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April 9, 2008

●division of labor

長らく音信不通だった兄弟子にあたるKさんから,突然メールが来て,「電話で聞きたいことがある」と。非常勤やってくれとか研究会に参加してくれとかそういうたぐいの話かなぁ,と思いつつ話してみると。

去年僕が書いた「射幸契約はなぜ違法なのか?」のアイデアをベースにして論文を書きたいから,こういう方向性でいいか教えてくれ,という内容でした。
そういう話なら大歓迎だぜ,ということで議論してたら,いつの間にか30分もの長電話になっていました。

あのペーパーは,I田M朗せんせとのバトルの側面ばかりに注目が集まって,中身を見てくれる人があんまりいなかったんぢゃないかと思っていたので,こういう風に活用してもらえるのはうれしいですね。
この前の,こづやんジョイントの不法行為法の目的もそうなんだけど,僕は,法学研究者としての自分の仕事は,アイデアを思いつくことやものの考え方を解明するところ("why"を明らかにするところ)であって,"how"を突き詰めるような職人芸

(↑職人芸の典型例.... って)
は,他の人にアウトソースしよう,ってところがあるので,アウトソーシングをやってくれる人が出てくるのはひたすら大歓迎です。

だいたい,学部4年生のときに助手に誘ってくれた師匠との会話が:

ボス:もりたくん,助手にでもならない?
ヘタレ:えー,僕,法学ってつまらなくて好きぢゃなくて,そうすると普通の法学はやりたくないんですが,それでもいいんですか?
ボス:まぁ,そういう人が一人くらいいたっていいっしょ

てな感じだったし。

     *     *     *

ちなみに,そのKさんは,目の病気の療養のためにリトリートしていたとのことでした。

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