●calculation formula for damages
ジュリストの交通事故での損害賠償額の算定基準に対して,
かつては,①定額化=低額化になってしまう
という批判があったというのだけれど,それに対して
算定基準で定められた基準額が相当かという問題であり,低すぎるのであれば,基準額をより高額にすればよいことであって,算定基準が存在することと低額であるということは関係しないといえる
っていう反論が書かれている(大島・ジュリ1403号11頁)。
一見もっともそうな反論なんだけれど,本当にこれで当たっているのかは,よく分からない。