SEOには完全無関心で来たのですが――何せ，MH websiteには，
META NAME="robots" CONTENT="noindex,noarchive,nofollow"
のmetaタグを入れて，検索ロボットを拒絶していたため，普通に「森田果」とGoogleに打ち込んでも，僕のサイトは一つもヒットしない，という状況でした（手動で選ぶ，Yahooとかexciteとかでは載っていたけれど）。けれども，LaWikiをはじめてロボット許否はないだろう，と，ついにnoindexとnofollowは外しました（noarchiveは残してある）。これで，数日くらいしたら，「森田果」でGoogleと，僕のサイトが出るようになるかもしれません。
でも，WikiのようにPHPを使った動的サイトをGooglebotにかませるのは実はなかなか難しいらしい。読んでいたら，Apacheの特殊な機能を使って対応するとのことだけれど，法学部サーバに入っているApache 1.3.26では対応していない可能性がある（どうやらApache 2系の機能らしい）ので，面倒だし，やめ。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:17 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (3) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月15日

HTMLリンク集→PukiWikiの秀丸マクロ

puki.mac（単純なHTML→PukiWiki移行）の改良版。↓の芹澤先生のリンク集を変換するために作成。
プログラミングというか正規表現のどこで間違えているのか分からないのですが，本当に「単純」なリンク集にしかききません。target属性とかCSSとか入ると，もうダメ，です（誤動作します）。後は他人任せ（笑）。
Download file

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LaWiki

アメリカに来てから「商法文献目録」なんかのアップデートはやっていられないというので，今はやりのWikiに移行しました：
LaWiki
みなさん，ばしばし書き込んでください。

数あるWikiEngineの中でもPukiWikiにしたのは，一番人気なのと見栄えが美しいからです。法学部サーバにはPHPが入っていなかったのですが（法科大学院・公共政策の新しいサーバにはインストールされている），PerlオンリーのYukiWikiは見栄えがよくないし，RubyベースのRWikiやHikiも，実はあるRubyのライブラリが足りなくて動かない。それならいっそのこと，PHPからインストールしてしまえ，ということになりました。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 15:01 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月14日

new syllabus

15日が締切な「winter quarterのmaterial出せ」命令，締切1日前の今日になってやっと出しました。とりあえず，9回中6回まで：
Website of Hatsuru Morita
最後の3回，どうやるかが未だ踏ん切り付いてない。半レクチャー形式にするか，ラム＆三輪派 v 伝統派（Aoki，Mil, etc）で学生さんにバトルさせるか（僕自身はあまり興味ない）か，Gil/Milのペーパーは実証面ではとても興味深いデータを出してくれているので，やっぱりこれをやろうかとも。
（それと，どうでもいいけれど，やっぱりMS Publisherで作ったHTMLはキタナイ。デスクPCにPublisher入ってないので，いちいちノートPCの方で編集しなければいけないのも面倒。普通に秀丸で作れば良かったのだけれど，最初のサイトデザインをさぼってしまった...）

ちなみに，NBLの清算義務の方も，最終バージョンを編集部に送信しました：
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/
結局，2.2は削除しませんでした。心が弱いなー。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 14:44 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Christmas @ Hyde Park shopping mall

Hyde Park shopping mallのcourt yardにて。ほとんどの家々で，こういったイルミネーションがなされています。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:46 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

quasi Galette Bretonne

quasiなのは，アーモンドが入っていない（coopのナッツ類の棚は，ほぼ全面的に売り切れ状態）のと，バターの量がやや少な目なのと，形が丸くないのと。

レシピ見ていると，ラムが入ってバターの異様に多いパート・シュクレ，という感じ。味はよし。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:40 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月11日

sweets, sweets, sweets!

昨日は，知人のBDパーティということで，ケーキ3連発（実質2連）。

まずは，12月ということで，Buche de Noel：

ちょっとココアスポンジが失敗気味だけれど（平らにならす道具がないので難しい），モカ味のバタークリームに，クランベリーソースとローストしたクルミを巻き込んである。バタークリームって案外ふんわりと軽いんだ，と感心。

続いて，このときにできたスポンジのあまりで作った，3段重ねのSchwarzwalder：

本当のSchwarzwalder Kirchetorteだと，サクランボとキルシュバッサーを使うのだけれど，どちらもないので，サクランボの代わりにクランベリー，キルシュバッサーの代わりにラム，で代用。全体でラムがシングル分くらい入っているので，ややアルコール強め。クランベリーの酸味とスポンジのしっとり感がマッチして，大好評。主役（BDの人）が遅れて登場したときには，たった一切れに減っていた（笑）。参加者の一人から，「スイスで食べたようなお酒でびしゃびしゃのBlackforest cakeを作ってくれ」と言われて作ったんだけれど，アナタタチそんなに食べますか，主役登場前に。

