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April 23, 2007

●online meeting

初めて「ネット会議システム」というのを使ってみました:
webmeeting.jpg

向こうはロンドンなので,午前2時から6時くらいまで東京との間で会議してました。あはれ... 映ってる早川せんせ@ロンドンは,もうサバティカルではないね。こういうのが発達しすぎると,「留学中ですから」「旅行中ですから」というのが仕事を断る言い訳に使えなくなるぅ。海外に行くときは,僕が中南米バックパッカーしてたときみたいに,ネットにつなげない環境(もちろん,町中にネカフェはあるけど)にして,何週間も音信不通状態になるのが一番じゃなかろうか思う次第であります。
でも思ったのは,ネット会議といっても,顔が見えることは実はそんなに重要じゃなくて,そうだとすると,skypeでも十分じゃないかという気がする。skypeの方が回線細くてもおっけーだし。

研究会の中身について言えば,当初の予定を大幅に上回る白熱で,日曜日なんて5時くらいに終わる予定が,新幹線の終電まで粘る羽目になりました。うぅぅぅ。いくつか感想を言うと:
- 「国際私法の経済学の実証分析」は,終わってる。地雷踏みまくりで,卓袱台返ししたくなるステキなものばかりです。統計学入門の教科書に書いてある「やっちゃいけないこと」をやっていたり。そこにexogenous shockのあるpanel dataが存在しているのに,shock後だけ取り出してpooled cross sectionにしたり(←当然endogeneityで死ぬ)。variationをkillしたり。もうダメよって感じ。
- 「エージェンシー問題って,よーするにargmaxが違うってことだよねぇ」って発言したら笑われました。ヘタレなオイラは,この言い方が一番分かりやすいです。
- 松井ともぞーさんの論文はなぜ分かりにくいのか。多分大きく分けて2つあって,①ともぞーさんは,当社比128倍くらい頭がいいので,常人なら論理がつなげられないところでも,頭の中で論理をつなげることができる(そしてそれを他人も分かって当然だと考えて省略する)。②ともぞーさんは,当社比128倍くらい頭がいいので,ヘタレなオイラには解けない複雑怪奇な高次連立方程式でもぱぱぱっと解けてしまい,そのたくさんのファクターを全部どばっと文章に詰め込む。なんというか,頭が良すぎるが故の悲劇ですね。ただ,僕は,ヘタレとはいえ,彼女と研究スタイルが似ているところもないわけでもないわけでもないので,わりと自動的に補充しながら読むことができて,他の人に比べると引っかかるところが少ないみたいです。ちなみに,②の点については,某せんせが,「部屋の中がすごい散らかっていて,でもどこに何があるか分かっていてぱっと取り出せる人は確かに頭いいんだけれど,でもそれってどーよ?」と言って爆笑を誘っていたけれど,その例えもどーよ?

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