コメント: contempt of court

うーん...実体法としての日米比較はその通りだと思うのですが、
アメリカ法でも契約違反でも一定の場合には特定履行(強制履行)認められますし、
日本法でも(本件は)保全の必要性の認められた仮処分の事案ですから、
実際、大差ないのではないかという前提で
よた話をしていたような気がします。
(日経の記事は知りませんが...)

なんで

> これに対し,日本法の場合には,とりあえずどんな契約でも強制履行を認めてしまうから,仮処分が出てしまう。

というところは人によって意見が分かれているのではないかと。
もちろん、仮処分の保全の必要性とエクイティ上の救済の必要性の要件とが、もととなる法律の態度の違いを理由に大きく異なると読むこともできるとは思いますが...

個人的には民事保全法は(沿革はともかく)機能的にアメリカのエクイティによる救済の拡大を引き受けてきたという感じで論文を書いてしまったので自己弁護です。

もちろん,アメリカ法も「原則」なので例外はあるけれど,日本法の保全の必要性の方が緩いと思うんだけれども。

あと,エントリ本文にも書いたけれど,日本方ももちろん全てで強制履行ではないです,はい。

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