最後に，まあ標準的なのだけれど，一度は作ってみたいよね，というTarte au poire：

パート・シュクレに，クレーム・ダマンド（アーモンドクリーム）を詰めて，ブッシュ・ド・ノエルで余ったクルミも振ってあります。リンゴのような酸味はないけれど，中のとろけるクリーム＋洋なしの食感とシュクレのさくっとした食感と対比されていて，個人的には，こっちの方がSchwarzwalderより好み。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 09:05 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (7) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月10日

Bike Theft

昨日帰るときに，Dean of StudentのEleanorさんと一緒になったとき，"you're clever to keep your bike in your office. A bike was stolen yersterday just outside of the law school, although it was locked"みたいなこと（細かいところは覚えてない）を言われてびっくり。law schoolは柵で囲まれていて，にもかかわらず中に入ってきてlockを壊して盗んでいくというのは信じられない...

まあ，それはそうと，cleverというのはやっぱり変で，他の人も同じことをしたいのだけれど，部屋を持ってない，というのが本当のところのはず。それとも，部屋持っていても持ち込まないんだろうか？
僕が日本で研究室にMTBを持ち込むようになったのは，City of Angelという映画（←どうでもいいけれど，映画自体は大したことない。同じ監督ならMoonlight Mile，同じMeg RyanならWhen Harry met Sally（←冒頭がUofCのMain Quad!）の方がはるかにできがよい）の冒頭で，Meg Ryanが病院の中までroad bikeで乗り入れて通勤しているのを見てから。これはアメリカでは普通の風景，というわけではないんだろうか。東北大法学部の1Fの廊下をMTBに乗って走っていると，学生さんたちがぎょっとした顔でこっちを見るけれど（笑）。

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2004年12月09日

Turkey Tail

というのをスーパーで見かけました。仙台人に「テール」と言えば，当然，牛タンについてくる「テールスープ」であり，あの独特のうまみにはファンが多い。そこで，七面鳥のテールはどうなんだ？と試しに買ってみました。

とりあえず，塩こしょうだけして，420Fのオーブンに放り込んで30分（←ローストチキンと同じ）。あけてびっくり。すごいんですよ... 油が。パンの中が，テールから出た油でいっぱいになっている。チキンとかビーフだと，こんな量の油は出ない（焼いているうちに飛んでしまう）。BBQで油を落としながら焼くとか，油をとりながらじっくり煮込むとかの料理の仕方があう素材なんだろうなぁ。
味の方は，結構いいです。もちろん脂っこくて骨も多いのですが，普通のturkeyにはない，うまみがある。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:17 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Int'l Exchange

前に書いたJSAの人たちが，3月にJapan Tripをするとき，「日本のロースクールも見てみたい」と言っていたので，「最高裁・東京地裁と森濱田に行くなら，東大が同じ丸の内線沿線で行きやすいよ（霞ヶ関→大手町→本郷三丁目）」ということで（森濱田は，丸の内線の大手町駅からは微妙に遠いが），東大のロースクールを訪問できないか，アレンジを試みました。最初，のりぴーにメールを送ったら，「学生同士の交流にしたらどうだ」と言われ，associate deanのともさんがロースクール内で募集したら，瞬く間に5人も応募者が出たとのこと。UofCのネームバリューもすごいけれど，UTの学生さんもえらい。300人いれば，そういう人もいる，ということなのかもしれないけれど。JSAの人たちにも話したら「wonderful」ととても喜んでました。
まだその後の連絡はないんですが（こちらのLaw Schoolは，土曜日まで試験真っ最中で，みんな目の色が変わっている），これを契機に交流が進むといいですね。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:07 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月07日

waiting list

Eric(registrar)が今，やってきて，"you have a long waiting list. Good luck!!"といって，handshakeしてきました。寂しいのもイヤだけれど，期待されすぎるのもイヤだ。あぁぁ...

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 18:11 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

censorship

NBL800号の校正刷りが送られてきたのですが，やはりというか何というか，タイトルは検閲されて「♪」が落ちてました。抵抗しようかなー。

ちなみに，今回の校正は，編集部に提案して，オンライン上での電子校正にしましょう，ということで，今までの（＝法学，信託法研究，信託研究奨励金論集）物理的に紙を行き来させるのより楽になってます。つまり，編集部からPDFにして送ってもらって（今見たら，Distillerで作成してあったので，何か組版ファイルからの直接出力），それに対して，僕がAcrobat（←Readerではなくて，有償版）で注釈を付けていってメールで返信。これで，時間とコストの大幅な削減につながるのではないかと期待しています。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 08:59 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (2) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Law and Politics

