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2014年02月26日

●price setting under VAT

月曜日の日経の経済教室に出ていた,森信せんせのドイツのVATに関する紹介はなかなか示唆的で。

その紹介のポイントはおそらく2つあって,
- 小売業者にとって,VATは売り上げマージンの計算の一部
- インボイス方式はいい

で,後者の点はさておき,日本で「なぜ?」と思ったのは,前者。つまり,VATは,小売業者にとっては,マージンの一部を持って行かれるものなので,別にすべての商品に同じVATの%(消費税が上がった後なら8%)をふかして売値を決める必要はなく,売れ行きとか商品の競争力とかを考えながら,お店全体としてVATを持って行かれた後でも,従前と同じ利益が上がるように売値を設定すればいいわけだ。だから,別に,増税のタイミングと同時に売値を変える必要もないし,全商品について一律に売値を変える必要もない。

で,日本で何でこれができないかなーというと,たぶんそういうことをすると,「便乗値上げだ!」っていう批判が来るからじゃなかろーか。しかし,この批判は実はよくわからない。

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