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2013年05月16日

case comments

法セミの座談会で,「判例評釈の判民型・民商型」って無意識に使って,まぁ,他の座談会参加者も当然のごとく分かっていた(と思われる)のでスルーされていたんだけど,読者から「分からん」と質問がありました,と編集者さんから連絡があったので。

判民型→かつての判例民事法のスタイルで,末弘厳太郎が「判民大正15年(?)」の序で,その方法論について書いてる。「かつての」というのは,今の判民は,スタイルが変わってきていて,一番色濃くその思想を受け継いでいるのが商判(確か,毎年度の初回の冒頭に,司会のせんせーが末弘にmentionするはず)。
民商型→民商法雑誌の判例批評のスタイル。

確か,民法研究ハンドブックに,両者の違いがまとめてあったような記憶があるけれど,ややこの辺の記憶はあいまい。

*極論*するなら,判民型が事案密着で,民商型が空中戦ってことかな。もちろん,理念型であって,今ではだいぶ相対化が進んでいるんじゃないかという気はします。

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