ちょっと前から，puzzleに思っていること（どこか前のブログにも書いた）を，同僚のまっきー＆空井先生に投げてみたら，空井先生は「俺の専門でない」という返事だったけれど（確かに彼は政治史だ），まっきーからは，「自分も同じポイントを面白い新しい研究対象だと考えていて，ちょうど今，月刊誌に載せるための文章も書いている」という返事が。おおっ。僕の直感もたまには当たるもんだ。サントリー学芸賞受賞者と，興味関心がシンクロするなんてすばらしい。そういえば，政治学者は，文春・中公・世界といった総合月刊誌にも書くんだった。

というわけで，昨日月曜日あたりから，調子に乗って，政治系の本を読み始めてます。それがこれまたすばらしいことに，いきなり1冊目でヒット！　Regenstein Libraryから借りてきた加藤先生のdissertation "The Problem of Bureaucratic Rationality"（←門外漢にも面白く読める。少なくとも「政治学入門」タイプのテキストより，こういったモノグラフの方が何十倍か楽しい）で，この本の分析枠組みと，僕の考えている仮説とを組み合わせることで，「外堀」の9割くらいは埋まりそう。残るは，コアにあるpuzzleの部分だけれども，さすがにこれはまっきーが「新たな研究対象」というだけあって先行研究は見つかりそうにない。このpuzzleをplausibleに説明できるモデルをうまくくめないかなぁ。
ミクロなレベルの緻密な分析では，行政学のプロであるまっきーに敵うわけはないので，こっちは法律学の知識とそれをベースにしたモデルの斬新さで勝負するしかない。

...もう，ここまで来ると（既に兆候はあったけれど），「商法研究者」の看板を下ろした方がいいかもしれない（笑）。今後は，"interest of study"は，「（法）ルールと社会との相互作用」とでも名乗ろうかなぁ。現在構想中のもう1本の論文のタイトルも「社会認識・社会変化・法の役割」で，師匠還暦と同様，電波出しまくりだし。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:11 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月04日

flu

昨日，Tさんが「風邪引いた」と言っていて（←結局，Jさんのコメントは外れたことになる），「こっちはもう既に1回引いたから大丈夫」と返したのだけれど，昨日午後から頭痛がし始め，sore throat状態に。風邪を引いても薬は飲まないことにしているので（多分最後に風邪薬を飲んだのは高校か中学くらいで記憶にない），のどにルゴール（←日本から持ってきた）を塗っておいたのだけれど，本日も改善しない。おかしいなぁ。うつされたんだろうか。1時間隣に座っていただけなのに。

とりあえず，statutory supplementの作成が終了（高さが1inくらいある...）。次は，他のmaterialsと，homework assignmentなんかの作成だ。ちなみに，色々考えたあげく，初回は，legislative processだけで1回を費やす方向で検討中。アメリカと日本とでは力学が全然違うのだよ。最近，半分冗談で作った仮説が「アメリカにおける法学者怨念理論」（笑）。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 14:49 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

Christmas Carol

のミュージカル映画というのを，この前の週末，CATVでやっていて，傍目で見ながら勉強してました。

確かこれって，Charles Dickensじゃなかったっけ？　最後に読んだのがはるか昔（多分高校。ひょっとすると学部）なので，細かいところは忘れたけれど，なかなかしんみりさせるストーリーだったような記憶がある。それが，やたら陽気でファンタジーがかったものになってしまっていて（ミュージカルだから仕方がない？），いかがなものか，という気がしないでもない。
ちなみに，その前は，「シュレック」だった。スーパーに行くと，「シュレックのシリアル」のような商品が並んでいたりして，子供たちに人気あるんだろうな（←今まで見たことがない），と思いつつ横目で眺めていたら，少なくとも表面的にはアメリカンなストーリーですね。いや，donkeyは気に入ったのだけれど。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 13:10 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

summary of the 1st quarter

昨日で，fall quarterの授業が終わりました（GSBのfinalが1個とWIPが1個残っているけれど）。というわけで，感想を。

a) law school
1. secured transaction
ロースクールで唯一まともに出ていた授業。Rasmussen面白いし，日本であんまりやってなかった（corporationなんかは結構知ってるし）ので，よく知ってない分野を突き進む，というのもよかった。この授業をもとに，論文も1本書けたし（実は，もう1本執筆中だったりする）。けれど，この分野，基本的にUCCで話が進み，普通のコモンローでなく，授業もソクラテス・メソッドではない。ソクラテスを一度も体験せずに日本に帰っていいのか（笑）。
2. workshop on legal scholarship
「学者になりたい人用WS」。GSBのregressionと重なっていたので，半分しか出てないけれど，アメリカでの論文の書き方・着想の得方について，色々参考になった。
3. workshop on law and economics
前にもどっかで書いたけれど，outsiderに対してagressiveですよ。半ばいじめに近い。けれども，だんだん作法に慣れてくると，感覚が麻痺してくるところが恐ろしい。
4. WIP
faculty専用のセミナー。いろんな分野の話が飛び交い，頭の体操になる。いろんなインスピレーションを得られるし，周りの人がいかによく勉強しているのか＝自分の未熟さを，痛感させられる。ここで発表できるようになりたいなぁ...

