« moving | メイン | a foxy add-on »

2007年04月03日

significance of instantaneous reactions

NBLの4月1日号が著者献本で送られてきたのでぱらぱらと眺めたのだけれど。

最近の(=Chicagoに行く前はこうではなかった気がする)NBLは,こういう「特集」を組んでいるのをよく見かけるけれど,それってどーよ,と思うのです。

判例評釈なら,そこそこ時間かけてじっくり書くことが多い(まぁ弘人せんせみたいに「その場でてきとーにやる」でできてしまうすごい人もいるにはいるが...)ので,緻密な分析がなされるので読む価値があるけれど,短時間でぱぱっと少ないスペースに書かれたもの(それもロジックと言うよりは印象を述べたに過ぎないものが多い)に,どれだけの価値があるんだろーか。
特に今回みたいに,実務家の「最高裁ばんざーい」というコメントが大量に並ぶのに何の意味があるのかは不明。同じ内容の繰り返しでつまらないし,賛成の意見数を知りたいんなら,「弁護士・企業法務xx人に聞きました」ってアンケートを採る(最高裁に賛成=5~反対=1とか)ので十分なような気が。そうではなくて,こういうことをするとなると,印象操作でもしたいんですか?と評されても仕方のないような気がする。
読む側の「自衛」としては,面白いことを書いていそうな人のだけを読む(僕的には,石川・角・弘人・修かな...)で終わるんだろうけれど,そういう「自衛」ができない人には,上に書いた印象操作の対象になる危険があるわけで。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/cgi-local/mt/mt-tb.cgi/1193

コメント

800号記念の内田先生の苦言を編集部的に解釈した結果ですかね?
内田先生は昔のような学者の学術論文(たとえば、宏樹先生の合意の瑕疵とか、最近では修先生のアメリカ動産担保法紹介とか)の掲載を要求したかったんでしょうけど
編集部自体の掲載方針の問題だけではなく先生方がローで忙しいという問題もあるので折衷的な解決がこの特集という姿では?
以上、勝手な思い込みかもですが...

4月1日号は前の研究室に届いてしまったので回収しに行かねば...

射倖契約の掲載の可否を質問したときにへんしゅーちょーさんから,「NBLは最近実務向けを目指しているのぢゃ」ということをさんざん言われたのだけれど,あれは,「実務に役立つ」という意味ではなく,「実務家が書いた」という趣旨だったのかしらん。

コメントする