コメント: piratical damages

そんな話が4年くらい前にS先生の同僚の山本先生が民商とか紀要に書いていたような...
うろ覚えですけど...
確か代替効果と所得効果のスルツキー分解の話だった気がするのですが...

ほほー。

確かにこれは,学部レベルの価格理論で学ぶお話なので,その通りなんだけど。

で,問題は,エントリの最後にも書いたように,どうやってimplementするねん,っていうところだと思うんだけど,どうするんだろうねぇ。

そこが難問ですよね。
オフレコだったのかもしれませんが
山本先生も経済学者に「そこまで(厳密に)する必要あるの?」と言われたとか。

ただ、この話を逆にすれば株式買取請求権にも妥当するんですよね。
現在の株式の価値より需要が増えるわけだから高くなるはず。
それをやろうとしたのがレックスの原審や原々審の「高値期待」のロジックだと思うんですけど、
某O弁護士によると「経済学的に成り立ちえない考え方」らしいです。
そこでいう「経済学」って何なんでしょうね?
尊敬している商法の大(?)先生も(酔っていらっしゃいましたが)レックスの原審・原々審を「センスがない」と批判していましたが
センスという(昔の権威的な法律学が好きそうな)曖昧な概念を持ち出さないのがローエコだったのでは?

この話は助手の最後らへんから考えていたのですが
結局、書かないまま今に至るわけです...

implementationのところは,
http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/hop/2010/04/raison_detre_of_legal_doctrine.html
に書いたことがやっぱり当てはまって,法学って,ある程度形式的に判断ができるようにしておくことによるコスト節減と,それにそもそも「法文(言葉)で書く」っていう縛りがあるからねぇ。

ちなみに,経済学にも「センス」はあるよ。センスのいい経済学者もいれば,センスの悪い経済学者もいるw そこで言われる「センス」は,経済学的思考法(法学で言うと「リーガルマインド」?)のことなので,AT君の言う「センス」とはもちろん違うけれども。

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