今後の学習場所について

 巨大地震の発生から、1週間が過ぎました。

 確実な目撃情報も合わせますと、一昨日までに、在学生全員の安全を確認することができましたが、新司法試験を控えた3年生及び修了生の中にも、困難な状況の中で勉強を続け、また大きな不安を抱きながら仙台を離れた人が少なくないものと思います。

 現時点で、東北大学法科大学院として、新修了生の皆さんに提供できる学習環境については、昨17日、TKC教育支援システム上に、「地震発生に伴う各種の取り扱いについて」という題目で掲示し、また、皆さんのメールアドレスに送信いたしましたので、ご確認下さい。

 また、各地の法科大学院から、自習室等の使用に関する具体的な支援のお申出をいただいており、個別の法科大学院からのお申出の内容については、昨17日、TKC教育支援システム上に掲示をし、また、皆さんのメールアドレスに送信いたしました。

 さらに、国立大学図書館協会(東北地方太平洋沖地震対応)ウェブサイト(http://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/janul/index.html)では、「被災した大学に所属する教職員、学生向けの図書館サービスのご案内」として、図書館利用に関連する情報が提供されています。詳しい利用条件につきましては、上記アドレスをご確認下さい。また、更新された情報については、法科大学院からも皆さんに連絡をいたします。

 なお、法政実務図書室からも、利用可能な大学図書館に関する情報が、TKC教育支援システムの「お知らせ」欄に掲示されていますので、ご確認下さい。

 皆さんにおかれては、日々の生活の再建自体もまだ不十分だとは思いますが、ずっと一人で自宅にこもっている人はいないでしょうか。とにかく誰かと話すように心がけましょう。気持ちが落ち着きます。

 皆さんの安全と健康を祈っています。

平成23年3月18日
東北大学法科大学院長
佐藤隆之

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