●tradeoff of regulation
なんかおとついのエントリが異様に注目を浴びて,いつもの5割り増し(!)のアクセスがあったので,調子に乗ってその補足をば。おとついのエントリでは,タイトルの「実在説vs擬制説」にあまり絡んでこないので省略した内容を,このエントリではメモしておきます。
さまざまな問題の根本的な共通原因は,資源が無限ではなくて有限でしかないということなんだけど(当たり前),それを前提とした上でどうやって望ましい法制度を設計するか,というお話しで,以前ジュリスト1345号に書いた「最密接関係地法――国際私法と"Rules versus Standards"――」とも関連してくる。