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2008年02月22日

state, church, and liberty

なんか師匠から献本されてきましたよっと:
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そんなことはどーでもいいことで,今読んでいて,ひたすら「すげー」と感心するとともに面白いのが

国家・教会・自由 スピノザとホッブズの旧約テクスト解釈を巡る対抗
福岡 安都子
ISBN978-4-13-036137-8, 発売日:2008年01月上旬, 判型:A5, 480頁

ナカノ氏から「すげー,俺のは福岡さんの前座になってしまった」と言われてげっつしてみたのだけれど,これは確かにすごい。テクスト解釈の部分は当然に緻密ですごいんだけど,それを当時の文脈の中に埋め込んできれいに立体的に解き明かしている。修せんせの強制履行の法学的構造なんかはあんまり好きになれないヘタレでも,これは面白く読めます。読んでいてスリルがある。すばらしい。
テクスト分析という方法論自体は,僕自身は絶対にとらない方法論だけど(蟻川さんの憲法的思惟なんかも同じく),福岡さんって優秀な人だなぁ,というのが端々から伝わってきます。2000年卒ってことは,僕が97年卒だから助手では重なってなくて面識ないのか。これで,東大憲法は安泰ですね (ぇ

ちなみに,読んでいて,「このフォント,どっかで見たことあるなぁ」と思っていたところ,後記によると,TeXでの組版とのこと。なるー。Knuthせんせのcomputer modern fontだよねぇ。

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