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August 19, 2010

●travel agency

日本の旅行代理店が手配した海外旅行パックツアーに参加したところ,何らかの事故にあったとする。この場合,被害者は,現地の加害者(たとえば現地の代理店とか現地の旅客運送業者とか)に対して自ら直接請求する必要があるとすべきだろうか,それとも,日本の旅行代理店に対して,現地業者は日本の旅行代理店の履行補助者に過ぎないんだから,現地業者の故意過失について,直接責任を問えるようにするべきだろうか?

この点について,昔,ワールドカップフランス大会事件の判例評釈で書いた記憶がある(ジュリスト1210号)のは,「適切な現地の業者を選ぶ」というeffort levelは,旅行参加者でなくて日本の旅行代理店によって左右できる部分が大きいから,日本の旅行代理店に代位責任を負わせる,っていうシステム(複合運送チックに)にも一定の合理性があるケースがあり得るんでは,ということだったと思うけど(←もし記憶違いだったらゴメン),「昨日の僕は今日の僕ではない」なので,ちょこっと考え直してみる。

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