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2011年06月02日

agency problem

まぁなんというか,自分(agent)の行動のもたらす帰結の全てが自分に効果帰属せずに,他の人(principal)に効果帰属する場合には,principalの効用が最大化するような行動をagentはとってくれず,自分自身の効用が最大化するような行動を選択してしまう,というのがスタンダードな予測な訳だけれども。

まぁ見事に経済合理的な行動をとるよね,という印象を受ける(以前からそうではあったような気もするけど)。

こういったagency problemを緩和するには,agentの効用がprincipalの効用にうまく沿うようなインセンティヴ・スキームをくみ上げるか,agentのpreferenceを変えてしまうかではある。
現行法では,まさに前者のようなインセンティヴ・スキームが成立していないからagency problemが深刻に見える。もちろん,インセンティヴ・スキームは,フォーマルな法ルールだけでなくてもよくて,社会的なもの・事実的なものであっても全然おっけーなので,そこのところを変えようとがんばって声を上げている人たちはいるんだけれど,あんまり効いてないね,といったところか。

(17:25 追記)

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