b) GSB (MBA)
1. applied regression analysis
こちらに来る前に，F先生から，「Chicagoのビジネススクールのいいところは，まじめな授業もやっているところ」と言われ，来る前は「？？？」だったのだけれど，来てみて分かった。ビジネススクールのMBAコースって，ぬるいんです。MBAってmaster（修士号）のはずなのに，「これのどこが修士だよ！」と言いたくなることしばしば（それを言ったら，law schoolのJDだって，「どこが博士だよ！」と言いたくなる）。N先生も「ビジネススクールはお金儲けを教えるところ」のようなこと（←記憶不正確）を言っていたけれど，大学院というよりは職業訓練専門学校？（law schoolも同じ）
この授業も，statの中では「ちょびっとadvanced」コースのはずなのに，かなりぬるい。「サルでも分かる(*1)regression」という感じ。途中で出るのをやめて，econometricsのテキストの独学に変えようかとも思ったけれど，先生に親近感を覚えたのと，「計量は習うより慣れろ」らしいので，テキストには必ずしも書いてない「こつ」みたいなものが得られるかと思って，最後まで出ました（えらい！）。いずれにしろ，計量は，日本ではほとんどやってなかった（大学入試のときの確率統計止まり）ので，自分の成長には大きく貢献。でも，学生の要望にあわせて授業スピードを遅らせたため，logitとprobitまでたどり着かなかったから，そこはこれから独学でマスターせねば。

c) GSB(PhD)
1. economics of information
このPhDコースこそが，Chicagoにしかない「まじめ」なコース。日本のecon大学院並（といっても，東大のM先生と東北のIさんのゼミしか出たことないけれど）の難しさになります。
ひたすら数式で進む授業。かえってその方が楽という説もある（笑）。このゼミは，かなりクラシカルなペーパー（70-80年代中心）ばかり読まされました。全て完全に理解することはできなかったけれど，今までeconの教科書読んでいて分からなかったことが，説明されて分かるようになったのはうれしい。特に，今まで，どの教科書を読んでも，revelation principleの意味が理解できなかったのだけれど，今回，初めて分かりました。Harris自身，「revelation principleは，いったん分かれば，ちょーかんたんで便利だよ」と言っていたけれど，その通り，分かってしまえば，当たり前じゃん，という感じ。何で，普通のテキストはこういう風に解説してくれないかな。

(*1)サルでも... 僕の口癖の一つ。誇大表現（＝「簡単」という意味しかない）なので，あまり深刻に受け取らないように。他の口癖として「掃いて捨てる」（＝「多い」という意味しかない）というのある。使用例： - サルでも分かるcorporate finance（→Brealy/Myersのこと） - サルでも受かる司法試験（→特定の文脈に依存。ゼミの飲み会で言ったら，すぐに学生たちの間に「もりはつがこう言っていた」と広まったらしい。前後の文脈抜きで。） - 使えない論文が掃いて捨てるほどある - 掃いて捨てるほどいるえがやん弟子（→真っ先に掃き捨てられるのは僕です）

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 08:59 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

2004年12月02日

why are we doing this?

ばくしょー。
たった今，regressionの先生が，あるモデルの数学的基礎を説明しだしたら，一人の女の子が，タイトル通りの質問。
一瞬沈黙が支配した後，爆笑の渦。先生も
why not? ... good question
と返して，さらにばくしょー。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 19:43 | �ｿｽR�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽg (2) | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

roe and politics

スペルミスではないです。会社法やってる人なら知っているだろう，あの人がこの前，Law Econ Workshopでプレゼンしてきました。ペーパーの中の図がわかりにくくて（直感と逆になっている），途中まで誤解していたのですが，お見事，プレゼンの最中に，roe自身が，逆の説明をしていて，思わず，「おひおひ，おっさん，手の動きの向きと口で言っていることが逆だよ！」と思わず心の中で突っ込んでしまいました。
でも，テーマ自体は，今考えているpuzzle（「独禁法と証取法」についてJSDのCさんに突っ込まれたポイントに関連）に対して，方法論的に示唆を与えてくれるものだったので，結構有益。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 17:58 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN

last supper

今日がGSBの今quarter最後の夜の授業ということで，夜食に，ココア・クランベリー・ビスコッティ：

midtermは受けたのだけれど，finalはどうしようか...　昨日は，"obligatoryでないのに試験受けるなんて変なやつだ"と言われたんだけれど（笑）。お勉強にはなります。

�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽe�ｿｽ�ｿｽ hatsuru : 07:15 | �ｿｽg�ｿｽ�ｿｽ�ｿｽb�ｿｽN�ｿｽo�ｿｽb�ｿｽN