« seasons greetings | メイン | premiere dec 2007 »

December 17, 2007

●recruiting

今朝の日経の記事「09採用前線」の小見出しに

自分・友人に「内々定」2割

というのが。

記事の中身を見てみると,

- 内々定未取得 81.1%
- 取得 1.6%
- 友人が取得 17.3%

だそうですよ。この,1.6+17.3(=約2割)を小見出しにしたらしい。

なんとゆー情報操作だろーか,という感じですね。ここまで来ると。
例えば,全ての大学生が,重なり合わない友人を3人ずつ持っていたとすると,実際に内々定が取得した人が1/3に達した時点で,「自分・友人に内々定が出た人」の割合は,100%近く行く可能性があることになる。そのときに,「自分・友人に内々定が出た人の割合は100%」と小見出しを打つんだろーか?

もし,「自分・友人に内々定が出た人」というものの割合を考えることに意味があるシチュエーションがあるとしたら,それは,この調査のsampleがpopulationと大幅に乖離している,というトンデモ調査であるときくらいのはず(そしてそれって,日経は,自分に調査能力がないって自爆してるってことだよね)。例えば,「自分に内々定が出ている人は,この調査に対して正しく答えるインセンティヴが低い(or無回答のインセンティヴが高い)」ということであれば,selection biasが発生しているから,それをaccount forしてあげる必要があるわけだけれど...

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/cgi-local/mt/mt-tb.cgi/1374

コメントする