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2013年10月07日

budda exhibition

昨日は,出張がてら,芸大美術館の興福寺仏頭展にいてきました。

ここで展示されている仏像類はもちろん,現地で何度も見ているもので,ひさしぶりーといったところ。再発見(?)したことは,次の2つ。

その1。
法相宗ってのが展示で前面に出てて,あぁそういえばそうだった,と思うとともに,今どき珍しいなぁ,と。今の日本のお寺って,数の上ではおそらく多い方から,浄土系(浄土宗・浄土真宗),密教系(真言宗・真言律宗),禅宗系(臨済宗・曹洞宗)かなぁ,と思っていたので,法相宗なんて古典的な宗派のお寺は珍しい(そういえば,東大寺も華厳宗で珍しい。やはり奈良には古典的なのが残っているのか)。

その2。
2組の十二神将が来ていて,全部国宝指定だけど,結構質にはばらつきがある。板彫りの方は割と不満なく国宝指定でいいと思うんだけど,立像の方は,時代・場所的に慶派の色がもっと強く出ていてもいいのに,その境地に至ってないものが結構ある。
単品で評価するなら,国宝じゃなくて重文指定止まりかなーと思うものもちらほら。まぁそこは,一括指定のなせる技なんだろう。

また別のお話として,僕が小学生の頃は,「山田寺仏頭」って言われていたのが,いつの間にか「興福寺仏頭」になっている(これは割と前から知ってた)。ま,いつの間にか鎌倉時代の開始が1192年にでなくなったりするように,こういう話はいろいろとあるんだろうけれど。
個人的には,やっぱり白鳳仏は,奈良というよりは飛鳥にあった方が落ち着く感じがするので,奈良を感じさせる「興福寺仏頭」っていうネーミングよりは,白鳳を感じさせる「山田寺仏頭」の方が好きなんだけどなぁ。

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