2000(平成12)年度の研究会の報告者・論題

日時 第1回(5月12日)
報告者: 尚 得志氏(東北大学大学院)
論 題: 中国会社法上の監査制度と日本会社法からの示唆
報告者: 吉田 正之氏(山形大学)
論 題: 新株発行事項の公示制度をめぐる問題点
日時 第2回(6月9日)
報告者: 梅津 昭彦氏(東北学院大学)
論 題: 取締役でも使用人でもない外部の者が専務取締役と称することを許諾していた株式会社に、右外部の者の被雇用者に対する表見代表取締役の規定による責任(商法262条)は否定されたが、名板貸責任(商法23条)が認められた事例――浦和地判平成11年8月6日(判例時報1696号155頁金融・商事判例1089号45頁)
報告者: 吉原 和志氏(東北大学)
論 題: 定款による議決権行使の代理人資格の制限と弁護士等の代理出席――神戸地尼崎支判平成12年3月28日(金融・商事判例1090号24頁)
日時 第3回(7月14日)
報告者: 名島 利喜氏(富士大学)
論 題: 商法203条2項の適用範囲の再検討
報告者: 関 俊彦氏(東北大学)
論 題: インターネットによる議決権の行使
日時 第4回(9月14日)
報告者: 山脇 千佳氏(東北大学大学院)
論 題: 会社代表取締役のした取締役会の決議を欠く関連会社の債務の保証予約と銀行の過失――最決平成11年6月24日(金融・商事判例1070号10頁、原審=東京高判平成11年1月27日(金融・商事判例1062号12頁))
報告者: 伊藤 吉洋氏(東北大学大学院)
論 題: 秀和のいなげやに対する検査役選任申請抗告事件――東京高決平成10年8月31日(金融・商事判例1059号39頁)
日時 第5回(11月10日)
報告者: 小嶋 孝文氏(東北大学大学院)
論 題: M&A交渉と経営判断原則
報告者: 楊 衛民氏(東北大学大学院)
論 題: 船舶衝突の準拠法の選定問題に関する一考察――損害賠償分担の場合
日時 第6回(12月15日)
報告者: 徐 進氏(東北大学大学院)
論 題: Broz v. Cellular Info.,Sys.と「会社機会理論」の再検討
報告者: 森田 果氏(東北大学)
論 題: 株主間契約・定款・会社法
日時 第7回(平成13年1月12日)
報告者: 顔 廷棟氏(東北大学大学院)
論 題: 独占禁止法における無議決権株式の取扱いについて
報告者: 根本 伸一氏(弘前大学)
論 題: 会社が新株発行無効の訴えを提起した株主に対してなした担保提供の申立が却下された事例――大阪地決平成10年7月7日(判例時報1679号161頁、判例タイムズ1002号253頁)
日時 第8回(平成13年3月9日)
報告者: 柳 明昌氏(西南学院大学)
論 題: 株主代表訴訟の「監督是正」機能と取締役の責任――会社の被告側補助参加の理論的検討――その一
報告者: 山本 哲生氏(北海道大学)
論 題: 契約上の権利に関する保険者の代位について