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2011年10月12日

annual conference 2011

今年の学会は,報告1本+司会1本が回ってきたので,ちとまじめに出ないとorz 同じく司会の当たったカサハラと,「俺らも司会が回ってくる年になったんだねぇ」と。

で,個別報告司会。報告者は昔から知っていたのだけれど(←これが伏線...),こういうPoliSciな研究をやっている人がほとんどいないので,そういうのをいくつか書いてきている(パブコメ以降,数本)僕が司会回ってきたんだろう。

で,冒頭のチョンボは,素。狙ってやったわけではありませぬ。ここで伏線回収。なんかみんなが異様な雰囲気でこっちを見るからおかしいなーと思ったんだよね。しかしまぁ,これで報告者も緊張がとけたそうだから,結果オーライってことで。

司会なので,万が一質問が出ない場合に備えて,前日の夜にざーっと読んで質問を作っておいたのと,やらせメールを仕込んでおくのと。
しかし,質問が多く出た(8人くらい?)ので,杞憂に終わる。やらせが発動したのは最後の1名のみ。とはいえ,報告テーマに沿ったPoliSciな質問はあまりでなかったのはもったいない。
ちなみに,質問の中でベストのものは,黒沼せんせのもの。あの質問がでなければ,司会として無理に質問しないとあかんかなー,と思っていたポイントなので,いい質問が出てよかった。黒沼せんせは,多分こういう研究をしたことのない世代だと思うのだけれど,にもかかわらず,急所をかぎ分けるそのセンスはすぱらしい。

お昼のワークショップの後は,白井報告に行く。同僚と同じ大学出身者は質問しないのが商法の不文律(∵馴れ合い防止+普段から議論できるから,他の大学の人に時間を譲る)だと思っていたら,同じ大学出身者で質問者3名中2名を占めてしまったのはいかがなものか,という気がする。
ちなみに,民法は,そういった不文律はないらしい。その不文律が,仁義なき撃ち合いになるならいいんだけど,師匠なんかによる弟子の援護になっちゃうと,馴れ合いだからよくないね。

最後の時間は,小林さんのフォーマリズム報告を聴きに行く。中間のフォーマリズムの整理はともかく,そこから結論へ論理が飛んでいた部分や,彼のモデルの適用範囲(企業取引の一部のみ(フォーマリズムというゲームのルールを取り込んで行動している当事者にしか適用できない)で一般化は難しい)が穴。
けれども,質疑の時間で,残念ながら,そういった内在的な批判をしてあげる人がでなかった。質問者2名は,いずれも自分の言いたいこと(外在的なコメント)を一方的に言うだけで,それは小林報告のテーマとはずれてるよ,という話になってしまった(しかも,小林さんの応答も,約款なんかでフォーマリズムを間違って使っていた) こんなやり方だと,とてもじゃないけれど,実務と学会の有益な交流なんてできない。これでは,小林さんにとっても,自分の間違いを指摘してもらって,理論をもっとellaborateできる有益なチャンスを失ってしまったわけで,とても不幸な個別報告になってしまった感がある。

といったことを,某出版社の某さんと雑談していたのでありました。

そして,夕ご飯は,orfeuへ。(゚д゚)ウマーでした。ありがとうございます。

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