東北法学会

「東北法学会」は、東北地方に勤務または居住する法学研究者・法律実務家(裁判官、検察官、弁護士)のための学会です。研究者と実務家が交流する学会として、昭和24年(1949年)以来、活動を続けています。

直近の研究会

2022年度東北法学会大会及び総会

日時 11月26日(土) 13時30分より
場所 東北大学片平キャンパス エクステンション教育研究棟2階  201A教室
報告 「企業情報開示規制の素描」
東北大学教授    温 笑侗 氏
講演 「刑事手続のIT化について」
仙台高等検察庁検事長 辻 裕教 氏 ※「つじ」は、一点のしんにょう
総会
報告 「災害ケースマネジメント」

仙台弁護士会 弁護士 山谷  澄夫 氏

沿革

「戦後の学界においては人文科学、自然科学をとわず、ひろく各種の学会が結成されて研究発表や討論が行われ一般に学会の設立開催が戦前に見られなかった盛況を呈するに至った。東北地方でもかかる風潮の影響もあって東北在住の法学関係の学徒、裁判官、検察官、弁護士などが参加して、学会を設立しようとする気運が高まり、二十四年八月法学部がその産婆役を引きうけ、中川法学部長の名で、東北法学会の設立趣意書と創立総会への参加勧誘状が発送された。そして翌九月創立総会が開かれ、出席者約一〇〇名により規約の決定と役員の選出が行われた。その事業として研究会および講演会の開催、機関誌その他刊行物の発行、他学会との連絡および研究成果の交換等を行うこととし、会員には、法学研究者および実務家で現に東北地方に居住または勤務している者をひろい範囲にわたって加入させることになった。------」
『東北大学五十年史』 (東北大学編 1960)より