東北大学法科大学院メールマガジン

第10号 06/25/2006

◇ミニ・オープンキャンパス(東京入試説明会)のご案内

東北大学法科大学院では下記により「ミニ・オープンキャンパス(東京入試説明会)」を実施いたします。

開催日時:
2006年8月5日(土)14:00-16:00(13:30受付)
会場:
東京八重洲ホール,701会議室
東京都中央区日本橋3丁目4番13号新第一ビル
http://www.yaesuhall.co.jp/
プログラム
・法科大学院副院長挨拶
・実務家教員(弁護士)による講演
・DVD上映「東北大学法科大学院の授業風景」
・Power Point Presentation「東北大学法科大学院ヴァーチャル・ツアー」
・法科大学院入試・カリキュラム・新司法試験の説明
・個別相談

参加を希望される方は, opencampus@law.tohoku.ac.jp 宛てに氏名・連絡先・所属を明記の上,事前にご連絡いただけると幸いです。
ご連絡の際に,質問等あらかじめございましたら,お書き添えください。質問を提出していただいた場合には,できる限り資料等を用意したうえで,プログラム「個別相談」でお答えすることができます。
事前の申込をなされていない方も,当日のご参加を心から歓迎いたします。

※ミニ・オープンキャンパスに関しては,下記サイトもご覧下さい。
http://www.law.tohoku.ac.jp/lawschool/opencampus/#tokyo

◇オープンキャンパスのご案内(既報)

 東北大学法科大学院では下記によりオープンキャンパスを実施いたします。

開催日時:
2006年7月2日(日)13:00-17:00(受付12:30)
会場:
東北大学片平キャンパス,法学研究科第1号棟(法科大学院棟)

プログラムは下記サイトをご覧下さい。
http://www.law.tohoku.ac.jp/lawschool/opencampus/index.html#sendai

参加を希望される方は, opencampus@law.tohoku.ac.jp 宛てに氏名・連絡先・所属・模擬講義のクラス希望(既修者クラス/未修者クラス)を明記の上,事前にご連絡いただけると幸いです。
ご連絡の際に,質問等あらかじめございましたら,お書き添えください。質問を提出していただいた場合には,できる限り資料等を用意したうえで,プログラム「個別相談・懇談会」でお答えすることができます。

※事前の申込をなされていない方も,当日のご参加を心から歓迎いたします。

◇トピックス—藤田最高裁判事の来訪

 去る5月17日,憲法週間にちなんで,本学名誉教授で現在最高裁判事を勤めておられる藤田宙靖先生にご来学いただきました。そのときの模様を,公法(行政法)担当の稲葉馨教授に伝えてもらいます。

 藤田最高裁判事の来訪

写真

 2006年5月17日、藤田宙靖最高裁判事が本学本部事務局および法科大学院を訪問されました。同判事は、1966年10月に法学部助教授として赴任以来、36年間にわたって本学で研究教育に従事した後、2002年9月、最高裁判事に転じられました。名誉教授としてなお本学とのつながりをお持ちですが、わが法科大学院を訪れたのは初めてのことです。判事あるいは法学者(研究者・教育者)としてだけでなく、中央教育審議会(大学分科会)専門委員として法科大学院設置基準についての審議に加わられた経験からも、法科大学院の現状、とくに、授業の様子を直にご覧になりたいとのご希望をかねてから持っておられ、それがこの程実現したものです。

 判事は、吉本総長表敬訪問の後、午前中(2時限目)に、坂田教授(副院長)の「実務民事法」、山元教授(副院長)の「実務公法」の授業を参観、午後(4時限目)には、藤宗教授(派遣検察官)・菊池講師(派遣検察官)・斎藤講師(派遣裁判官)・翠川講師(弁護士)が共同で担当する「刑事裁判演習」をご覧になった後、引き続いて1時間以上にわたり「院生との懇談」にのぞまれ、さらには約30分間に及ぶ施設見学と、大変エネルギッシュに日程をこなされました。午前中の研究者教員による授業については、その熱心さと懇切ぶりに感心され、午後の実務家教員による演習形式の授業には、周到な準備とレベルの高さ(前期司法修習に類似)に感銘を受けたとのことでした。

 院生との懇談では、「授業についてどう思いますか。とくに、未修者コース1年目は授業についていけますか」、「勉強は大変ですか、毎日どのくらいやっていますか」など、院生の勉学ぶりに興味を示されていましたが、「任官希望者はどれくらいいますか」という判事の問いかけに出席院生約30名のうち誰も手を挙げなかったのには、少々がっかりされたご様子でした。院生からは、最高裁調査官の役割・裁判員制度の評価・今後の法科大学院のあり方・法科大学院の設置が研究者養成に及ぼす影響などについて質問が出されましたが、最高裁判事としての生活ぶりに話しが及び、「修道僧のようなもの」と答えられていたのが印象に残りました。

       (稲葉記)

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発行:東北大学法科大学院広報委員会

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