コメント: FS Egashira zum 60. Geburtstag

商事法務はこんなところで利益を吐き出さないと、税金大変では?会社法改正とロースクール絡みで編集しただけの高い条文集・商事法務の増刊などなど書店では品切れでした。ところで、記念論文集はお書きのような献呈式の開催が恒例ですか?恒例なら多い人は3回くらいは期待可?法学界特有のセレモニーとも思っていますが、もらうとやっぱりうれしいのでしょうね。多分先生がご列席されている頃、神戸で最後の栗蒸羊羹を入手すべく街を走っていました。

学術書の出版状況は相当に厳しいと言われてます。最近は,有斐閣が記念論文集の刊行を引き受けてくれなくなったので,商事法務とか他の出版社に頼らざるを得ない状況が続いてます。東大出版会だって,内田民法と前田刑法で稼いで他にまわs(ry

記念論文集は2度しか書いてませんが,両方ともやってました(←サンプル少なすぎ)。法学で関先生の退官記念号のときは,なかったような。
記念論文集は,おそらくドイツの影響ですね。アメリカだと,死んだときに"Tribute to someone"という形で,Law Reviewで追悼記念号が出るくらい。イギリスとフランスもあることはありますが,そんなに盛んではないようです。
何回献呈してもらえるかは,周りの人の書く気力による面が大きいかと思います。商法だと,鈴木・鴻が還暦・古稀の2回ですね。田中誠二とか調べたことないけれどひょっとするとたくさんあるかも。東大系だと,岩原・山下が同い年でその1つ下に神田,と固まっているので,「恐怖の3連発か」とみんなが戦々恐々としていたところ,「書く人が大変だから,この3人については還暦記念を出さない」というアナウンスがあってほっとした,というエピソードがあります。

実は大昔に予備校の尊敬する英語の先生が、「君たちどうせ読まないだろうが本は取り敢えず買え。それが文化への君たちに出来る貢献だ。」と言われて、読まなくても買うことが多いのですが、記念論文集は出来れば何かテーマを選定して作ってほしいと言うのが本音です。とても全部読むケースは殆ど無し。某文社であまりの発行部数の少なさを聞いて商売になるのかなあと思ったことがあり、理由は明解ですが有斐閣も教科書だけでは学術出版の看板が剥げますよね。と言いながら、神戸長田のういろやのういろを先ほど食べ終わり煩悩は満足しております。

記念論文集は,研究者にとっては,「いつ必要になるか分からないけれど,品切れ・絶版になりやすいから,とりあえず買っておく」ものです。研究者(少なくとも僕は)でも「すぐに」「全部」読むものではないかと。研究者でない人は,コストパフォーマンスを考えれば,図書館でコピーするのでいいんぢゃないでしょうか。

全国の弁護士事務所が1冊ずつ購入してくれれば,数千部売れそうですが,別に会社法とかやらない弁護士もいくらでもいますし。

テーマ選定はやるときもありますが(e.g., 河本->証取法),書く人たちの研究領域がバラバラなので,無理なことが多いんぢゃないかと。むしろ自由に書かせた方が,質は上がるでしょうね。少なくとも,僕は自分のやりたくないことに関しては,著しくパフォーマンスが落ちるたちです。

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