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2012年05月27日

bad reform

札幌に学会で出張に行っていた相方が,お土産にマルセイバターサンドをげっつしてきてくれた(札幌土産は,バターサンドかルタオのドゥーブルフロマージュの二択だと思っている人間)。

ところが,あれ,何かが違う:

そう,個別包装の仕方が違うのだ。以前のは,銀色のフィルムを折りたたむ形でなされていたのが,今度のは密封式の袋になっている!

これまでのバターサンドは,購入直後は,クッキー生地のサクサク感が強く,サンドしてあるバタークリームとの対比がおもしろい感じの味で,それが,時間がたつにつれて次第にクッキー生地が湿気を吸ってもろもろっとした感じになり,バタークリームとなじんでくる,という味の変化を楽しめる商品だった。
ちょうど,鎌倉名物鳩サブレも,鎌倉の店頭でできたてを食べると,バターの香りが高くめちゃくちゃおいしいのが,時間がたつとだんだん味が穏やかになるようなのも,時間の経過で味が変わるという点では似てる。

ところが,新しい包装は,従来の折りたたみ式のように隙間があって通気性がよいわけではなく,密封式で中のできたての湿気を閉じ込めてしまうため(ひょっとすると,できたてほやほやのものを(粗熱を取ったくらい?)でパッキングしてるんだろーか),購入当初から湿気を吸ってもろもろっとした(悪く言えばしけったような)食感になってしまっている。

何でこんな改悪をしたんだろうと思って調べてみると,「虫が入っていた」という苦情が来るようになったため密封性の高い包装にした,ということらしい(たとえばここを参照)。

うーむ。虫が入るってことは,保管場所が悪かったり必要以上に長く(ひょっとすると賞味期限以上に?)とっておいた,消費者の方にむしろ原因がありそうで(だってマルセイバターサンドの包装に密封性がないなんてのは公知の事実なんだから,そういった代物を虫がたかりそうな場所に放置しておくなんてのは,あまりにダメダメな消費者すぎる),六花亭の側で対応する必要は本来ないはずだ。けれども,六花亭としては,そういったダメダメな消費者のクレームに応じることが,企業経営上安全だと考えたんだろう。

もちろん,そういうセーフティーな行き方もあり得るとは思うんだけれども,だからといってお菓子の本当の鍵である,おいしさっていう要素を犠牲にするようじゃいかんなぁ,という気がする。元の包装方式に戻してくれないかなぁ。

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