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November 16, 2007

●a reverse causation

最近読んだおもろいペーパーシリーズ:

Benjamin E. Hermalin
Firm Value and Corporate Governance: Does the Former Cause the Latter?

ひげおやじに口頭で,「だんな,こんなのが入ってまっせ,ぐへへへへへへ」と言ってみたら,「後でcitationメールしてよん」と言われたので,知らせておきました。ひげおやじ曰く,「こいつは俺のトモダチだ」だそうです。そのとき気付いたのですが,この人の名前,「はーまりん」って発音するんだね。言われてみれば当たり前だけれど,今までなぜかずっとドイツ語風に「へるまーりん」と読んでました(ドイツ語にしてもアクセントの位置がおかしい?)orz

それはともかく。

どういう話かというと,普通,「よいコーポレートガバナンスは企業価値を高める」と言われることが多いけれど,むしろそれは逆。
企業価値の高い企業であれば,「まずいコーポレートガバナンス」によって失うものが多いから,そのコストを減らすために「よいコーポレートガバナンス」を採用するインセンティヴが高まるんだ,ということです。それをきちんとモデルを組んで解いてみせている。

最近のいろんな不祥事とかを見てると,そっかなるほどねぇ,という気にさせられるのですが,いやでもそれってどうやってidentifyするのよ?というところはやっぱ謎です。何か相当うまいIVを見つけ出さないとむずいでしょ...
も一つちなみに,もしHermalinの言うとおりだとすると,よいガバナンスの採用って,企業の質に関するシグナルになるんじゃないのかなぁ,という気がします。いやでもこれはcheap talkか。どーなんでしょうね。

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